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アファンの森は今


2.財団の活動

クリスマスの3連休、

皆様どのようにお過ごしになりましたでしょうか。

 

~サンタが 馬車に乗って 街にやってくる~ C.Wニコル サンタパレード私達は、8月と9月にアファン“心の森”プロジェクトに参加いただいた方々の暮らす、東松島市へ出かけてきました。

 

今回はCWニコルではなく、

St.ニコラス(つまり、サンタクロースです)

と一緒に出かけてきました。

 

 

 

 

12月23日(金)は上のチラシにあるように、

馬車に乗ったサンタが東松島市をパレードをしながら、子ども達へプレゼントを直接手渡しました。

 

心の森プロジェクトをきっかけに、東松島市の方々とつながりができました。

今後は、震災復興プロジェクトとして東松島市での取組みにも協力してまいりますが、

その前段として今回のイベントが実施されました。

 

 

12/23 東松島市サンタパレード_1 撮影:山本彩乃晴れましたが、冷たい風がふく寒い日でした。

それでもたくさんの人が集まっていただき、馬車に揺られてゆっくり進むサンタを迎えていただきました。

 

復興ボランティア団体の方々にも交通整理いただいたので、混乱なく進みました。

12月15日~17日、東京ビックサイトで行われた「エコプロダクツ2011」に、ブース出展してきました。

2006年から出展をはじめ、今年で6年目になります。

エコプロダクツとは、環境配慮型製品やサービスなどに関する一般の方も見に行ける展示会です。

多くの企業やNGOにNPO、学校などが参加して、あれやこれやとエコな製品や活動をPRします。

今年は開催期間の3日間で、181,487人の方が訪れたそうです。

 

111221ekopuro_1.JPGアファンブースは「NPO・NGOコーナー」の一角に

設置をしたわけですが、展示スペースは約一坪。

その中にパネルやらグッズを並べ、

来ていただいた方々に活動の紹介を行うわけです。


 


小さいブースとはいっても、なにせ18万人ですから、たくさんの方が来てくれました。

会員さんをはじめ、お付き合いのある企業さん。ちょっと興味のある方から

アファンの森やニコルさんを知らない方など様々です。

 

111221ekopuro_2.JPGそんな中、今年は若い人が熱心に話を聞いてくれた印象をうけました。 
                                         
特に2日目に話を聞きに来てくれた高校生は、一通り話を聞いたあとに仲間たちを連れて来てくれ、

また、終了間際にも話をしに来てくれました。

アファンの取り組みを高校生にも興味を持ってもらうことができ、とても嬉しい出来事でした。
      


たくさんの方と話をするのはとても勉強になり楽しかったのですが、

森のことを森の以外の場所で話をするのは難しく感じた3日間でした。

 

(黒姫事務局 石井)

 

 

 今朝のアファンの森は氷点下。

 あたり一面うっすらと雪化粧していました。

 

 朝からフクロウの巣箱をスギの木にかけました。

昨年の3月に一度かけなおした のですが、それからはまだ営巣していませんでした。

今年もそろそろ営巣場所を使いはじめる時期が来たという事で、先週の土曜日に巣箱を点検し

ました。中を見るとなにか動物が入ったような形跡はあったのですが、抜け落ちた羽毛がなかっ

たのでどうも鳥ではなさそうです。

 

 巣箱をスギの木から降ろして小屋に持ち帰り、中に敷いていた木くずや枯葉のようなものを全部

出して新しいものと入れ替えました。今回巣箱の中に入れたモノは・・・これまでフクロウが営巣して

いた時に中に入っていたものと同じ素材です。

(木の葉や樹皮などをある昆虫が唾液で固めて住居として使っていたモノ)

さらに巣箱の外周にスギの皮を張り、外観も周囲の環境に合わせました。

フクロウが気にしているかは分かりませんが・・・。

 

 

                      【かけなおした巣箱】

                    111209_subako.JPG 

 

 

                   【巣箱の入口から見た風景】

111209_subakokara1.JPG 111209_subakokara2.JPG 111209_subakokara3.JPG

 

 

 

 

 

 

 

   【巣箱の入り口】

111209_irugchi.JPG

 

