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アファンの森は今


2007年6月

 昨年に引き続き2004年度に造成した水路など、水環境を利用している水生生物の調査を行ないました。
 どの調査もそうですが、とても地道な作業があって初めてデータが得られます。この水生生物調査も、同じ地点で40回網ですくって捕獲し、小さな生き物も見逃さないようにより分け、実体顕微鏡でチェックし種類を確定する。これを複数の地点で実施しています。
 こうして得られたデータから「アファンの森の水環境はね、○○なんだよ」と生き物の声が聞こえてくるわけですね。

協力 : 人と自然の研究所

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今日は一日中雨でした。
梅雨もまさに本番といったところでしょうか。
葉の生い茂っている森の中は空気があまり外に逃げないので
ものすごい湿気なのですが、不思議と不快ではありません。
涼しいサウナにいるような感じです。
そして土の中にいる微生物や植物が吐き出す息のにおいが天然のアロマになっているようです。
森の中にいるということは生き物の中にいるという感覚が今の森は特にします。

事務所は森と川に挟まれたところにあるのですが、
今日はなんと事務所の外側のガラスがくもっていました・・・。
内側じゃないですよ、外側って・・・すごい。(t)

hanabiratake.jpg梅雨の合間の曇り空の下、巣箱のチェックをしに森を歩いていると、
斜面の土の上に白いアジサイの花のようなものが見えました。
「あれなんですか?」
「あーっ、ハナビラタケだー!食べれる!」
キノコなんですか、これ。
薄くて白い舞茸のような見た目で、大きさはほんと、アジサイの花のよう。
遠くからだとカリフラワーに見えないこともないです。
カラマツの木の下に時々生えているらしいんですが、
カラマツの植林地ではないアファンの森の中心部ではあまりみかけません。
去年は見逃してしまったのだとか。
「ほんとに食べれるんですかー?」
「いやなら食べなくていいよ。おいしいからもらう。」
いえ、いただきます。
もし事務局日記がこれ以降途絶えたら何かあったと思ってください(t)
6月10日のアファンの森は今をお届けします。
この日は会員見学会でした。
梅雨が近いからか、当日は小雨の予報でしたが、松木さんの「降らないよ」の予言どおり、天気が崩れることもなく、森を見ていただくことができました。

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会員見学会は松木さんの「黙って歩いてたんじゃおもしろくないから、みなさんどんどん質問してください」の言葉ではじまります。
そしてそのうち「みなさん良く知ってるようで質問がないようだから今度は逆にこっちから質問します。これなんていう?」と松木節がはじまります。

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「なんですか?」
「こっちが質問してんだよー。じゃあこっちは?」
と楽しそうに二つの良く似た草花を指し示します。

houtyakusou001_01.jpg会員さんが困ったところで種明かし。アマドコロは食べられますがホウチャクソウは毒草です。うーん、素人目には区別がつかない。宝鐸(ほうちゃく)というのは,お寺の建物の軒先に下がっている大型の風鈴のことだそうです。

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小さな、地面から10cmほどの高さの花です。見落としてしまいそうな大きさですが、青い可憐な花びらが緑の中、目を引きます。

awamusi001.jpg梅雨の時期になると、植物の茎にこのような泡があちこちついていることがあります。
何でしょう?カマキリの卵?かえる?いえいえ違います。

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中に居たのは5ミリくらいの小さな虫、アワフキムシです。なんとこの小ささでセミとは遠縁に当たるそうです。草の汁を吸って排泄物を泡立てて、その中で身を守るって・・・おしっこの中にいるってことですよね・・・。これもびっくりです。

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こちらはきれいな虫です。(アワフキムシも泡は草の汁と変わらないのできれいですよー)とてもカラフルな色ですが、何だかこのとまりかた、「エッヘン」と威張っているみたいですね。

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会員さんが水路の中をみて、「わーおたまじゃくしだー、なつかしい」と声を上げます。3本目の水路には黒い塊になるほどうじゃじゃいますよー。金魚すくいならぬおたますくいが手でできますよー。
なぜかおたまじゃくしを見ると人って童心にかえりますね。
これはヤマアカガエルのオタマジャクシでしょう。産卵時期はなんと雪がまだある頃です。

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弥生池の上に、バレーボールくらいの大きさの泡の塊がぶら下がっていました。この泡は虫ではありません。モリアオガエルの卵です。2週間ぐらい程でおたまじゃくしになり、梅雨の雨の中、池に落ちていくようになっています。なぜこの木をのぼっていけば水の上だということがあの5cmほどの小さなかえるにわかるのでしょうね。

