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アファンの森は今


2006年11月

「きょーうはいい炭が出た!」
今日の松木さんは終始ご機嫌でした。
窯の様子が気になって朝四時半に出てきたという疲れも見せず、
「ほら、全然横ヒビはいってねえだろ」
「身がしまって重いんだ」
と珍しく炭を絶賛。
確かに全く割れもせず窯の奥ですらりと立って並んで黄金色に輝いている炭は、
素人でも今までのものとは違うと感じさせるものがありました。(t)

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事務所脇の林でこんなものをみつけました。
緑色の繭。天蚕(ヤママユガ)でしょうか?
あとで教えてもらったところによると、
ウスタビガという蛾の繭で、羽化用の出口が上にあるのですが、
開閉式になっているので、外から見ただけでは出口とはわかりませんでした。
どこから出たんだろうと思っていたら・・。
そして下にはなんと雨水の排出口が!
針で開けたような穴は開いていたけれど、
さすがにここから出るには成虫が大きすぎるな、と思っていたんですよ!
うーん、機能的。
成虫よりもこのユニークな繭で知られているんだそうです。
(t)

今日気がついたら事務所の道沿いに竹ざおがささっていました。
もういよいよなんですね、雪が来るのが。

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積もった雪で道路の端が分からなくならないように
雪国では道路わきにポールが立つんです。
ゆうに3メートルはある感じですけど、どこまで積もるつもりなんでしょう・・・。
今年の雪に期待半分、不安半分です(t)

061127kiri.jpg最近毎朝というほど霧が出ています。
もともと黒姫は霧が多いところなのですが、
今日は昼まで霧の中でした。
霧は寒い日ではなく、あたたかい日に出るといわれています。

霧の中ということは雲の中なんですよね。
霧の森はひときわ幻想的です。(t)

 朝、車の窓ガラスが凍るぐらい冷え込んだ今日、水路の生き物調査を実施いただきました。

 昨年に引き続きの調査で、水路で暮らしている生き物を調べることでその生き物から水路の様子を評価してもらおうとしています。昨年は「まだ、あまりきれいではない」という評価でしたが、調査してくれた方によると「昨年よりもいろんな種類がいるように思う」とのことでした。同定作業(採取した生き物の種名を判明する作業)はなかなか苦労するので、がんばっていただいたのです。

 振り返ってみれば、今年の夏はこれまでになくトンボを多く見たような気がします。ヤンマも多く目にしましたね。どんな結果になるか、とても楽しみです。

 協力 : 人と自然の研究所

黒姫山も雪に覆われる日が増えて、冬の装いに変わりつつありますが、
事務局のディスプレイもボランティアの学生さんに手伝ってもらって
ずいぶん素敵になりました。
ミニサンタにクリスマスリースまで!
季節のものをかざると心が豊かになる気がします。(t)

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フクロウの巣箱に残ったペリット(吐き戻し)のチェックをしました。

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まれているネズミの頭骨などから、今シーズン巣立ったヒナは何をどれぐらい食べたのかだいたいわかるわけです。苗木の根を食べてしまうネズミをどの程度食べてくれたのでしょうか?

今日は信州大学の学生が事務所の作業を手伝いにきてくれました。

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 3人それぞれ自然環境に問題意識が高く、「こんなことがしたい」「自分に何ができるか」と自分から行動している人たちです。松本から電車でわざわざ来てくれます。ありがたいなぁと思います。そして、日本の大学にも真剣に取り組もうとしている学生がいることを実感できて、未来は暗いばかりではないな、とも思う今日この頃です。
(か)

「今日は初めて炭といえるものが出た」

 松木さんがいつにもましてご機嫌なのは
炭焼きをはじめて2ヶ月、ようやく窯がおちついて、
いい炭が出てくれるようになってきたからのようです。

「いい炭、焼きたいんだけどなー」

 松木さんが求めているのは20年ぐらいの年輪が荒くてやわらかいナラの木。
里山がまだ健全だった頃の、
今はもう行われていない、炭の品評会に出すような窯ができつつあるようです。

 今、焼いているナラは森を整備して出た40年ぐらいのもの。
放置されて荒れた里山には松木さんの求めるような若い木がないのは残念ですが、
12月はじめごろにはきっと最高の炭が出るでしょう。
(t)

 またまた、うれしいお便りが届きました。
 東京の有楽町に「丸の内さえずり館」という自然との共生をテーマにしたフリースペースがあります。(http://www.m-nature.info/
 こちらでアファンの森財団のパンフレットや活動、グッズを紹介いただいています。お近くに出かけた時に覗いてみてください。

 このさえずり館が各季節ごとに発行している『テープ版「野鳥と自然のお便り」』というものがあります。この夏号を聴いた方からメールが届いたと連絡がありました。その内容をご紹介します。