 この巣箱、フクロウさんが気に入ってくれるといいのですが・・・。

(森番の松木さんの予想では入るなら来年以降とのことでした)

 

 

 

 

 

(黒姫事務局 堤)

 

昨日からクモ調査に来ている新井さんと二人で南エリアに行ってみました。

通常は秋に成熟する種類のクモが、今年はどうもその時期が遅れているようなので、わざわざ

スケジュールをずらしてきたのですがこんな雪模様になってしまいました。

 

 

    【雪景色の南エリア】

111208_minamieria.JPGここは50年以上放置された森で、昨年まで動植物の

調査を行い、今年から整備を始めたところです。

ヤブを刈り払い来年植樹するところには目印の棒を立

てています。

 

 

 

 

 

 

       【クモさがし】

111208_kumochousa.JPG

クモの調査は、落ち葉の下や枯れ木の樹皮の裏側、

小川の流れにある石を裏がえしてみたりと、植物や

鳥の調査とはあきらかに手法が違います。

宝さがしのようでもあり、なかなか楽しいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

枯れ木の裏側に白い繭のようなクモの住居がありました。

新井さんがその白い住居を手でそっと破ると、すばしっこい小さなクモが出てきました。

 

    【ネコハエトリ】

111208_nekohaetori.JPGジャンプ力があり、1とびで体長の数十倍も移動します。

「ネコハエトリ」というハエトリグモの一種だそうです。

ハエトリグモは大好きなクモの一つで、こどもの頃にハエを捕まえ

る瞬間が見たくて畳の上に這いつくばってじっとその時を待って

いた事を思い出しました。

ロボットのような機械的な動きと、ジャンプ力、そしてつぶらな瞳が

とてもカワイラシイのです。

冬籠りしていたところを起こしてしまってごめんなさい。

 

 

 

 雪の中のクモさがしもなかなか楽しいものでした。

 

 

(黒姫事務局 堤)

 

 アファンの森には学生といっしょに春から毎月調査に来ていますが、12月は2-4日おじゃましまし

た。もうすっかり冬のようすで、4日の朝は高い山は白くなっていました。

 

 秋からオニグルミについて次のようなことを調べています。

アファンの森にはクルミが多いですが、これはネズミとリスが利用します。

食べられるのですが、土に埋めたものを一部忘れるらしく、それが母樹から離れて芽生えるのに

役立っています。そうのはずなのですが、ではいったいどれだけのクルミができて、どう運ばれるの

か。ちゃんと調べてみたいと思いました。

それで東京環境工科専門学校 の学生さんの協力を得て、1本のクルミの下に落ちているクルミを

全部数えました。数えるだけでなく、位置も調べました。また今年落ちた実には針金でマーキング

しました。

 

その後、訪問するたびにその点検をすると、確かに動かされたり、消失したりするものがあり、リス

やネズミが動かしていることがわかります。

誰がくるかを調べるためにクルミを置いて、その前に自動撮影カメラをおくことにしました。

そのためにスギの根もとにあるスギの枝葉を除こうとしたら、そこにたくさんのネズミの食べあとの

あるクルミがありました。たった1本の木の下にたぶん百をゆうに越える数のクルミがありました。

長年の「貯蓄」だなあと思いました。

 

 

111207_afannokurumi.jpg

写真1:アファンの森のスギの根もとに貯められていたクルミ

 (東京に持ち帰って撮影)

 

 

        111213_kurumi_nezumi.jpg              111213_kurumi_risu.jpg


        写真2:ネズミの食べあとのあるクルミ                    写真3:リスに割られたクルミ

 

 

 

自動撮影カメラといえば、11月にケンポナシを置いたところ、キツネとテンが訪問しました。

 

111207_kitsune.jpg          111207_ten.jpg

          写真4:キツネ                     写真5:テン

 

 

ケンポナシはたいへん変わった「実」を着けます。

「ナシ」というくらいで、甘くよい香りのする実です。ふつうの多肉果実は子房の発達したものが多

いのですが、ケンポナシはなんと果実を支える柄の部分が肥厚して、カリントウのようになって

「果実」と同じような働きをします。その先端にある丸いのが種子が3個入っている本当の果実です

が、ケンポナシの場合、果柄を果肉がわりにして動物に種子を食べさせます。

 

