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アファンの森は今


①森の再生

 

 今朝のアファンの森は氷点下。

 あたり一面うっすらと雪化粧していました。

 

 朝からフクロウの巣箱をスギの木にかけました。

昨年の3月に一度かけなおした のですが、それからはまだ営巣していませんでした。

今年もそろそろ営巣場所を使いはじめる時期が来たという事で、先週の土曜日に巣箱を点検し

ました。中を見るとなにか動物が入ったような形跡はあったのですが、抜け落ちた羽毛がなかっ

たのでどうも鳥ではなさそうです。

 

 巣箱をスギの木から降ろして小屋に持ち帰り、中に敷いていた木くずや枯葉のようなものを全部

出して新しいものと入れ替えました。今回巣箱の中に入れたモノは・・・これまでフクロウが営巣して

いた時に中に入っていたものと同じ素材です。

(木の葉や樹皮などをある昆虫が唾液で固めて住居として使っていたモノ)

さらに巣箱の外周にスギの皮を張り、外観も周囲の環境に合わせました。

フクロウが気にしているかは分かりませんが・・・。

 

 

                      【かけなおした巣箱】

                    111209_subako.JPG 

 

 

                   【巣箱の入口から見た風景】

111209_subakokara1.JPG 111209_subakokara2.JPG 111209_subakokara3.JPG

 

 

 

 

 

 

 

   【巣箱の入り口】

111209_irugchi.JPG

 

 この巣箱、フクロウさんが気に入ってくれるといいのですが・・・。

(森番の松木さんの予想では入るなら来年以降とのことでした)

 

 

 

 

 

(黒姫事務局 堤)

 

先週の土曜日と日曜日は苗木を植えた場所の草刈りをしました。

この作業、財団設立当初から森番の松木さんのところにきて作業に協力してくれている

「のへら隊」のメンバーと一緒に行いました。

鎌で草を刈り取る人と、刈り払い機で草を刈る人にわかれて実施。

久々に夏の日差しが帰ってきて蒸し暑く、大汗をかきながらの作業です。

まとわりつくアブを手で払いつつ、ブナやコナラの苗木の半径1メートル程の範囲に

生えている草を鎌で刈り取ります。草の背丈は苗木とほぼ同じ1mほどまで成長している

ものもあり、苗木がどれだかわからなくなりそうです。

苗木と苗木の間の広い範囲は刈り払い機でブンブン刈り取っていきます。

 

ボタンヅルやサルナシなどのツル植物がとても多く、たくさんの苗木に巻きついていました。

巻きつかれた苗木は生長が止まっているものもあり、とても窮屈そうです。

これを一つ一つすべて取り除くと、見た目もすっきりしてどんどん生長してくれそうです。

 

 

        【草刈り後】
110829_Kusakari.JPG 草を刈りとったあとの様子。

たくさん立っている棒は苗木の目印。

あやまって刈り払わないためのもの。

 

 

 

 

 

 

 

   【ブナの稚樹】                       【ヒヨドリバナ】

110829_BunaChiju.JPG

110829_Hiyodoribana.JPG

 

 

 ヒヨドリバナのつぼみがふくらんできていますした。

花が咲くとたくさんの昆虫が蜜を吸いにやってくるので昆虫のために刈り取らずに残しました。

 

のへら隊のみなさん、ありがとうございました。

(作業前と作業中の写真を1枚も撮っていませんでした・・・)

 

 

 

(黒姫事務局 堤)

 

5月後半から南エリア(未整備のトラスト地)での手入れが始まりました。

昨年一年かけて動植物の基礎調査をおこなっていた場所です。

広さは12ヘクタール。

これまで25年にわたり手を入れてきたエリアがほぼ18ヘクタールですが

森に入った感覚では、なぜかこちらの方が広く感じられます。

 

 

手入れの様子

今日は森番の松木さんが、生い茂った低灌木

(ほとんどアブラチャン)と木に絡みついたフジヅルを

刈り払い機で刈り取る作業をしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

低灌木とツル絡まった木々

写真を撮影した場所はこのエリアのほぼ中央部。

コナラやミズナラにはフジヅルが絡みつき

成長できずに枯れています。

刈ったアブラチャン(樹種名)は時間とともに

分解され土に還ります。

 

 

 

 

これからどんなふうに変わっていくのか。

希望が湧いてくる場所の一つです。

 

 

 

(事務局 堤)

 

みなさま、どのようなGWをお過ごしでしたか?