 伝わってる実感があり嬉しいことです。
(か)

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スタッフの皆さん、こんにちは。

【2006年夏号を聴いて】
私が今回のテープの中で特に印象に残ったことを書きます。
「長野県C.W ニコル アファンの森」がそれです。

 健康な森にするために20年以上の整備の取り組みが続けられてきたのだということを知りました。手入れが行き届き、木々の間に適当な空間が保たれてこその「天然のクーラー」だったのですねぇ。

 自然有機農法を実現するためにも、「土作り」にやはり20年掛るらしいですね。埼玉県小川町の実践農家の方がラジオでお話になっておられたのを思い出しました。

 いつか「アファンの森」を訪ねてみたいと強く思ったことです。

 それでは、皆さん。今日はこれで失礼します。

55歳 男性
網膜色素変性症により、現在は全盲となりました
鍼・マッサージ師
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 今日は、リコーグループの方々に手伝っていただき、森の作業をしていただいたのですが、とにかく「あっ」というまに終わってしまいます。「もう終わっちゃった」とは松木さんの弁。
 普段は少人数で作業をしているので、同じペースで長いことできるようにあまりがっついて仕事をすることはしませんが、皆さん作業を始めると懸命にやっていただけます。また、黙々とやっていただけるので、けっこう静かです。

 実は大人数で一斉に片付けるような仕事はあまり発生しません。少人数でお手伝いいただけるこまごましたことは森の作業(調査などを含む)は時々あります。事務所にも信州大学の学生が2週間に一度ぐらいのペースで来てくれて、本当に単純な作業を手伝ってくれています。ありがたいことです。
(か)

 リコーグループの社員28人にお集まりいただき、森の作業をお手伝いいただきました。
 まずは、刈ったカヤを束ねてまとめていただきました。アファンには小さな萱場がありますが、ひとかかえ程をわらの紐で結び束ねてもらいました。子ども達も大活躍で、4人で1日では終わらなかった作業が、なんと小一時間で完了してしまいました。
 止まっているとやはり寒い陽気でしたが、お昼には松木特製のおでんが振舞われ温まっていただき午後の作業へ。その前に、炭の窯だしをすることになり松木さんの窯だしの様子を全員で観戦。独特のにおい、音、温度感を体験いただ来ました。
 午後の作業は放置されたカラマツ林のやぶ刈りをしたので、その刈った藪木を片付けていただきました。トラストで新たに広がったエリアのやぶ刈りを今年始めています。皆さんもくもくと取り組んでいただき、これまた予定より早い時間で片付いてしまいました。

 ボランティアで駆けつけていただいたリコーグループの皆様、ありがとうございました。

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 鳥類調査員により、アファンの森で現在確認できる種を調べました。
 ラインセンサス法を用いて調査していただいています。落ち葉の音に混じって冬鳥のツグミなどの声も聴かれるようになりました。カラ類の混群に遭遇すると、ずいぶん賑やかになります。

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 これは秋にアファンの森の訪れた幼稚園の子ども達からのお便りです。
絵本「森にいこうよ!」を読み、ワクワクしながら実際のアファンの森を訪れ、松木さんとふれあい、森とふれあったその思い出がたくさん描かれています。
 嬉しいですね。
(か)

mogurazuka_01.jpg小雨がぱらついて寒かった今日、
アファンの森の入り口で
モグラ塚を見つけました。
人の両足分もある土の盛り上がりがあちこちに・・・
土の下はどんなトンネルができあがっているんでしょう?
(t)
 今日11月15日は狩猟の解禁日です。2月15日までの3ヶ月間、狩猟期間となるわけです。
 毎年この解禁日は、松木さんは森の仕事をお休みし猟友会の方々と「鉄砲撃ち」へ出かけています。
 だから今日はアファンの森は静かです。(笑)
 
 「鉄砲撃ち」する人たちはカモなどを撃つと自分でさばいて鍋に入れ、「鴨鍋」が食卓に登場します。これがまたうまい! 同時に、そんな鉄砲打ちする松木さんのそばにいると、改めて「人も周りの生き物の命を奪って、自分の命を保っているんだな」と実感します。私達が普段口にしている発泡トレイにのせられた肉も、どこかで誰かが命を奪っているわけです。当たり前のことなんですけどね...。
(か)

 先日の10月に行なわれた心の森プロジェクトの参加者から、嬉しいお便りが届きました。
 秋のアファンの森を描いた一枚の「絵」です。

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『おしゃべり』 (磯貝憂貴)
 
 これ、楽しそうだね♪木と木がおしゃべりしてるみたい。何して遊ぼうか?何処に行く?むこうに行こうね♪って言ってるみたいだよ。
 鳥もいっぱい♪みんなで歌を歌っているよ。楽しいね。僕も鳥さんと飛んで歌うんだよ。ペガサスも一緒なの。いいね?って♪