111207_kenponashi.jpg

写真6:ケンポナシの「果実」

カリントウのような部分が果柄で先端の球状のものが種子(3個入っている)

 

ガマズミやカンボクなど赤くて目立つ果実は鳥の目にとまるように派手で、枝に長いことついていま

すが、ケンポナシやサルナシは色が地味で早めに地面におちて、よい匂いを出します。これは哺乳

類に種子を運ばせる作戦に違いありません。

でもケンポナシは東アジアの一部にしかないため、調べられたことがないのです。

今回初めて哺乳類が食べにくる写真が撮れました。ささやかな「世界初」で、私はその夜、ワインを

おいしくいただきました。

 

 これとは別の自動撮影は夏から継続していますが、今回、若いオスジカとイノシシ、それにまるま

るとふとったタヌキが2匹写っていました。オスジカは枝角が3本で、これから4本になります。

 

111207_osujika.jpg  111207_inoshishi.jpg  111207_Tanuki2hiki.jpg

     写真7:オスジカ          写真8:イノシシ          写真9:タヌキ

 

人間でいえば成人したばかりというところです。シカはこれまでも写真に撮っていましたが、今回初

めて糞を確認しました。いくつかの植物に食べ痕を見ていますが、堤さんによるとツリバナに食害が

出ているそうです。私はアオキを心配しています。房総ではほとんどなくなってしまいました。

 

 森は着実に季節のねじを巻きながら、季節おりおりのドラマを見せてくれます。 

 

(高槻記)

 

..............

麻布大学 野生動物学研究室の皆さん

高槻成紀先生が担当されている研究室で、いくつかのご縁が重なり2009年の6月からアファンの森での生き物の調査にご協力いただいています。

2010年3月には麻布大学とアファンの森財団が「学術交流協定」を締結し、一層の協力を進めることになりました。「森林管理が生き物のつながり(リンク)に与える影響を科学的に実証する」を全体のテーマとして、毎年学生が調査研究フィールドとして活動しています。

 

長野県森林大使 委任状ニコルが、長野県より「長野県森林大使」に任命されました。

 

間伐をはじめとする森林づくりや、

木質バイオマス利用、

県産材の利用等の関心を高め、

保険の休養の場・観光の場として、

 

長野県の森林の魅力を広く発信していく為の「森林大使」です。

 

 

長野県森林大使 任命式

任命式は、11月23日にイオン上田店で行なわれた県主催のイベント

「みんなで支える森林感謝デー2011」

の中で行なわれました。 

 

休日の賑わう店内に特設会場が設けられ、たくさんの方が足を止めイベントをご覧になっていました。

 

観光大使なるものはたくさんいるようですが、森林大使はひょっとしたら日本発かも知れません。


先週の土曜日(11月19日)、リコージャパン株式会社の長野支社、新潟支社、OBの方など

9名の皆さまがアファンの森へボランティア作業にいらっしゃいました。

 

この日は、来年おこなう植樹のための地拵え(じごしらえ)をする予定だったのですが・・・

天候は朝からあいにくの雨。

せっかく来ていただいたですが、予定していた作業は中止にして森を見て歩く事に。

 

場所は南エリア。

長年放置されて陽の光が入らず鬱蒼としていた森を3年前に取得することができました。

1年間の動植物調査を終え、この春からアブラチャンなどの低灌木やササを刈り払い、

不健康な木を伐採して数か月経過しました。

来年の春、あたり一面が植物で覆われる前に苗木の植樹をおこう予定です。 

 

 

        【南エリア】

111121_minamieriasansaku.JPG

なんとこの日の気温は14℃。

ときおり生暖かい風が吹き、とても11月とは思えません。

みなさん防寒対策をきっちりして来られましたが、

雨合羽を着ていると少し汗ばむほどでした。

 

 

 

 

  

   【スミレ科の一種】

111121_sumire.JPG

ふと足元を見てびっくり。

スミレ科の花が咲いていました。

このところの陽気で花を咲かせる季節を間違えてしまった様子。

スミレも妙に暖かかったり、急に寒くなったり、何だか気の毒です。

 