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二日前の8日の夕方、どしゃぶりの雨の中で産卵しているのを松木さんが見つけました。
体の大きなメスのまわりにオスが何匹もしがみついています。木には普段は森の中で暮らしているモリアオガエルが何匹も集まってきていて、カエルの国を覗いてしまったような気分でした。
モリアオガエルは頭の上に丸い王冠を載せたくなるような絵本に出てきそうなきれいなカエルです。

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初夏は樹木の花の季節でもあります。藤の花は5月中旬から咲き始め天然の藤棚は縦に長く伸びて森の中で独特の美しさがあります。

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白い総苞(花びらではないのです)が頭巾をかぶった山法師を思わせるそうですが、どちらかというと私は白い手裏剣か、遠くから見ると星がちらばっているみたいで可愛いと思っているんですが。
街路樹に使われる、アメリカハナミズキと同じミズキ科です。

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ホオノキといえば、とても大きな葉をつける木として知られていますが(30?くらいある)、花も大きくそれこそ15cmくらいありそうでしょうか。芳香がするその花は、大きな葉に隠れた木の高い場所にあるので、なかなか間近でお目にかかることは少なく、まさに高嶺の花(?)です。

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こちらも花だけではほとんど区別がつきませんが、こちらは葉の形がクワのようなカエデのような形をしているのでわかります。今、弥生池の周りはカンボクの白い花に囲まれています。

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こちらも花だけではほとんど区別がつきませんが、こちらは葉の形がクワのようなカエデのような形をしているのでわかります。今、弥生池の周りはカンボクの白い花に囲まれています。

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橙色(だいだい色)の花ですね。色鉛筆にあった色で記憶しています。この優しい色合いはオレンジ色というよりも橙色というほうがぴったりきます。決してめずらしい花ではないのですが、この色は森の中では他にないのでよく目を引きます。

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葉緑素を持たず、必要な栄養は落ち葉などの腐葉土からとっています。銀竜草と書き、透明感のあるうろこ状の葉と、うつむいている花の形から名前がついています。森で見つけると嬉しい植物です。

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初夏のアファンの森はウグイスやホトトギス、カッコウなどの声に特徴がある鳥や、色々なカエルの声が聞こえます。でも会員見学会でひときわ大きく響いていたのはやはり松木さんの声でしたね。

昼下がり、森から帰ってきたIさんの目が真っ赤。
・・・?
泣いてた?
まさか森で何か悲しいことが・・・?
いやいやまさか松木さんと大ケンカ?
いやいやいやそれでもまさか「泣いてるんですか?」とは聞けない。
大の男が泣くからにはそれなりのわけが・・・。
とかぐるぐる頭の中まわりつつも、
ここはそっとしておくのが大人の対応、と
淡々と仕事をこなしてると
ぐし、とハナをすする音が。
ああ、また泣いてる。
なにか言葉をかけた方がいいかしらと口を開きかけたとき、

「今日穂のある草、刈ってたら花粉症になっちゃってさあ」

・・・・アファンの森にも下草刈りシーズンがやってきました。(t)

今年2回目の会員見学会がありました。
この日はおなじみの会員さんが何人かいらしていて、
最初から打ち解けた感じで森に出かけました。
初夏の森はとてもきれいです。
詳しい森の様子はアファンの森は今 6月をご覧ください。
見学会後、毎年来てくださっている大竹さんが、森のスケッチを描いてくれました。
とてもあたたかい素敵な絵ですね。
お孫さんに絵本も描いてプレゼントしているのだとか。
他にも黒姫で一泊した次の日、事務所でボランティアをしていってくださった会員さんもいて、とても助かりました。
やはりアファンの会員さんは素敵な方が多いです。

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 今年度よりオフィシャルスポンサーとしてご支援いただいているインテージグループの社員の皆様が来訪され、やぶ刈りの作業のお手伝いをいただきました。

 森に到着し身支度を整えていただいた後、アファンの森と財団の概要をお話し、改めて森の価値をお伝えしてから作業に移りました。オフィシャルスポンサーとしてご支援をいただいたしるしとして植樹をいただいた後、やぶ刈り作業でした。
 
 しかし、...
 