 

アファンの森は、森での作業が本格始動する時季なので、毎年にぎやかなGWです。

 

5月8日と9日の2日間は、日本アムウェイ(合)の会員(ディストリビューター)の方々に手伝っていただいて、散策道にウッドチップを敷き広げました。

このウッドチップは、アファンの森で伐採された材を、チップにしています。

これも、アファンの森での「間伐材の利用」の一つです。

 

ウッドチップを敷くことは、森の未来を守ることになります。

地面が踏み固められて、削られてしまうと、その後生き物が芽生えることは期待できなくなってしまいます。(もちろん、長い時間をかければ期待できるのだとは思いますが。。。)

 

チップが緩衝材となり、地面の状況を変わらず維持しよう、というものです。

(参考)http://www.afan.or.jp/afan_now/2009/05/post-365.html

雪が溶けて見えなくなると、森での作業が本格スタートします。

 

倒れたスギアファンの森をひと回りすると、

倒木があったり、太い枝が折れて落ちていたり、折れかかってぶら下がっている枝、…。

今年は、スギの木が一本倒れていました。

 

雪や風の影響の大きさを目の当たりにするわけです。

 

 

 

 

折れるまではいってないものの、雪の重みでつぶされて幹ごと傾いていしまっている若い木もあります。根元がずいぶん曲がってしまっているわけです。

その木々をロープなどで引き揚げる作業が「雪起こし」です。

梅雨がすぐそこまで来ている感じがする、湿気の多い陽気です。

 

チップの山を切り崩して、一輪車で運んで散策道に敷きます。10日ほど前の6月12日には、株式会社リコー社会環境本部の有志で集まっていただいた皆さんに、チップ敷き作業を手伝っていただきました。

 

社会環境本部は、アファンの森財団とのやり取りをしていただいている担当窓口のある部署で、皆さま忙しい中をお越しいただきました。

 

松木小屋の前で腹ごしらえして、食休みの時間でアファンの森の成り立ちや、財団の活動についてご案内して、作業です。

 

 

暑い日だったので、無理せずゆっくり進めるのがよかったのですが、かなりのハイペース。

年長者の松木の動きに触発されて、最後まで勢いがありました。

実は、

松木が 「早く終わらして、早く遊ぼう」 と意図していたようで、皆さんをけしかけちゃったんですね。おかげで皆さん汗だくです。。。

 

予定よりずいぶん早く終わったので、もう少し何か作業をしてもらおうかとも思いましたが、松木の意図もあったので遊んでもらう時間にしました。

 

山になっていたウッドチップが姿を消したところでおやつの時間にして、おやきを食べながら松木との「役に立たない話」でひと盛り上がり。

そして、散策へと出かけます。

天気が良くて気持ちよい森の中をのんびり歩いていきます。

 

松木と遊んでいただきました。エビネ、クリンソウ、ミズタビラコ、ナルコユリ、ホウチャクソウ、

フタリシズカ、ホタルカズラ、クルマムグラ、ヤマオダカマキ、...

 

カエデの実、ミズナラの枝についていた虫こぶ、フクロウ、

大きくなったタラの枝、サンショウ、マイナスイオン、...