 

 

 

 

 

 

 

お越しくださった皆さま、ありがとうございました。

来シーズンは一緒にいい汗をかきたいですね。

 

 リコージャパン株式会社ホームページ

 

 

 

(黒姫事務局 堤)

  

復興心の森8月 森の集合場所

初のアファン震災復興支援プロジェクトの心の森として、

8月10日~12日に宮城県東松島市のご家族をアファンの森にご招待しました。

 

はるばるいらして下さったご家族は大人と子供を合わせて27名。

森の入口でニコルと松木が出迎え、早速森の中へ入って頂きました。

 

「お疲れ様です。少しでもゆっくり森での時間を楽しんでください。」

 

そんな思いで、皆さんの中に入っていきました。

 

 

復興心の森8月 なわ遊び

はじめのごあいさつでは、皆さんの表情はまだかたく、想いや感じ方もそれぞれだったのだと思います。

期待か、緊張か、おぼつかない皆さんとスタッフを、森が繋いでくれているようでした。

 

森での時間を過ごすうちに表情は変わり、いつのまにか笑い声やはしゃぎ声であふれていました。

 

 

_MG_0769.jpg

最初はおとなしかった子供たちも、川遊びや森のブランコに、

「もっと向こうまでいきたい」「もっと高く」

と、目をきらきらさせて挑戦していました。

 

スタッフがヘトヘトになってしまうほど、朝から晩まで休むことなく森遊びです。

 

 

 

 

 

 

10月10日~12日に実施した「復興のための森の再生プロジェクト」。

その3日間の様子について、スタッフとして関わってくれた須藤史さん(フォレストネーム:クロ)が書いてくれた記事がありますのでご紹介します。 

 

* まだ、写真が上がってきておりませんのでテキストだけですが、アファンの森をご存知の方は森の様子を思い浮かべながらお読みください。

 

(黒姫事務局 河西)