 

 

 

 

 

 インターネット上にギャラリーがあります。こちらもどうぞご覧ください。

「特設ギャラリー Yuuki展」 http://www.pref.aichi.jp/hsc/asca/gallery/yuuki_ten.htm
 ちなみに、「僕の森」は2年前に心の森プロジェクトでアファンの森に来てくれた後、描いてくれた絵です。こちらも素晴らしいでしょ。
(か)

 今シーズンは炭を焼いています。
 その窯だしの様子をご紹介しましょう。

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 窯だしの直前です。
 入り口に穴を開けて精錬をかけています。

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 精錬中の窯の中はこんな感じ。このアナから覗いてみる様子と...

 実は、覗いていたら熱気が穴から噴き出し、前髪が焦げました。この程度ですんでよかったです。下手したら大やけどでした。これだから素人は困ります。。。

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 煙の様子で窯の中の状態を見極めます。
 精錬をかけているときも、煙の出口の大きさを調整します。

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石と泥で塞いでいた入り口を開けます。

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入り口から真っ赤になっている炭を出していきます。欲張らずに少しずつ、それでいて手早く。

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窯の中で出す分を決め、入り口から出し切ってしまいます。

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出し切った炭はたぐり寄せて、灰をかけて冷まします。

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 これを繰り返し、窯の中からずべての炭を出します。

 乱暴にすれば、ボロボロに崩れてしまいますが、こわごわやっていてもいつまでたっても出すことができません。道具も使い慣れないので思うようにいかず、なかなか手ごわいのです。「こうすればいいんだよ」と松木さんはさっさと手際よくこなすのですが...。

 こうして焼かれた炭が火鉢や七輪、脱臭や浄水などで使われるわけです。ガソリンが高騰している昨今、炭のある暮らしも粋ではないでしょうか。

今日の黒姫山です。スカッと晴れましたがピリッと寒い朝でした。

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 昨日の朝は、事務所の周りでも雪が降りました。いよいよ冬本番です。。。
さむいっ
(か)

 今日の黒姫山です。スカッと晴れましたがピリッと寒い朝でした。

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昨日の朝は、事務所の周りでも雪が降りました。いよいよ冬本番です。。。
さむいっ
(か)

 今日は、年次報告書でも登場いただいている紀藤康子さんが森へお見えになりました。
 「私は晴れ女なのよ」の言葉通り、とてもあたたかい穏やかな日でした。松木さんと事務局とでトラスト地などをご案内しました。

 風に舞い落ちる、落ち葉のシャワーに「気持ちいいわね?」とおっしゃっていました。
(か)

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 新着情報でもお知らせしましたが、7?8日の2日間、アファンの森で初めてとなる「ベーシックツリークライマー講習会」が行なわれました。ツリークライミングジャパン(TCJ)の代表であるジョンギャスライトさんがじっくり付き合っていただた、とても充実した2日間でした。

 地元の方、心の森プロジェクトを手伝っていただいてる方など17名の方々が受講され、DRTの技術だけでなく森や木との接し方を学んで帰られました。事務局2名も受講させていただきました。
 初日、開始早々雨が降ってきてしまい「どうなることか...」と心配しましたが、通り雨で、その後は順調に進みました。受講生はジョンさんの楽しいけど実は重要な話に耳を傾け、インストラクターにスキル教わりながらツリークライミングワールドに引き込まれていました。室内の講義では、ジョンさんの生い立ちや思い、ツリークライミングを始めたきっかけなども聴くことができました。

 ジョン・ギャスライトさん、インストラクターの後藤さん、スタッフの小島さん、中桐さん、お世話になりありがとうございました。下記HPのフォトギャラリーもどうぞご覧ください。
 TCJのHPはこちら ⇒ http://www.treeclimbingjapan.org/

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 本日は、ベーシックツリークライマー講習会の初日ですが、太陽が出ていても寒い一日でした。
 アファンの森からホテルへ移動する途中に、なんとみぞれが降ってきました。寒いわけです。受講生の方々は寒い中ツリークライミングに熱中しておりました。
(か)

 11月の会員見学会が行われました。晴れていましたが少し肌寒い日でした。
「せっかく来たんだから、ひとつぐらい覚えて帰ってほしい」
「質問をしてくれないと、こまっちゃうんだよなぁ」
といつもの調子で始まりましたが、今日は松木さんは絶好調でした。

 参加いただいた会員さんもいろいろ質問があり、ちっとも先に進まない...。
「空気と水と土が木を育て森を作るんだ、無駄なものは何一つない」と、根の話など目に見えない深い話も飛び出しました。

最後はナメコ汁で温まっていただき、皆さんお帰りになりました。

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