 

いろんな花、いろんな話題が咲いていました。

気持ちよい風やホラも吹いていました。 

 

 

皆さまからは、

  気持ちのよい汗を流せた

  アファンの森の精気に触れてリフレッシュできた

  有意義だった

という声をお寄せいただきました。

 

私自身も含めて、きっかけがないと野外で作業したり、森を体感したりする機会はなかなか少ないと思います。意識して時間を作って出かけることが、日々の暮らしを豊かにするのかな、と改めて感じています。

 

協力 : 株式会社リコー 社会環境本部

リコー社会環境ポータル"ガイアイア"での活動報告はこちら

 

(事務局 河西)

 

松木小屋の前でお昼ご飯6月3日(木)の松木小屋の前でのひとときです。

 

座っているのは、ローラ アシュレイジャパン(株)の有志の方々です。

今年はチップがたくさんあり、たくさん敷く作業をしているので、手伝いに来ていただきました。

 

ご覧の通り、よい天気だったので作業は順調に進んで、少し遅めの昼食をのんびりとっているところです。

 

今回のメンバーは女性が多いにもかかわらず、皆さん汗だくになりながらそれでも楽しく作業していただきました。

 

松木は舌好調午後は松木と一緒に散策です。

昨年もつぼ刈りを手伝っていただいたのでその現場にまず出かけ、のんびりアファンの森をひと回りしました。

 

 

         マムシに遭遇     サラサドウダン 

 

ローラアシュレイの各ショップでは、アファンの森財団へのチャリティ商品を扱っていただいています。(「その他のご支援方法」のページを参照ください。チャリティは7月中旬までの予定です。)

 

そのショップで働いている方が、実際のアファンの森を味わっていただいた機会となり、改めて有意義だなと感じました。

遠路をお越しいただき汗を流していただいた皆様、

ありがとうございました。 

 

協力 : ローラ アシュレイジャパン株式会社

 

(事務局 河西)

 

みなさま、GWはどのようにお過ごしでしたでしょうか?

アファンの森では、森林整備の作業をしておりました。

 

そのひとつは、「ウッドチップ敷き」でした。

 

5月5日と6日の2日間、日本アムウェイ(合)のディストリビューターの方々にお集まりいただいて、散策道に敷き広げたわけです。

このウッドチップは、アファンの森で伐採された材を、チップにしています。

つまり、アファンの森での「間伐材の利用」の一つです。

 

ウッドチップを敷くことは、森の未来を守ることになります。

地面が踏み固められては、その後生き物が芽生えることは期待できなくなってしまいます。

(もちろん、長い時間をかければ期待できるようになるのですが。)

 

チップが緩衝材となり、地面の状況を変わらず維持しよう、というものです。

(参考)http://www.afan.or.jp/afan_now/2009/05/post-365.html

 

 

弥生池のほとりに咲くコブシとオオヤマザクラ例年より春が遅く、コブシとサクラがちょうど満開できれいだったのですが、2日とも暑い日でした。

 

木々はまだ葉をつける前なので、容赦なく日光が降り注ぎます。

おかげで首の後ろは日焼けでヒリヒリ。

 

  

ウッドチップの山ウッドチップの山。

軽トラックと比べていただけると、その大きさがわかると思います。

 

このチップの山を切り崩して、軽トラックの荷台に乗せて移動し、その移動先から今度は一輪車で運び、敷きます。

10cmほどの厚みで。

 

 

一輪車に

結構なハードワークなんです。

 

チップの山からは「木のにおい」が広がるのですが、皆さん作業が始まるとわき目も振らず取り組んでいただけます。

気温が高かったので、消耗も激しかったようです。

それでもデトックス、リフレッシュの機会になっているといいのですが。。。

 

10日後の5/15、16には、このチップの上を盲学校に通う子供たちが歩きます。その後、見学会にいらっしゃる会員さんや、取材の人も。

 

このような地道な作業を、楽しみながら、かつ懸命に作業いただけることはとてもありがたく感じます。

ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

 

※アファンの森は、金銭的な支援だけでなく労働力でも支えていただいております。

今回のような作業は頻繁にはありませんが、森での軽作業、調査補助、事務所内での作業などで、時々ボランティアの方々にお手伝いいただいています。

登録制にさせていただいており、こちらでお願いしたいことが発生しましたら、メールで一斉にご連絡差し上げまして、ご都合の合う方に来ていただいております。

登録を希望される方、お問い合わせは「お問い合わせ」からご連絡ください。 

 