概要をお話しているときから ゴロゴロ... と聞こえてきており、どんどん近づいているのがわかります。やぶ刈り作業を始めて30分ほどたった時でしょうか、「ドシャー」とバケツをひっくり返したような雨が降り、作業は中止、サウンドシェルターに一時避難となってしまいました。

 こうなると作業を続けるのは危険なので、松木を先頭にアファンをのんびり散策へ出かけることとしました。モリアオガエル、ギンリョウソウ、サンショウ、オタマジャクシ、カキツバタ、フクロウ、カエデのシロップ、...と松木節に連れられながら入り口まで戻るとニコル理事長の姿が。 ニコルを囲んでひとしきり盛り上がったところで、皆様はホテルへお戻りになりました。
 「もっと作業したかったなぁ」ともらしていたのが印象的で、皆さん貢献することを意識されていることが感じられました。ありがたいことです。

協力 : インテージグループ社員皆様
写真 : インテージ 砂金様、大島様

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午後7時ごろ、事務所で会計作業をしていたら目の前が真っ暗になりました。
「こんなお金じゃやっていけない!」といった類の意味ではないですよ。
停電です。
雷鳴がまだ遠かったので、雷だと気がつかないうちに真っ暗になると、自分が置かれた現状を把握するのに少し時間がかかるものですね。
なんだか昔のマンガかアニメのように闇の中で目だけしばらくパチクリまばたきしてしまいました。
ここのところ、夕方になると毎日夕立のように雷をともなった雨が降っています。
季節の変わり目だからでしょうか(t)
朝、事務所に出勤すると、
川の方からと道路を横切って森に入っていく動物がいました。
中型犬くらいの大きさですが、
藁か萱のような明るい枯れ草色の蓑をまとって、背中を丸めたおじいさんのような風貌でにあせる風もなくとことこと目の前を横切っていきました。
足だけまっ黒。
何だ?
タヌキかハクビシンかアナグマか。大きさからそのあたりを調べてみました。
タヌキはたまに見かけるけど、あんなに茶色くない。
ハクビシンは・・しっぽが長すぎる。
消去法でとりあえずアナグマに仮決定しましたが、
アナグマ、あんなに茶色いですか。
灰色のイメージがあったのですが、ヨーロッパのアナグマは灰色なんだだそうです。
それにしても住宅も点在してるような場所なんですが。
動物にしてみたらここも森なんでしょうか。(t)

本日はアファン'心の森'プロジェクトを共催している日本アムウェイ株式会社の社員及び家族の皆さまに森に来ていただき、心の森を体験していただきました。
アファンの森と心の森のおはなしをしたあと、
いつも心の森で子どもたちと森で関わっていただいている達人たちと森でお昼の食材探しです。お昼は天ぷらでしたが、新緑の時期も過ぎたというのにこんなに食べられるものがあったのかというほどたくさんの種類の植物を見つけてきてくれました。
午後は大人と子どもに分かれておもいおもいに森で過ごしました。
今回は、普段の心の森ではいない幼稚園くらいの小さなこども達が多かったのですが、こどもは遊びを見つける天才ですね。「森と遊んでいる」こどもたちの姿がとても無邪気で生き生きしていました。
一方、それぞれに「森で過ごした」大人たちはゆったりとした森の時間を感じていただけたようです。
今、初夏のアファンの森は素晴らしくきれいです。森の力を感じた一日でもありました。

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今、アファンの森に入るとひときわ目立つ声があります、
ポポ、ポポ、ポポ、と筒を吹いたような声のツツドリ、
トッキョキョカキョク(特許許可局)ときこえるホトトギス、
カッコウ、カッコウ、と鳴くカッコウ。
この3種類はいずれも見た目ではほとんど区別がつきません。そして3種類とも托卵といって他の鳥の巣に卵を産み落とし、他の鳥に育ててもらうという習性を持っています。
一番最初に鳴き始めたのはのはツツドリ。小鳥の巣箱をチェックしていた5月15日にはじめてききました。続いてホトトギス。これは5月の心の森の初日、26日にはじめて聞きました。最後はカッコウ。理事会の前日、森で準備をしていた30日に初めて声を聞きました。
托卵三姉妹(鳴いてるのはオスですが・・)がそろったということは、托卵相手のオオヨシキリやウグイスなどの子育てが真っ最中だということです。
そんな時、森で薮刈りをしていた松木さんがウグイスの巣を見つけました。ウグイスの卵、不思議な赤い色をしていました。(t)

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