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アファンの森は今


2009年9月

先週、森に行くとナメコのほだ木からナラタケが出ていました。
もうそんな季節なのか...はやいなぁ、などと短かった夏を思い出しキノコを見つめていると、
蚊がたくさん寄ってきてあっという間に2、3か所刺されてしまいました。
まだまだ気温が高く日中20℃を超える日も珍しくありません。


こんなに暖かいとナメコはまだ出ないだろうな、と思っていましたが、昨日森に行ってみると
ナメコが出はじめていました。数日しか経っていないのに結構なイキオイです。

 

ナメコ 

 

 

 

 

 

 

 

ナメコはヌメリの多いキノコですが、この季節に出ているものはほとんどヌメリがありません。
気温が下がり霜が降りる頃のものはヌメリが多く、見ていても美しいものです。

 

 

今年はコナラやクリの木がたくさん実をつけ、木の下にはたくさんのドングリやクリの実が落ちています。風が吹くとドングリがバラバラと音を立てて地面に落ちる光景もしばしば目にします。

 

ドングリ 

 

 

 

 

 

 

 

 

この秋、アファンの森はここに暮らす生きものにとって十分な食べ物を与えてくれるのでしょうか。
実りの秋になってくれるといいのですが。

 

 

(事務局 堤)

 

9月11日(金)~12日(土)に、7回目となる「リコー森の教室」が行われ、

スポンサリングいただいているリコーグループの「環境ボランティアリーダー」11名がアファンの森で2日間学んでいかれました。

 

「森の教室」は、(株)リコー社内の制度である環境ボランティアリーダーのレベルアップ研修で、「リコー環境ボランティアリーダー養成プログラム」の一環で行われているものです。森林保全の適切な知識や技術を学び環境意識も高め、地域での社会貢献活動に役立つ人材養成を狙いとしています。

 

今年はその内容を一新し、今まで行ってきた作業実習に

●参加者みなさんが普段活動をしている現場での問題や懸念、また活動していない方は活動に踏み出すまでの悩みを分かち合うこと

●その場にいる生き物に丁寧に目を向けることを通して、活動している現場を知る(評価する)感覚を身につける実習

などを含めた1泊2日で、活動のレベルを前進させることを意図した内容となりました。

 

 

整備作業実習まずは整備作業の実習。

今回は腕に覚えのある方が多いので、チェーンソーをつかっての伐採作業を行いました。

 

ナタやノコギリを使って、枝を落として片付け、たま切りにした材を運ぶまで、きっちり作業していただきました。

 

 

アファンの森の特徴的な場所を見て回る作業でデトックスしていただいた後は、アファンの森を散策です。

土壌が特徴的な5か所をフィールドノートを片手に見て回ります。樹林の違い、どんな作業をしてきたのか、どんな特徴があるのか、概念だけではなく肌身でも分かっていただく時間です。

 

 

 

たき火を囲んで分かち合い夕食の後、ナイトハイクに出かけ、夜のアファンの森も体感いただきました。

生き物の時間になっている夜のアファンの森をゆっくりと歩いて、ティピーへ。

たき火を囲んで、参加者皆さんの日ごろの活動の分かち合いの時間を持ちました。

それぞれの思い、悩みなど素直な声が聞こえたように感じた時間でした。

 

生き物から森を見るあけて2日目。生き物の視点から森を評価する実習です。

導入の講義があった後、実際に水周りの生物を採捕し、観察します。そして、その生き物が確認できたことが持つ意味にまで視点を伸ばしていただきました。

 

 

 

 

2日目は雨天でしたが、みなさん意欲的2日目は雨模様でしたが、みなさん意欲的で充実した2日間となりました。

ある方にとっては、ただ整備作業をしていたのが、生き物に目を向けるきっかけになったり、また、これまで地元の活動に参加できなかった方が「とにかく参加してみようよ」と話している声が聞こえたり、少なからず参加者の方の前進が感じられました。

 

 

アファンで学んだ方々の地元での活躍をお祈りしています。 

 

主催 株式会社リコー 社会環境本部

 

(事務局 河西)

 

ご存知の方も多くいらっしゃいますが、野生動物と人との間で事件が起きました。

24日には、日本ツキノワグマ研究所というNPOが現地の状況調査を行ったようです。

http://mainichi.jp/area/gifu/news/20090925ddlk21040006000c.html

 

この事件について、皆さまは何を感じていらっしゃいますでしょうか?