協力 : 日本アムウェイ合同会社のディストリビューターの方々

 

(事務局 河西)

 

 7月18日、事業支援を頂いていてGWに新人研修で来訪いただいた株式会社ディー・エヌ・エーの社員有志の方々がいらっしゃり、ヤブ刈り作業と散策などで森を味わって行かれました。

 

今回は、長野駅からバスでこちらに向かうとのことで渋滞の心配もなかったのですが、朝から雨ふりでした。

バスが到着しても止むことはなく、それでも作業は実施する意向もあったので身支度を整えました。

ティピーの中で作業の意義を説明した後、いつものようにヘルメットとのこぎりを配布し現場へ向かいます。

 

現場は、これまでもヤブ刈りを進めてきた同じ場所です。

松木の現場での説明(脱線しがちで作業を始めるまでに時間がかかります。それもまた楽しんでいただいている様子ではあるのですが...)の後、さっそくヤブに切り込みます。

 

ツルのブランコを楽しむ松木作業に慣れてしまえば、みなさん若いのでどんどん進みます。汗をかき始めれば、雨もあまり気にならなくなっている様子。

大物に取り組む人、その隣で地道に刈り残しを片付ける人、なんとなく人のバランスが取れている感じがしました。

 

途中、絡まったツルを切ってできたブランコにぶら下がってみたり、

変ったものを見つけると松木が解説を始めたり、楽しみながら作業は進みます。

 

  

最後には、胸高直径30cmはあろうかという立ち枯れを、交代しながら手ノコで伐採して、終理にしました。

あっという間に時間が経ち、気がつけばずいぶん広い面積が明るくなっていました。 

 

作業前1作業後1 

 

 

 

 

 

 

 

作業前                 ⇒ 作業後

作業前2 作業後2

 

 

 

 

 

 

 


雨も上がったので、ティピーの裏で地元のおばちゃんが作ったお弁当(通称おばちゃん弁当)をほおばります。

 

 

夏とはいえ、雨や汗でぬれた体は冷えてくるもので、それじゃぁと火を焚くことにしました。

「雨でぬれている時はこうして火をつけるもんなんだ」と松木の実演が始まります。

ナタを使って薪を細く割ったり、火がつくと、今度は薪を割ろうとマサカリが登場したり、と新たな道具が登場すると、皆さん進んで体験されました。

 

森のブランコ体が温まったところで、松木と散策グループ(主に初参加の方々)とのんびり森のブランコグループに分かれ、帰りまでの時間を過ごしました。

横に伸びている枝を見つけてロープをかけ固定し、棒をくくりつけただけの簡単ブランコ。それでも揺れ方、森へ飛び出す感じなど、ここでしか味わえないブランコなんです。

ブランコグループは大盛り上がりでした。本当に無邪気に子供のように皆さん楽しんでいただいて、リフレッシュしていただけたような気がしました。

 

 

終始元気で、何に対しても意欲的にかつ面白がって取り組む姿勢は、お迎えする側としてとてもうれしい時間でした。

森に身を置くこと、作業や森の遊びを楽しむことは、日常の業務の生産性を上げているのではないか、と個人的には感じる一日でした。

 

(事務局 河西)

 

新・松木小屋(松木さんの茶室)ができるまでを写真で紹介します。

 

      

 3月末   〈松木小屋〉                        〈解体開始〉

 

解体前 解体                       

 

 4月初旬 〈杉皮を剥がし〉                  〈骨組みだけになりました〉

 

杉皮 骨組みだけになると... 