 

~~~~~~~~~~

 

体育祭日和ならぬ、森で遊ぶ日和の最高の秋晴れだった10月10日~12日の三日間、

被災地の一つである宮城県仙台市から親子7組17人と子供12人が招待され、「復興の為の森の再生プロジェクト」がアファンの森で行われました。

 

 

初日、仙台市から長時間のバス移動で到着したアファンの森。

秋の香りを纏った風とあたたかい木漏れ日の中で、ニコルさん松木さんに迎えられ、森に入りました。

もしかしたら森で遊ぶ事を子ども達以上に楽しみにしているスタッフとともに、アファンの森の中で絵を描いて、その絵を利用してグループ分けをして、大人と子供別々に森の遊び第一弾開始!

まずは森のガキ大将たちについていきながら、それぞれのグループでアファンの森を味わいました。

 

すでに友達同士の子もいたけど、まだまだ子供も大人もぎこちない感じ。

でもこの短い時間で皆が共通に思った事は「明日が楽しみ!」でした。

 

「アファンの森 震災復興プロジェクト」として、被災地の子どもたちとご家族をアファンの森にお招きして心を癒していただこうと、この8月、9月と活動してきました。

 

今回の10月は、仙台市の小学生とご家族をお招きして、心を癒していただくのと同時に、

再生された豊かな森の可能性を感じてもらい、地元の森の将来像を描くきっかけにしてほしい、

という思いを込めて「復興のための森の再生プロジェクト」と名付け、実施しました。

 

参加者募集案内のチラシはこちら →  111010-12.pdf

今回も調整、準備の段階から多くの方々に大変お世話になり、チラシにもある通りさまざまな団体と連携して実施することができました。

 

ニコル、松木で参加者を出迎え、

森の中で絵を描き、その絵を利用してグループ分け。

親子は離れて別々に森を感じ楽しみ、

アファンの森で出会った人たちと心を通わせた3日間でした。

「震災復興プロジェクト」として、これまで行ってきた「アファン“心の森”プロジェクト」を応用し、被災地の親子を招いて、アファンの森の中で癒していただく活動を行いました。

8月、9月は宮城県東松島市の親子を、10月は宮城県仙台市の親子を招いて、2泊3日をスタッフと共に楽しんでいただきました。

 

体全部で森遊びをしたり、アートセラピーやみんなでの夕食作り、ツリークライミングを通して、

・発散してスッキリする

・今の状況を冷静にみる

・自分の思いに気づく

など、参加いただいた皆様が前進するためのサポートをアファンの森の力を借りてさせていただきました。

 

改めて活動の様子はお知らせいたします。

(報告が遅くなっており、申し訳ありません)

 

ここでは先に、9月の活動の様子を取材いただきましたのでご紹介いたします。

9月の活動の際、NHK首都圏ネットワークの方々が取材しニュースで取り上げていただきました。

こちらをご覧ください。 ⇒ NHKエコチャンネル「森で癒す 被災地の子どもたち」

 

(黒姫事務局 河西)

 

 

10月20日


アファンの森財団のオフィシャルスポンサーとしてご支援をいただいている

株式会社岡村製作所様から15名の方がアファンの森に来られました。

アファンの森で生物多様性について学び、これを業務に生かそうというものです。

この日が来るまで台風などの悪天候により2回延期になっていました。

″3度目の正直 ″ この日は快晴!

気持ちのよい秋晴れの空の下でスタートしました。

 

はじめに木立の中のベンチに腰掛けてアファンの森の紙芝居。

 そしていよいよ森の散策へ。

 

 

      【散策の様子】

111020_1sansaku.JPG

みなさん「良い意味で」個性的な方が多く、ガイド中でも

ほかに面白そうなものを発見すると、手あたり次第に?

飛びつきます。

 

 

 

 

 

9月25日は東京環境工科専門学校の学生さんにも手伝ってもらってオニグルミの調査をしました。

1本のクルミの木の下に落ちているクルミの位置を全部調べました。

 

                  【クルミの位置を調べる学生の皆さん】

110925_kurumicyousa14_10.jpg

 

 

ぼたぼたと落ちている今年のクルミのほかに去年までのものでリスに食べられたもの、ネズミに

食べられたものもあります。

 

   【リスに食べられたクルミ】                     【ネズミにかじられたクルミ】

110925_kurumirisu_15.jpg 110925_kuruminezumi_15.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「人海戦術」はすごいもので、わりあい短い時間でできました。

学生の皆さんありがとうございました。

  


8月に自動撮影カメラの前にクルミとヤマボウシの実をおいて、リスかネズミかが食べにくるのを

撮影することにしました。今回いったらクルミが動いていて、ヤマボウシの実はなくなっていました。