 

とてもショッキングなニュースでした。

ツキノワグマがこれほど人を襲った例はこれまでほとんどないのではないか、との記事もありました。

 

そして、「クマは人を襲う猛獣だ!」と単純な認識が広がることに懸念を持ちます。

今回の事件でも、一番最初に人を襲ったそのきっかけは何であったか気になるところです。

 

ニコルが 『日本人は自然オンチになってしまった』 とお伝えしていますが、どうぞこの機会に

「ツキノワグマはどんな生き物なんだろうか」

と関心を向けて、本などで調べてみてはいかがでしょうか。

知識だけで頭でっかちになるのも「自然オンチ」なのですが、関心を向けてできることに一歩踏み出していただくことも大切だなと感じています。

(事務局 河西)

 

参考になるサイト

アウトバック ←クマに関するたくさんの情報があります。

信州ツキノワグマ研究会「ツキノワグマによる被害を防ぐために」

ピッキオ「ツキノワグマについて」

ツキノワグマ事件簿

 

議論があるページもありました。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail.php?qid=1330847883

シルバーウィークの最初の3日間(9月19日~21日)、埼玉、神奈川、東京の4つの児童養護施設で暮らす20人の子ども達を招待して、アファン"心の森"プロジェクトが行われました。

 

今回の心の森も、8月同様3日間ずっとアファンの森で過ごし、森遊びに明け暮れました。

元気でにぎやか、実は状況がよくわかっている男子14人と、素直で芯のしっかりしている女子6人がアファンの森に来てくれました。

「楽しかった~」

子どもはもちろん、大人からもたくさん聞こえてきた回でした。

 

森で思い切り遊ぶ!

 

初日、

長野新幹線、信越線と乗り継いで、黒姫駅へ到着した参加者はバスでアファンの森へ。

松木と握手をして入場し、はれてアファンの森の住人としての3日間が始まりです。

ともに過ごす全員と顔を合わせ、絵を描き、今回は3つのグループに分かれて森の奥へ出かけて行きました。

 

今回は、森で楽しみたいことをイメージしてきた人が多く、木登り、ロープのブランコ、弓矢づくり、そして鬼ごっこなど、初日からいろんな遊び目白押しです。

 

ひとしきり遊んでティピーの裏へ戻り、そのまま夕食作りです。

火をつける準備を森の達人と一緒にしている男子、1つのボールに入った小麦粉を2人でコネコネしている女子、それぞれが自分の役割を見つけて取り組んでいる姿も多く見えました。鉄板で煎餅のように焼いたり、すいとんにしたり。。。おいしく完食しました。

 

たき火を囲んで一息ついたら、夜のアファンの森を一回りです。

曇り空だったので、いつもより少し暗めだったのですが懐中電灯はつけずにナイトハイクをしていると、フクロウの声が。なんと、3羽が鳴き交わしていました。一つのグループはすぐそばで聞いていたようで、少し興奮して教えてくれました。

 

あけて2日目、

朝から夕方までアファンの森で過ごしました。とくに「何時からこれをする」とプログラムが決められていない1日です。

 

「一日中、森の中で子どもと遊ぶ」、そんな時間を過ごしたことはありますか?

 

案の定、水路に落ちて全身ずぶぬれになった子がいて、たき火を焚いて乾かします。

その横では6年生が上手に薪を割り、火遊びしている4年生が怒られ、女の子はいろんな大人とお話している、、、いつの間にかそんなシーンになっています。

 

夕方、ホテルへ戻り入浴、夕食を済ませて広間で木や生き物の話、人生を楽しんでいる人の話を聞きました。

 

最終日の3日目

いつもだと川へ出かけて「川遊び」に興じるのですが、今年は気温も水温も低く、先月の氾濫もあって川の状況もあまりよくないので、今回もアファンの森で過ごしました。

今日は、昨日までのグループ関係なく、子ども達とは別行動をしていた学園職員も合流してみんなで遊びました。

お昼御飯からニコルも合流し、絵を描いて絵から感じたことを伝え合う時間を経てお別れです。

 

 

ある参加者が、

「楽しいことは1回だけなんだよな」

と漏らしていたそうです。

学園には他にたくさんの人がいるので、心の森に参加できるのは1回と決められているんだ、と。

彼ら彼女らの置かれている状況、抱えていることを感じさせる、重い一言だと感じました。

 