    〈ここに建っていました〉                  〈少し広く地ならし〉

                   

さら 水はけを考慮し広めに整地 

  

〈土台になる栗の木を伐採〉                〈使える長さに玉切り〉

 

小屋の ちょうど     

    〈栗の樹皮を剥がす〉               〈水平になるよう土中に埋め込む〉

 

腐りやすい皮は剥がす 水平になるよう埋め込む 

 

 〈柱が立ち壁板が張られ始めました〉            〈屋根の萱葺きは大勢で〉

 

棟上のあと壁板を張ります 屋根の萱葺きは大勢で

 

 

 5月   〈スギの木を伐採〉                〈剥いだ皮を水に浸け込む〉

スギの木を伐採し皮を剥ぐ 剥いだ皮は水に浸けアクを抜く                  

 

 〈数週間後水から引きあげ乾燥させる〉       6月末 〈スギ皮を屋根に葺いて完成〉

 

葺く前に乾燥させる 屋根に葺いて完成 

  

(事務局 堤) 

 

あたらしい松木小屋の屋根に新しい杉皮が張られました。

 

杉皮を葺いた屋根6月29日にスギの木の皮を水に浸けている話をしましたが、
そのスギ皮が、萱を張っただけの屋根の上にに載せられました。

 

  「これで10年や20年は持つだろう」と松木さん。
一見素朴ですが、美しく耐久性も十分なのです。

 

そしてこの新・松木小屋の土台は栗の木を使っています。
栗材は耐水性があり腐りにくいので、昔から家を建てるときには
基礎や台所などの水回りには使われていたそうです。
小屋の上側斜面の地中は土壌水分が高く、特に雨が降ると小屋の周りに
水がしみ出してきます。これではスギやカラマツだとすぐ腐ってしまいます。

 

この栗材、実は松木小屋のすぐ傍らにあったものですが、上の方から枯れてきていました。
松木さんは小屋を新築する時にはこの栗の木を使おうと前から決めていたのだそうです。
この場所に50年以上もの間立ち続けた栗の木です。
10年、20年どころか、もっともっと長い時間に耐えうる事と思います。

 

新しい小屋の建築は松木さんを中心に4月から進められてきました。
そして、松木さんの小屋建築の話を聞いた人達が力を貸してくれました。
柱など骨組みの材料となる「使える廃材」を無償で提供してくださった方。
近くは地元から、遠くは東京方面から手弁当で貴重な「労働力」を提供してくださった方々。
みなさんの善意で完成することができました。
あらためて、御礼申し上げます。

 

新・松木小屋ほぼ100パーセント「人力」と「自然素材」でつくられた新・松木小屋。
これから多くの人が「お茶」を飲み、松木さん言うところの「一銭の得にもならないけれど楽しい話」
に耳を傾け、松木小屋の時間が刻まれていくのでしょう。

※ニコルさんはこの小屋を「松木さんの茶室」と呼んでいます。

 

(事務局 堤)

5月にアファンの森にあるスギの木を数本伐り出しました。
もちろん伐採したスギの幹は使いますが、この時の伐採目的は幹ではなく樹皮を取るためです。

 

伐採され樹皮を剥いだ状態のスギ

けっこう立派なスギも伐採しました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

伐採したあとの樹皮はきれいに剥ぎ取られ約1ヶ月のあいだ森の中にある水路の大きな水たまりに浸したままになっていました。

 さて、一体何のためにこんなことをしているのでしょう。

 

 

水路の下流にある水たまりに浸けられたスギ皮

 

 

 

 

 

 

 

 

 樹皮の使いみちは、新しく建てた松木小屋の屋根を葺くためのものです。
ただ、何故それを1ヶ月ものあいだ水の中に入れておく必要があったのでしょうか。

 

 

松木さんによると、樹皮を水に浸けずにそのまま使うと、樹皮にある栄養分が虫や菌を
呼び寄せ、早くに腐ってしまう(分解される)のだそうです。
長い間水に浸しておく事によってその栄養分が水中に出ていき、虫や菌がつきにくくなり
長持ちするということです。


聞いてみると「なるほど」と思うのですが、知らないとこんな事はしません(当り前か)。


経験と知識のなせるワザですね。

 

 

(事務局 堤)

作業前の松木の説明「この木は覚えてくんない」今日は、法人サポーターのローラアシュレイジャパンの皆様がアファンの森にお越しいただき、整備作業の一端をお手伝いいただきました。