「リスが来たんだ!」と楽しみにカメラのデータをみたら、なんとタヌキ君が来ていました。

 

 

                       【カメラに写ったタヌキ】  

110918_tanuki.jpg 

 

 もう少し継続して調べる予定です。

 

 (麻布大学野生動物学研究室)

 

 ..............

麻布大学 野生動物学研究室の皆さん

高槻成紀先生が担当されている研究室で、いくつかのご縁が重なり2009年の6月からアファンの森

での生き物の調査にご協力いただいています。

2010年3月には麻布大学とアファンの森財団が「学術交流協定」を締結し、一層の協力を進めること

になりました。「森林管理が生き物のつながり(リンク)に与える影響を科学的に実証する」を全体

のテーマとして、毎年学生が調査研究フィールドとして活動しています。

 

8月と9月にアファンの森へ被災された方々をご招待することがご縁で、宮城県東松島市との交流が始まりました。

9月15・16日、 理事長のニコルと財団職員が東松島市を訪問し、被害の情況などを大沼副市長よりご説明いただきました。

【大沼副市長から被害や復興計画について説明】

110924houmon2.jpg
東松島市では、市街地の約65%が浸水。
1044名がお亡くなりになり、94名の方が行方不明となっています。
ピーク時で約15000名の方が、避難所で生活をされていましたが、8月末で、すべての方が仮設住宅へ移られたそうです。




学校は14校の小中学校のうち6校が水没。特に浜市小学校、野蒜小学校、鳴瀬第二中学校が壊滅的な被害に遭い現在も校舎が使えず、他の学校や市役所の施設を一部借りて授業を行っています。

東松島市役所の方々は被害が大きかった学校の子ども達を、アファンの森で思いっきり遊ばせてほしいと、市民に参加を呼びかけて下さいました。

【 津波の被害の後、ご遺体安置場となっていた
体育館でボランティアの方が作業(鳴瀬二中)】

110924houmon3.jpg











8月に参加者して下さった東松島市の復興政策部の方がアファンの森で3日間過ごされ、
「25年前に幽霊森と呼ばれていたアファンの森が、現在の東松島市です。現在の美しいアファンの森を観て、希望が持てました。そして私たちが何をすべきかも僕にははっきり見えました。
『松木さんがアファンの森は楽しいよ』といっているように『おらほの町も楽しいよ』と言える街にきっとしてみます!」と嬉しいお言葉をいただきました。


国や政府の方針が一向に定まらない中、従来の学校を再建するのではなく、新しい発想の”森の学校”にしようと計画を練っていらっしゃるご様子。


 【 阿部市長、宮城大学風見先生、復興対策部、教育委員会のみなさまと】

110924houmon4.jpg











山あり田んぼがあり海がある、美しい東松島市の自然を再生し新しい日本の森林文化の発祥地にしたいとおっしゃていました。
ニコルほかアファンスタッフ一同も、今後とも出来うる限りのお手伝いをさせていただくことを誓いました。

(事務局 野口)

9月20日、アファンセンター横に、「ウリハダカエデ」と「ヤマモミジ」を植樹しました。

 

110924 syokujyu.jpg今回の植樹は、アファンの森財団のオフィシャルスポンサーとしてご支援いただいている、日本ハム株式会社様にご紹介いただいた日本メープルリーフフーズ株式会社様が、アファンの森へご支援を始めるのを記念した植樹です。

 

あいにくの雨ではありましたが、両社の方々にアファンの森をゆっくりとご散策いただき、その後植樹式を行いました。

 

 

 

メープルリーフとはカエデ(メープル)の葉(リーフ)のことを言います。

この2本の木が生長していくようにより良い関係を築いていければと思っています。

 

ご参加 : 日本ハム株式会社

       日本メープルリーフフーズ株式会社

 

(事務局 石井)

 

このところ夏がぶり返したような暑さが続いていますが、季節は確実に秋に近づいているようです。

アファンの森の一角にあるカヤバ(萱場)にはたくさんのススキが穂を広げていました。

 

 

110915_Susuki.JPG

 

 

この日(9月15日)、麻布大学の高槻研究室のメンバーがカヤバで調査を行っていました。

高槻研がアファンの森で行う調査にも様々な目的があり、それぞれに内容も異なります。 

 

110915_Chousa1.JPG

 

 

ここでは1m四方の広さのススキを刈り取り、そこに生えているススキ以外の背の低い植物の

種を特定し、それらのバイオマス量を計量するために採取したり・・・。

細かな作業を4人の学生(全員女子)と高槻先生とがテキパキと進めていきます。

 

 

110915_Chousa2.JPG 110915_Chousa3.JPG

 

カタバミ、メドハギ、ヨモギ、アオイスミレ、ゲンノショウコ、ナワシロイチゴ、ホソバヒカゲスゲ・・・