大人も子どもも「楽しかったね」と自然に声を掛け合うような場であったことは、うれしく感じています。

 

協働 : 日本アムウェイ合同会社 One by Oneこども基金
協力 : 株式会社インテージ

 

(事務局 河西)

 

 

Parantica sita niphonicaヨツバヒヨドリの蜜を吸う蝶。
名前はアサギマダラ。
この蝶は移動距離が長く、沖縄の南西諸島と本州の間を移動しているそうですが、台湾でマークされた個体が日本で再捕獲されたという記録もあるそうです。
この移動を調べている人やグループもたくさんあり、捕獲して翅にマジックで捕獲場所や日時などを書いて放し、これを移動先の別の地域で捕獲した人が記録し再び放すといった形で行われているようです。

web上には再捕獲の情報交換サイトもあり、かなり綿密に調べられているようです。

 


私はアファンの森で数回、浅間山で1回、沖縄のやんばるで見ただけです。
捕虫網を持っていれば捕まえてマークがあるか見てみたいのですが、網を持っている時に出くわした事がなく、見つけたときにどこから来たのかなぁと想像をめぐらすだけです。
この写真の個体にはマークがありません。

 

どこからやって来たのかな。


これからどこまで行くのかな。


こんな小さなからだで。

 

 

 (事務局 堤)

 

 

※写真はニコルさんが7月にアファンの森で撮影したものです。

 

この時期、弥生池の周辺をあるくと、ぴょんぴょんとたくさんのカエルのこどもが
跳びまわる姿を目にします。
別に喜んで跳びまわっているのではありません。
人間の足に踏み潰されないよう逃げ回っているだけなのです...。
カエルにしてみたらたいそう迷惑な事です。
命がけなのですから。

カエルのこども

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そっと近寄ってみるとヤマアカガエルのこどもでした。
まだ手と足、口のあたりはゼラチンのように透き通って見えます。
体の大きさは1cmくらい。
なんとまあ小さいことか...。
目だけがキョロリとはっきりしていて、なんとなくオイカワやカワムツのような
小さい川魚の目にも似ています。
両生類ですからね。
(こじつけです)

ヤマアカガエルでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマアカガエルは手足の吸盤が発達していません。
だから、U字溝など直角ですべりやすいところを登ることはできません。
ニホンアマガエルは吸盤が発達しているので、ペタペタと器用に登る姿を見かけます。
ヤマアカガエルが人工の水辺で見られなくなった原因のひとつでしょう。
人間が生き物のことを考えて、少しだけ工夫すれば生きられる場所が増えると思うのです...。

しっぽはもうありません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(事務局 堤)

以前に「エコポイントの寄付交換先として、アファンの森財団も登録いただいた」というお知らせを申し上げました。
(詳しくはこちら ⇒ http://www.afan.or.jp/afan_now/2009/08/post-415.html

 

エコポイント事務局から、

「エコポイントカタログ(簡易版)」が、明日より、家電販売店や郵便局等に順次設置されます。

と連絡がありました。

 

家電量販店だけでなく郵便局にも設置されるので、すでにエコポイントをお持ちの方も手を伸ばされてみてください。

 

今回のカタログは、交換商品事業者/682事業者、環境寄附対象団体(この部分に登録いただいております。)/181団体が掲載されていて、エコポイントを持っている人がポイントを利用する時の情報源の一つになるわけです。

 

政府が変わり、改めて地球温暖化防止対策がうたわれましたが、このエコポイント制度やETC1,000円の政策は、温暖化を促進する動きであることも否めないのではないか、という議論もあります。

批判するのは簡単ですが、それだけでは自然環境はよくなりません。

 

批判する代わりに、ご自身でできる新たな事に一歩踏み出すエネルギーに変えてみてはいかがでしょうか。

今回のカタログから交換先を選ぶだけでも一苦労ですが、そのきっかけと捉えてみてはいかがでしょうか。どうぞ、有効にお使いください。

 

(事務局 河西)

新たに、オフィシャルスポンサーとして「バンタングループ」様が加わっていただきました。

 

 

簡単ですが、バンタングループのご紹介を少し。

 

デザイン、クリエーター育成に特化した専門スクールとして、40年以上にわたり「現役のプロによる教育」をつづけられています。

 