 

森に到着して、一呼吸置いたあと(本当に深呼吸をして、体の中の空気を入れ替えてもらいました)、作業開始です。

皆さんに鎌をお渡ししてお願いしたのは"つぼ刈り"。 

植樹した苗木や、実生(自然に芽を出し育った)木の周りをきれいに刈っていただく作業です。

つぼ刈り作業中・・・ 

昨日の「アファンの森は今」で、刈り払い機で下草刈りをしていると苗木まで刈ってしまうことがある、と書きました。あらかじめこのつぼ刈りをしておくと、刈り払い機で作業する時に間違って苗木を切ってしまうことはほとんどなくなります。

また、残すべき木を見極めながら、という神経も使わずにすみ、気持の余裕も持って作業ができるのです。

 

松木と共に散策皆さんには残す木を覚えていただき、その周りを刈っていただきました。

「何見ても同じ木に見える...」という声は聞かれつつも、皆さん一生懸命作業していただきました。下を向いての作業なので知らず知らずのうちにずいぶん先まで進み、「あんな上まで行ってしまったぞ、追いていかれちゃったなぁ」と松木が言うぐらい。

気がつけば、広い範囲を終えていました。人海戦術はやはり助かる、そんな実感でした。

 

せっかく来ていただいているので、作業後は松木と一緒にアファンの森を散策し、小屋でお茶を飲みながら、アファンの森に流れている時間を味わっていただきました。

お越しいただいた皆様、ありがとうございました。 

 

協力 : ローラアシュレイジャパン株式会社

 

(事務局 河西)

刈り払い機で草を刈っている松木この時期、森での作業といえば下草刈りです。

9月までの4ヶ月間の主な作業の一つです。

 

左の写真は、松木小屋の裏の谷間を刈り払い機で刈りはらっている松木です。

実はこの下草刈り、とても気を使います。

 

 

何でもかまわずに刈り払うなら、道具さえ使えるようになれば上手下手はあるにしても誰でも作業をすることができます。

しかし、刈り払う場所は苗木を植えている場所です。目印の棒を立てているとはいえ、何か考え事しながら作業をしていると、「チュン!」と刈ってしまいます。春の作業が台無しになります。

とはいうものの、この程度であれば慣れると目印をよけながら作業を進めることができます。

 

ヤブ刈りや除伐などを行って植樹した場所は、土の中で眠っていた種から芽を出すことがあります。

地面からこれまで見かけないような芽が出ていたら、刈らずに残しておく必要があるわけです。これを刈り払い機を操作しながら、見分けて、よける必要があるわけです。

 

「草刈ならお手伝いしますよ」と声をかけていただきます。とてもありがたいのですが、植物の、しかも芽を少し出している状態での見分けていただくことが必要になり、それをお話しすると「難しい」となってしまいます。

 

絶滅危惧種などがアファンの森で確認できるのは、この松木の目があるからです。

松木の松木たる所以です。

(事務局 河西)

昨日、今日と2日間は、ボランティアさんにご協力いただき「ウッドチップ」を人が多く歩く場所へ敷きました。

 

ここ数年、毎年この時期に日本アムウェイ(合)のディストリビューターの方々にお集まりいただいて実施している作業です。

 

ご存じの通りアファンの森は、会員様をはじめとする限られた方にだけご入場いただける場所にしています。それでも、人が多く集まる場所や歩く道の、特に地面へのダメージは目立ちます。

 

地面の下には、目には見えませんが森にとっては重要なものがたくさんあります。水や栄養分、ミネラルのほかに

・木の根

・眠っている種(たね)

・小さな土壌微生物

などなど。

人が歩くと、削り取ったり踏み固めたりしてしまい、土の中でそれぞれが機能できなくなります。

 

豊かな森だからこそ、と考えているので、森がダメになってしまえば本末転倒になってしまいます。とはいうものの、完全に人をシャットアウトすることもできません。

そこで、ウッドチップをまくことで森の地面を守ることにしたのです。

 

ウッドチップの山。人や軽トラックから山の大きさがお分かりいただけるでしょう。。。

チップにするのはチッパーという機械がやってくれますが、敷くのは人の手です。

チップの山を切り崩しながら、一輪車で敷く場所まで運び、あけてはならし、を人海戦術で繰り返します。

 

しかも、初日は朝から雨降りでしたが、皆さんには頑張っていただきました。

 

 

チップの山を崩して、一輪車へ積み込み...