たった1m四方の場所から、あっという間に10種以上の植物が数えられました。

 

          知らない人には一見地味で大変そうな作業に見えますが、

             実はとても楽しく、発見に満ち溢れいるのデス。

      ただし、興味とモノの見方一つでツマラナイものになってしまうのですが・・・。

 

 

110915_Yabukiri.JPG

 

  

  カヤバの外に出ると、枯れたタラノキの幹にとまったヤブキリがじろりとこちらを見ていました。

 

         「そんなところで油売ってないで事務所に帰って仕事しろっ!」

 

            たぶん、そんなことは言ってなかったと思いますが・・・。

 

               「スミマセン タノシカッタモノデ ツイ ・・」 

 

 

 

(黒姫事務局 堤)

先週末の9月10~11日、オフィシャルスポンサーの株式会社インテージの社員の皆様が、アファンの森を体験にいらっしゃいました。

南エリアの作業や、松木との散策、ナイトハイク、ニコルとの懇談を通して、ご支援いただいている現場を肌で味わっていただく機会でした。

 

若手やご家族と共になどさまざまな部署から20人の方が、遠路をバスに揺られていらしていただきました。

2人以外はアファンの森が初めてという方々にもかかわらず、

アファンの森に到着するなり南エリアにおつれして「地ごしらえ」の作業をお手伝いいただきました。

 

地ごしらえの作業説明も早々に作業していただきましたが、あたりは霧がかっていました。

やがて、ポツポツと降ってきたかと思ったら、

どしゃ降りになってしまいました。

 

慌ててバスへ引き上げました。

実際に作業できたのは30分。

しかし、「人数がいるって事は大したもんだな」と松木が言うように、想定していた場所はほぼ片づけていただきました。

ありがたいことです。

 

バスは北エリアへ戻り、整備し続けてきた北エリアの様子を松木と一緒に散策いただきました。

松木のキャラクターを含めたアファンの森の様子をご案内し、

夕食をはさんでナイトハイクも実施しました。

 

曇り空でしたが満月に近かったので、ずいぶん明るい中でのナイトハイク。

飛んでいる光はないものの、地面で光っているものはたくさん見ました。

 

それを「捕まえた!」と、手の中で光る様子をまわりの大人たちに見せてくれていた子ども。

「姿を見てみましょう」と私。

 

懐中電灯を照らして姿を見たら、、、

「え~、こんな恰好しているの!?」という声と同時に、

捕まえていた子どもは、無言で地面へ払い落していました。

 

「ゲジゲジホタル」と命名されたそれは、マドボタルの仲間だったんです。

暗い中で光る虫は、夢と現実を見せてくれたようでした。

 

翌日、とても良い天気で気持ち良いアファンの森を通り抜けてアファンセンターへ。

ニコルとも出会い、懇談して、都心へ戻って行かれました。

 

 

初日は特に天候が良くなく、初参加の方が多かったにもかかわらず、

こちらのつたない案内にお付き合いいただき、それぞれの内容を、皆さんが楽しんでいただけたように感じた2日間でした。

雨、霧、木漏れ日など2日間で様々な姿のアファンの森を見ていただいたようにも感じます。

日ごろのご支援が注ぎ込まれている現場へおもむくことで、参加者みなさんのリフレッシュなど、日々の暮らしがよりよくなるためのお返しの機会になれば良いと感じております。

改めまして、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

ご参加 : 株式会社インテージ

 

(事務局 河西)

 

晴天が続きます。

今日もクモ調査に来ているアライさんと森で昼食。

先日おこなった下草刈りが、クモの生活環境に与える影響について聞いてみました。

結果は「悪い影響はない」とのこと。

 

 

理由はいろいろありますが、大人数で広い面積の草を一気刈り取るのではなく、

少人数でそんなに広くない面積の草を刈り、隣接して草を刈り取らない環境が

残っているからだそうです。

草ムラと草を刈った環境が隣接して存在することになり、一時的にしろ

環境が多様になった分だけクモにとってはプラスの面もあるとのこと。

 

 

110907_InazumaHaetori.jpgそんな話をしていると、足元に1匹のハエトリグモが

やってきました。あまり見かけないクモです。

名前を尋ねると「イナズマハエトリです・・・」と

教えてくれました。

ずいぶん威勢のいい派手な名前です。

胴体の模様が稲妻(イナズマ)に似ているからだそう。

 

 

動きが素早くてやっとうまく写真が撮れませんでした。

何せイナズマですからね。

 

 

 

 

110907_TsuriganeNinjin.JPG草刈りの終わった場所にツリガネニンジンの花が

咲いていました。

すべての草を刈り取るわけではなく、種類によっては

こうして残すものもたくさんあるのです。

 

 

 

 

 


