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アファンの森は今


2009年2月

先日から事務所に出没するようになったネズミですが、
夜、日が落ちてからかさかさいっていたものが、だんだん大胆になってきて、
今日は昼間がらゴミ箱の中で大きな音(事務所で音楽をかけていても気になるくらい)をたてていて、やりたい放題だったので、ついにお縄にすることにしました。

そーっとゴミ箱に忍び寄って、気づかれないうちに素早くゴミ袋の口を締める!
成功です。胴体だけで10センチもあろうかという大物です。

が、このネズミをどう放すか。
イエネズミではなく、もともと森にいる茶色いアカネズミなので、
森に放せばいいのですが、事務所の近くだとまたすぐに帰ってきてしまいます

かくしてゴミ袋を持って雪の舞う中、歩き出したのですが、
ころあいのいい場所に置いてきて、人がいると警戒するのでネズミが出たころにまた取りに来ようかな、とおもったら。

前から散歩中のおじいちゃんが歩いてきました。
まずい、今置くとゴミの不法投棄だと思われる。
「こんにちはー」
とゴミ袋を持ったまま歩き続けて挨拶。おじいちゃんはけげんな顔で通り過ぎ。

ここで、と思ったら人家の前だったので、この家入ったらまた迷惑だよなー
と思いなおし、結局戻って事務所の前を通り過ぎ、人家がなくなったあたりで
袋の口をあけて中をバンバン叩いたらぴゅっと出て行ってくれました。

やれやれ。暖冬で春が早く来そうだと人々は心配していますが、ネズミにとっては待ち遠しい春のようです。(t)

R0015561.jpg

このあしあとはどっちの方向へ向かっているでしょうか?

雪があるとキジがやたらに目につくようになります。
雪が溶けている道路ぞいの土のところで餌を探しているせいかとおもわれますが、
それだけではないようです。
冬は猟期なので、誰もいない原っぱにいるとねらわれやすいのかもしれません。

 

 

 

でも「この辺の猟師はキジなんかとらないよ」という話も聞きます。
人の畑にいて、特に冬はまるで人家から逃げたニワトリのように野性味のないキジよりイノシシやヤマドリやカモなどのほうがとりごたえがあるしおいしいんだそうです。

それにしても最近銃声がやけに近くで聞こえるんだけど・・・。
と思っていたら、八王子ナンバーの車が事務所の横にある鳥居川の河原に向かって
銃を撃っているのを目撃してしまいました。

民家の近くは禁漁区にはなっていないのでしょうか!?
気を付けて撃ってはいるんでしょうけどこわいなあ・・・

ちなみにあしあとは矢印と逆の方向に進んでいます(t)

「アファンの森は今」を更新しました。

鳥の調査をお願いしている方が、アファンの森の鳥を見ながら感じたことを伝えていただけることになりました。その第一回目をアップしましたので、どうぞご覧ください。

ヒヨ吉の「アファンの森、いろとりどり」

です。

http://hs07.wadax.ne.jp/~afan-or-jp/afan_now/2009/02/post-88.html

http://hs07.wadax.ne.jp/~afan-or-jp/afan_now/2009/02/20091.html

(か)

エナガ
 
 
 
 
 
  
 
 
 
エナガ
Long-tailed Tit

 

 

 雪化粧をしたアファンの森。生物の気配が薄れたモノトーンでまとめられた木々の合間を歩くと、ギウ、ギウという自分の踏みしめる雪の音だけについ気をとられてしまいます。ふと、遠くで木の枝に積もった雪がその重みに耐えかねてささーっと落ちる音がすることで、自分がもっと広い世界にいることを気づかされます。

 私が普段聞いている都会の音は、乱雑でひどくやかましいため、私の耳はいつのまにかごく狭い範囲の必要な音しか拾わないようになっているのではと思うこともしばしばです。そんな音から急に解放されてこの森にくると、自分の耳の潜在能力がこんなにあったのかとうれしくなります。だから、私にはアファンの森にいられる時間がとても貴重です。
 

 そんな静かな森も、急ににぎやかになることがあります。それはエナガがやってきたとき。エナガは全長が13cmほどの小鳥ですが、尾羽が長いために数字上でそうなっているだけ。尾羽が7-8cmほどあるので、頭と胴体だけだとたったの6-7cmというたいへんかわいらしい鳥です。

 群れで行動する彼らは、ジュルル、ジュルルと頻繁に鳴きながら枝にぶら下がったり、木の幹にへばりついたり、まるで公園の遊具で子供が遊んでいるかのようなしぐさをしながら、森の中を移動して餌を見つけて厳しい冬を乗り切っています。
 

 不思議と森の静けさは比較的平気な私ですが、元気な姿で楽しませてくれたエナガが去った後の静けさはちょっと寂しいです。静寂を取り戻した森の中を再び歩くとき、またギウギウという音ばかりが耳に入ってきますが、そこにエナガの声を再び拾おうとするさきほどまでなかった自分の耳があります。
 

 エナガは私の目を楽しませてくれるだけでなく、耳で森の広さを教えてくれる大事な鳥です。
(ヒヨ吉)