ハードワークでしたが、都会の汚いものを汗として出し(デトックス)、できたての酸素を吸い、木の揮発成分を体に取り入れた時間になったと思います。

疲労はしたものの、体の調子はきっと上向きになっていることでしょう。

地元のおばちゃんが作ってくれる、おいしいお弁当と山菜のてんぷらの昼食をとり、松木と人周り散策して、皆さまはそれぞれの帰路へつかれました。

 

ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

 

運んで行っては、まきます。今回は上り坂があったのでハードワークになりました。

※アファンの森は、金銭的な支援だけでなく労働力でも支えていただいております。

今回のような作業は頻繁にはありませんが、森での軽作業、調査補助、事務所内での作業などで、時々ボランティアの方々にお手伝いいただいています。

登録制にさせていただいており、こちらでお願いしたいことが発生しましたら、メールで一斉にご連絡差し上げまして、ご都合の合う方に来ていただいております。

登録を希望される方、お問い合わせは「お問い合わせ」からご連絡ください。 

 

協力 : 日本アムウェイ合同会社のディストリビューターの方々

 

すがすがしい天気になった今日は、弥生池の泥あげ作業を行いました。

昨年の11月、弥生池に溜まった底泥の状況を見てみようと水を抜き、多くのボランティアさんにご協力いただいてバケツリレーで泥あげをしてみました。いわゆるため池の「かいぼり」です。

とても手に負える量ではなく、人海戦術も厳しいことがわかったわけです。

 

それでも底泥を畑にすき込んでみようと、冬の間ずっと水を張らずに様子を見ていました。

同時に、どうやって泥をあげるか、水生生物の調査から岸の改修も提案いただいていたので、どう手を入れようかと話をしていました。

 

もちろんニコルにも相談するわけですが、ニコルのツルの一声があって試験的に移行帯を岸辺に造ってみよう、ということになり、今日作業をしました。 

 

実際の作業内容は...

・周辺のヤナギ類やハンノキ類を利用して杭を作る

・岸際から70cmほど中へ入ったところに、その杭を約50cm間隔で打ち込む

・カツラやクワ、ヤナギ類の枝を、杭に互い違いにかけていき、

・上から抑えて、編み込んだ壁を作ります

・岸との間にできた空間に、泥を入れていく

 

移行帯 作業1

移行帯 作業2

移行帯 作業3移行帯 作業4

  移行帯 作業5

 

さらに...

この泥を畑に撒きましょうということで、ポリバケツにあげて軽トラで畑まで運びました。

 

松木の陣頭指揮の下、ニコルやのへら隊、財団のボランティアさんも加わって、賑やかな作業となりました。作業はスムーズに進んで午後の早い時間に終わり、

「なぁ~んだ、もう終わっちまったのか、おもしろうね~な~」とは松木の弁。

 

まずは実験的にとにかくやってみよう、という位置づけで

幅7mほどの移行帯がひと先ず形になりました。

 

 

ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

今年のGWは変速で、昨日から長いお休みの方もいらっしゃることでしょう。

アファン森では、生き物たちは繁殖シーズンなので忙しくしています。

 

人間も森の手入れで忙しくしています。

毎年何回もやってきていただき、松木の作業を手伝っていただいているボランティアグループ(通称「のへら隊」といいます)が、今回も手伝っていただいています。

 