(黒姫事務局 堤)

 

8月24日、25日の2日間、アファンの森財団のオフィシャルスポンサーとしてご支援をいただいて

いるバンタングループのスクールで学ぶ学生が授業の一環でアファンの森を訪れました。

 

朝早く東京を出て、お昼前にアファンの森へ到着。

まずは今年から整備を始めた南エリアへ行き、森の作業を体験してもらいました。

長いあいだ放置され、鬱蒼と茂った低灌木や蔓を刈り払った後の地ごしらえです。

刈り払われ、あたり一面に散乱した幹や枝を運び、4m間隔の列状にまとめて植樹する

スペースをつくります。

久々にお陽さまが顔を出し蒸し暑かったのですが、汗をカキカキ地味な作業をこなしてくれました。

 

 

    【地ごしらえの様子①】                  【地ごしらえの様子①】

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    【刈り払い前の様子】

110826_Seibimae.JPG

汗を流し後は整備された北エリアへ移動してお昼ご飯。

おにぎりと温かいトン汁、そして地野菜の浅漬け。

人3個づつのおにぎりはあ っというまに 胃袋の中へ。  

体を使ったあとのメシは格別です。

 

 

 

 

 

 

 

     【森を散策】

110826_Kinoko.JPG 昼食後は森番の松木さんの案内で森を散策。

木のこと 、昆虫のこと、キノコのこと・・・

普段の生活からは知ることのできない森の話が

次から次へと でてきます。

そんな松木節にみなさん興味津々の様子。  

 この日は夜のアファンの森も歩きました。

暗闇の森にはキツネの鳴き声が響いたり、小さなケモノが足元を

かすめたり。五感を研ぎ澄ます体験ができたようです。

 

 

 

 

  

 

 

2日目は早朝の清々しい空気を胸いっぱい吸い込んでスタートし。

野生動物の体のつくりのお話や自身と向き合うプログラムを実施しました。

 

   

   【鳥の羽を手に取って見る】

110826_DoubutsunoDesign.JPG

はじめて手に取って見るフクロウやタカなど野鳥の羽。

実物を手に取って、その材質や質量を肌で感じ取る

ことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

    【美味しいサプライズ】

110826_Shikaniku.JPGプログラムの最後に粋なはからいが・・・。

バンタンスタッフの方が 参加者全員に

長野県産鹿肉のローストを振舞ってくださいました。  

これはすばらしい味でした。

※材料調達から調理までバンタンスタッフによるものです。

 

 

 

 

 

都会を離れ、日常では得ることのない様々な刺激を受け取っていただいたようです。

その刺激があらたなデザインを生むのでしょう。

スタッフとして参加した私たちにとっても新鮮な発見があった2日間でした。

 どうもありがとうございました。

 

 

 

(黒姫事務局 堤 )

 

先週の土曜日と日曜日は苗木を植えた場所の草刈りをしました。

この作業、財団設立当初から森番の松木さんのところにきて作業に協力してくれている

「のへら隊」のメンバーと一緒に行いました。

鎌で草を刈り取る人と、刈り払い機で草を刈る人にわかれて実施。

久々に夏の日差しが帰ってきて蒸し暑く、大汗をかきながらの作業です。

まとわりつくアブを手で払いつつ、ブナやコナラの苗木の半径1メートル程の範囲に

生えている草を鎌で刈り取ります。草の背丈は苗木とほぼ同じ1mほどまで成長している

ものもあり、苗木がどれだかわからなくなりそうです。

苗木と苗木の間の広い範囲は刈り払い機でブンブン刈り取っていきます。

 

ボタンヅルやサルナシなどのツル植物がとても多く、たくさんの苗木に巻きついていました。

巻きつかれた苗木は生長が止まっているものもあり、とても窮屈そうです。

これを一つ一つすべて取り除くと、見た目もすっきりしてどんどん生長してくれそうです。

 

 

        【草刈り後】
110829_Kusakari.JPG 草を刈りとったあとの様子。

たくさん立っている棒は苗木の目印。

あやまって刈り払わないためのもの。

 

 

 

 

 

 

 

   【ブナの稚樹】                       【ヒヨドリバナ】

110829_BunaChiju.JPG

110829_Hiyodoribana.JPG

 

 

 ヒヨドリバナのつぼみがふくらんできていますした。

花が咲くとたくさんの昆虫が蜜を吸いにやってくるので昆虫のために刈り取らずに残しました。

 

のへら隊のみなさん、ありがとうございました。

(作業前と作業中の写真を1枚も撮っていませんでした・・・)

 

 

 

(黒姫事務局 堤)

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