 

............... 
ヒヨ吉さん

現在、東京で仕事をする傍ら、アファンの野鳥調査に携わっていただいています。
小学生の頃から野鳥を観察していて、野鳥歴(?)は20年以上。
ニコルの手がけた専門学校の卒業生でもあります。
これまで調査や環境教育などに参画しつつ、野鳥のイラストも描かれていて、
2000年からは英国に留学し、日本では学ぶ場がない「野生生物画」を学んで2003年に帰国。
日本でもイラスト提供や個展など開かれています。
ヒヨドリが大好きなので「ヒヨ吉」。

この「アファンの森は今」のページで、
アファンの森で鳥の調査に携わっていただいている方から、
調査中の様子や感じたこと等をご紹介いただけることになりました。
 
題して ヒヨ吉の「アファンの森、いろとりどり」
 
ヒヨ吉さんの紹介を少し。
現在、東京で仕事をする傍ら、アファンの野鳥調査に携わっていただいています。
小学生の頃から野鳥を観察していて、野鳥歴(?)は20年以上。
ニコルの手がけた専門学校の卒業生でもあります。
これまで調査や環境教育などに参画しつつ、野鳥のイラストも描かれていて、
2000年からは英国に留学し、日本では学ぶ場がない「野生生物画」を学んで2003年に帰国。
日本でもイラスト提供や個展など開かれています。
ヒヨドリが大好きなので「ヒヨ吉」。
 
月に1回程度の発信いただく予定ですが、ときどきイラストもご紹介いただけそうです。
 
 
どうぞお楽しみに~。
 

    2月4日の森の様子をお伝えします。

R0015527.jpgR0015525.jpg 

  

  

 

 

 

 

今年は雨が降るような暖かい冬で、森の積雪もあまり多くはありません。
淡い日差しが雪の上にやわらかな模様を描き、いつもの冬には雪で倒れてしまうオオウバユリがドライフラワーになってスポットライトを浴びていました。

  R0015556.jpgR0015548.jpg R0015528.jpg  

足元に目をやると、ところどころぶつぶつに細かい穴が開いたようになっています。
木の梢についた雪が溶けてしずくになって落ちてくるのです。
夏はどこを見ても緑の森ですが、冬の森は葉がないので、仰ぎ見ると空の青さがとくに目にしみます。森の中からはっきりと黒姫山が見えるのも、晴れた冬の日ならではです。
冬は曇っている日が多い日本海側の気候の影響を受けているアファンの森の、冬の楽しみの一つです。

R0015552.jpgR0015555.jpg   R0015539.jpg 動物たちは雪の森でどうしているでしょう。
小さな足跡をみつけました。足跡というか、しっぽ跡のほうがめだちますね。アカネズミでしょうか。足跡をたどっていくと、シイタケのほだ木が積んであるところで消えていました。ここなら雪もしのげるし、いい隠れ場所を見つけましたね。
ところどころ雪が黄色くなっていて、そのひとつにちいさなフンがありました。でも、足跡はありません。なにかが木の上から落としたものなのでしょう。アファンの森には木に登れる哺乳類がテン、ハクビシン、リス、ムササビなどたくさんいますが、これは何でしょう・・・。


 

 

 

 

R0015545.jpgR0015538.jpg 
R0015544.jpg苗木の場所ではトチの木の大きな冬芽が、ウサギなどに食べられないようにネバネバのコートを着て春を待っていました。まっすぐ延びていた中心が何かにやられてしまったのでしょう。でも大丈夫、ちゃんと横から芽が出て、やあ!と挨拶をしているように上に向かって枝をを伸ばしています。
小さな冬芽からはすでにこれ葉が出ていますか!?まだ雪が溶けた氷が枝にくっついてキラキラしていますが。
そしてついに見つけてしまいました。雪が早くに溶ける小川の中、つららが指し示していたのは明らかに緑の草でした。

 


 

 

2月の初めと言えば、まだまだアファンでは真冬ですが、今年は春が早そうです。

 会員の集いにいらした皆様にはお知らせ申し上げましたが、
アファンの森と同じ斜面に位置する約12haの山林をトラストにより取得することができました。

 現在のアファンの森から400mほど離れていますが、同じ斜面を南西へトラバースした所に位置し、おおむねひとつにまとまっているエリアです。これで合計約30haの面積となりました。今後、整備をして豊かになって初めて広がった、と言えるのですが、その一歩となりました。

 今後は測量、基礎調査をし、その後具体的な整備へと移ります。

今年も、事務所で夜、一人になると、物音が聞こえる季節となりました。

かさこそとゴミ箱あたりで音がします。
ゴキブリではありません(信濃町は寒いのでいません)

ごみ袋の口をさっと閉めてみましたが逃げられました。
足元をピュッと通り抜ける哺乳類。
アカネズミです。

いつもは森にいる茶色いネズミですが、この時期になると
秋に蓄えた木の実が底をつくのか、事務所に出没するようになります。

恐怖のサルモネラ菌のカタマリととるか、
冬の森からのメルヘンな訪問者ととるか、迷うところです(t)

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