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世界全体で見ると「森がどんどん消えてなくなっている」と言うのが大きな問題になっているよね。地球の人口が増えたから木材の使用量も増えて、森の木の成長がそれに追いついていかないと言う事が一番の原因なんだ。木が一人前になるには何十年もかかるからね。それ以外にも工場を建てたり畑を広げるために森がきられて減っていくことも大きな問題になってる。
ところが日本の場合は、森が減っているのではなくて、「森が荒れている」と言うのが大きな問題。
外国から安い木材が輸入されるようになると日本の森で働く人達の仕事が減ってしまった。だから森で働く人が少なくなって多くの人工林がそのままほったらかしにされているんだ。もう一つ、燃料として使う薪にする木を伐ったり、炭を焼いたりするのに大切な森だった里山も、石油やガス、電気を使うようになってから必要がなくなって、曲がった木や日陰になって大きくなれない木をきらなくなったんだ。森に仕事が無くなると二次林だって手入れが出来ないよね。ひょろひょろの細い木ばっかりで暗くなった森からはいろいろな種類の植物が消えて、生き物も棲めない病気のような森が増えているんだ。
建物や家具をつくるために役に立ってきた森。人間が生活していくのに必要なものをいろいろもらった森が、人間にそっぽを向かれて荒れている。森が人間に役立ってきたのがこの二つのことだけだったら別に問題ないんだけど、森はもっといろいろな事で人間の役に立っているわけだから、森が荒れると結局人間が不幸になるんだよ。その理由は、「森の役割」を見ればわかるよ。
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 荒れてしまった里山は…
 荒れた森に手を入れる
(手を入れ始めた当初のアファンの森) |