現在では、国内5拠点(東京・横浜・名古屋・大阪・福岡)、海外拠点(N.Y.・ロンドン・パリ・香港 ※提携校)にて、スクール運営がされていて、ファッション、ヘアメイク、インテリア、グラフィックデザイン、映像、食など様々な分野において即戦力となる人材を育成する教育事業を展開されています。これまでに、なんと約16万人の卒業生を輩出しています。 

 

「ホリスティック教育」を目指されていて、その取り組みの一つとして今回オフィシャルスポンサーとして加わっていただき、「森とのかわわり/つながりの中でデザインする力を育んでいく」活動を、アファンの森を中心に試みていかれます。

 

 

「ホリスティック教育」という言葉を耳にしたことはありますでしょうか。

 

WEB版知恵蔵2009によると・・・

 

「知育、徳育、体育などを別々にせず、また、人間と自然界とのつながりを全体として重視することを理念とする教育の新しい考え方。 (中略) 近代の知育に偏重しがちな教育に対するアンチテーゼとして提起され、感情、意志、身体性を重視し、バランスの回復を図ろうとするもの。」

 

とありました。

 

 

バンタン様は、「デザイン」を切り口にして、この「ホリスティック教育」の実現を目指されています。

 

 

またひとつ、力強い味方が増えた、そんな感じがしてなりません。 

この場を借りて、改めてお礼申し上げます。

 

バンタングループ トップページ
(右上の「森と学ぶ」とあるバナーをクリックいただくと取り組みがご覧いただけます。)

バンタングループ 『森と学ぶ、バンタンのデザイン教育』ページ

バンタングループ ミッションのページ

 

 

(事務局 一同)

 

 

キジバト

 

 

 

 

  

 

 

キジバト
Oriental Turtle Dove
(写真:ヒヨ吉)

 

 

私はけっこう雨男。

しかし、どういうわけか今年1月から始めたアファンの森の鳥類調査では晴天に恵まれていました。

でも、効力もついにここまで? 8月の調査では初めて重い雲の空の下での調査となりました。

 

幸い雨は降らなかったものの、霧が時折周囲を覆いました。

歩きなれたいつもの調査コースであっても、ちょっとした違いで、新鮮な驚きに満ちた風景に変わっていました。

 

季節柄、あまり鳥が鳴かないので確認できた種類は少なかったのですが、霧の中から聞こえる鳥たちの声がいつもより澄んでいて、しかも遠くまで響いているように感じられました。

そんななかで不思議と私の心に残った声の主はキジバトでした。

 

霧の中から聞こえてくるキジバトの声は、なんだか心の深いところに穏やかに染み込んでいく、とても神秘的なものでした。

 

大都会の真ん中にもいるごくごく普通の鳥ですし、それこそ東京での毎日の生活でも聞くことのできるキジバトの声が調査で印象深いものになるとは、実は自分でも驚きでした。

 

いつも歩くアファンの森の小道で、いつも聞くキジバトの声。

それが、ちょっとした状況の違いで自分の記憶の中でなにものにも代えがたいものになるのですね。

 

 そんなことのあった8月の調査以降、なんとなくキジバトが気になるようになり、通勤時に気をつけて観察するようになったら、なんと自宅の庭でキジバトが巣作りをしているではありませんか。

こんな偶然があるんですね。この出来事によって、都会とアファンの森は別々のものではなく、より深いつながりをもったものに変化しました。

 

街の中でキジバトを見ると、アファンの森を思い出すようになり、日々の生活に彩りが添えられたように感じています。

こういうのは、とても贅沢なことだと思います。

 

アファンの森がまた一つ、地球で人間がずっと生き続けるために覚えておくべき自然の敬い方を教えてくれたような気がしました。

 

物理的な距離はどうしても遠いアファンの森ですが、心の中ではもう身近な存在です。

キジバトとアファンの森に改めて「ありがとう」です。

 

(ヒヨ吉)

※事情によりイラストはお休みしています。ごめんなさい。

 

.............. 
ヒヨ吉さん

現在、東京で仕事をする傍ら、アファンの野鳥調査に携わっていただいています。
小学生の頃から野鳥を観察していて、野鳥歴(?)は20年以上。
ニコルの手がけた専門学校の卒業生でもあります。
これまで調査や環境教育などに参画しつつ、野鳥のイラストも描かれていて、
2000年からは英国に留学し、日本では学ぶ場がない「野生生物画」を学んで2003年に帰国。
日本でもイラスト提供や個展など開かれています。
ヒヨドリが大好きなので「ヒヨ吉」。

 

