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よみがえったアファンの森

「幽霊森」に手を入れる

アファンの森に手を入れ始める時、広がっていたのは荒れ果てた放置林でした。つるやヤブ木が繁茂し風が通らず、地面には光が届かない病んだ森でした。人はもちろん、生き物もあまり寄り付かない場所で地元の方々からは「幽霊森」と呼ばれていました。

ササ、ヤブの類が生い茂り、地面まで光が届かない

幽霊森
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ゴミがゴミを呼ぶ

ゴミがゴミを呼ぶ
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そんな幽霊森に手を入れ始めたのは1986年。再び様々な生き物が暮らせるような森に戻そうと、活動は始まりました。
①ヤブを刈り払い、木に巻きついたツルを落とします。そうして見通しを良くすると木々の育ち具合が分かります。
②元気のよい木の生長を促すように、枯れた木や元気のない木を見極めて除伐します。
③開けた場所には、もともとその場所でそだっていた木を植え、
④その苗木や地面の状況を見ながら下草刈りを続けます。

ヤブ、ササ、ツルを刈り払い、片づけて見通しを良くします

①ヤブの刈り払いと片づけ
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枯れ木、不良木を伐採して除去し、有用木の生長をそくしんさせます

②除伐
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樹間の大きくあいた場所へは必要に応じて植樹を行います

③植樹
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苗木、林床などの状況を見ながら下草刈りを続けます

④下草刈り
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たくさんの思いと、たくさんの議論を重ねながら手入れをすることで、アファンの森は少しづつ息を吹き返し、手をれ始めてから17年後の財団法人設立当初には、春には色とりどりの花が咲き、夏にはさまざまな種類の緑の木々が風に揺れる美しい森に戻ってきていました。

整備前1

整備前1  手を入れると…     
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整備後1

整備後1  左の写真と同じ場所です
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整備前2

整備前2  手を入れると…     
(画像をクリックすると拡大します)(協力:AMAZON)

整備後2

整備後2  左の写真と同じ場所です
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かえってきた森の住人

森には、多くの生き物達がかえってきました。賑やかなさえずりを聴かせてくれる鳥たちは93種類以上、昆虫は1000種類以上。そしてツキノワグマの親子が木登りの練習にきたり、大好物のハチミツを食べにきています。
さまざまな植物、菌類、そして昆虫や両生類たち、全ての生き物がバランスを保ちつつ「生命の環」で結ばれている、森のもつ本来の力をアファンの森が語ってくれています。



森づくりの3つの方針「生物の多様性」「森の生産性」「生き物たちの共生」

森づくりの3つの方針
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生命(いのち)の環(わ)

生命の環
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アファンの森では、いままで放置された里山の再生活動を基本に、保全・管理することで、その地域で生息していた様々な野生生物が生息できる森に再生することを目指すと同時に、その多様性あふれる森で、子ども達の未来の心、人の心も育んでいきたいと考えています。

よみがえったこの豊かな森が、少しずつでも広がっていきながらずっと維持されていくこと、「森はよみがえる!」というアファンの森からのメッセージが日本中に広く伝わり、たくさんある荒れ果てた森を生き返らせ、森と人とが共生できる世の中にしていきたいと考えています。