今日は、植樹を行いました。

090427.JPG雨が降ったりやんだりの寒い天候でしたが、地元の森林組合から購入した複数種の苗木をそのままにしておくわけにいかないので、手分けして植えます。

除伐して空いたスペースや、過去に植樹した場所へ補植したり、手分けをしてもくもくと植えます。

   植樹といっても、ただ穴を掘って植えればよい、というものでもありません。

ちゃんと根付くように気を使うポイントはいくつかあります。

 

松木曰く 「埋めるんじゃねぇ、植えるんだ!」

 

毎年聞いている気がします。

のへら隊の皆さんは、松木にさんざん言われているのでその辺は心得ているのでよいのですが、むしろ普段作業をしていない事務局の人間が植えた苗木が心配になります。

 

この冬は、多くの苗木がネズミの食害にあいました。

地道な作業をして、数年間順調に育っても、根を食べられてしまって枯れてしまうわけです。

自然、野生と付き合うというのは、こんな泥臭いこともあるわけです。

森にも雪がなくなり、緑が増え始めてきました。
そんな中、森が動き出す前に松木小屋の建て替えが急ピッチで進められているので、途中経過をお伝えします。
新しい松木小屋は骨組みが出来上がって、今日は屋根の茅ぶきでした。天井が高くなったので、以前の松木小屋より大きく見えます。
もちろん松木さんを中心とした手作業です。今日はニコルさんも手伝っていました。
それまで森の応接室は炭焼き小屋の中に仮設で作っていますが、なんだか隠れ家みたいでこちらも楽しいです。
来月の会員見学会には新しい松木小屋が竣工していることでしょう。

 

R0015856.jpg R0015860.jpg

 アファンの森の中にある「弥生池」の水を抜き、底にたまっている泥を上げる作業を行いました。

 アファンの森の活動が始まった当初、谷地環境だった場所に人の手で造成されたのが「弥生池」です。土壌中の水分の逃げ道として、生き物の生活場所として造成されて20年近くになります。これまで底にたまった泥を上げることはしてきませんでした。
 
 かつてニコルは「僕は夏になると弥生池で泳いでいたんだよ」と言っていましたが、現在池の水は濁っていて、ちょっと泳ごうという気になりません。また、底にたまった泥を畑に利用してみたい、という話も出て思い立ったら吉日、実行に移してみました。 

・農業用のため池で行われている「かい掘り」同様、水を抜き、底にたまった泥の一部を 畑の肥料と して利用してみよう。
・そして、水の変化(生き物の変化)を見てみよう。
・水生生物の調査が進み、今後生き物の視点から弥生池に手を入れることが考えられるので、まずは水を抜いた様子を見てみよう。

 という目的で、多くのボランティアの方々にお集まりいただき実施しました。幸い天気もよく暖かい日だったので、ストレス少なく作業をすることができました。

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   生き物をレスキューし(一部は美味しくいただきました)、いろんなことを試しながら、バケツリレーで泥上げしてみました。発電機とポンプも用意し松木さん中心に試してもみました。
 
 上げた泥は、このまま水分を飛ばして、ころあいを見て畑に撒く予定です。

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 場所によってはお尻の高さまでたまっていた底泥。全部上げるには、別に作戦を考える必要があることや、水の抜き方、使いやすい道具、など松木さんの頭の中だけにあったものが、今回の作業で実際に目にすることができたことは今後につながることでしょう。

 作業に関わっていただいた、人と自然の研究所の皆さん、ForestThreeの皆さん、アファンの森財団のボランティアの皆さん、東京環境工科専門学校の有志学生の皆さん、ご協力ありがとうございました。

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 今、アファンの森の奥のほうでは伐採作業が行われています。

 ツルなどが絡まったり、腐りかけていたり、枯れかけていたりして生育がよくない木がまとまっていたところを伐採しています。

伐採した木は、材、炭、薪、チップなどとして利用するために、現場で大きさを整えて搬出します。

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 「立木をチェーンソーで切り倒す」ことが目に付きますが、どの木を切るか、どの方向へ倒すか、倒した後どの部分を何のために使うか、そしてどう片付けるか...、一連の作業があってこの写真のようになります。森を育てるには「いかに切るか」がポイントになると感じます。

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