痕跡少し前のことになりますが、8月の終わりのことです。

 

国有林境の水路沿いに、左の写真のような痕跡がありました。

 

幹の途中に大きな穴が見えます。

 

近づいてみると、、、

 

 

 

痕跡派手にやっていました。ツキノワグマの仕業です。

 

直径が40cm程の幹に洞(うろ)ができていたようで、そこにミツバチが巣を作っていたようです。

 

クマにとってはご馳走なので無理もないのですが、ハチの巣はほとんど跡形も無く、洞は空っぽになっていました。

 

あの大きく鋭い爪で樹皮をはぎ、むさぼり食ったのでしょう。生々しい感じがします。

 

この週末は、鳥類の調査をお願いしている方など調査にご協力いただいている方々もいらっしゃいました。

自動撮影装置には、ツキノワグマも撮影されていたとのこと。

 

いつ、どんな個体が、どんな状況でこの場で生きていたのか、想像すると少しゾクッとします。

 

(事務局 河西)

ニコルのイングリッシュコーナーを更新しました。

今回はアファンセンターが完成した後、実施したいことをニコルがつづっています。

 

どうぞご覧ください。

 

UNCLE NIC'S ENGLISH CORNER

 

 

そうそう、今晩のBS朝日『アファンの森の物語』もお忘れなく。

 

(事務局 河西)

あれからどうなったのか・・・

 

鳥居川のことです。

8月6日、昼間から戸隠の山には黒い雲がずっしりと乗っかったまま動きませんでした。
夕方になり黒姫も突然の豪雨。
そして午後9時過ぎ、事務所前の鳥居川が溢れたとの電話連絡。

 

あれから10日ほど経ったお盆休み、鳥居川を見に行きました。
空は快晴。それまでずーっと曇りか雨模様の黒姫でしたが、夏の日差しがまぶしい日でした。
川べりでバーベキューを楽しんでいる家族連れがいました。


 

      【8月15日撮影】              【5月29日撮影】         

洪水後10日経過 上流方向5月29日の鳥居川

 

 

 

 

 

 

 

 

左の写真はこの日撮影したもの。
川の流れの真ん中で流れが2つに分かれています。
右の写真は5月に撮影したもの。
川の流れは1本です。
かなりの量の石と砂と土が流れてきて、その一部が溜まったものでしょう。




      【8月15日撮影】 

ヤナギの木が下流側に傾いています

 

 

 

 

 

 

 

 

 中洲に立っていたヤナギの木。
下流方向に傾いています。
流れに洗われて木の根がむき出しになり、樹皮は剥がれています。
ここにあるヤナギの木が洪水の勢いにブレーキをかけ、土砂が下流に流れるのを防ぐ
フィルターの働きをしてくれたのでしょう。


こういう状態になっても、倒れた木を伐採して、土砂を運び、ある程度人の手を加えてやれば、
大工事をしなくても自然がまた元の姿に戻してくれるでしょう。
よく考えられていますね。

上流から流されてきて、この場所にとどまっている大きな木はどこにあったものなのか。
長さ20mくらいはありそうです。
川の流れはなんともダイナミックです。

 

こちらは下流側。 

      【8月15日撮影】              【6月12日撮影】   

下流方向をのぞむ

取水口付近の様子 

 

 

 

 

 

 


左の写真はこの日撮影したもの。
写真の右側に並べられた大きな石が数個あります。
この先にある農業用水の取水口に水を導くために置かれているものですが、
もともとあった石が流されたため、応急的に配置されたもののようです。
左の写真を見ると変化がよくわかります。
(おそらくまた、もとの形のようにもどされるのかな?)

 


昨日(9月3日)から中洲の樹木と土砂の撤去が始まりました。
どういうふうになるのかとても楽しみです。 

 

アマガエルがじっと見ていました 

 

 

 

 

 

 

 

河原でアマガエルがじっと見ていました。

 

(事務局 堤)

 

 

「里山」という映画の上映が各地で始まっています。

http://satoyama.gaga.ne.jp/

 

テレビのスポットCMや予告編などで、見聞きされている方も多いと思います。

そのナレーションは「おっ」と思わせます。注意して聞いてみてください。

 

また、著名人のコメントがいくつかホームページに掲載されていますが、養老孟司さんのコメントに

 

"「手入れ」という思想がいつの間にか理解できてしまう"

 

とありました。

この部分を読んで「見てみたい」と思いました。

 

長野にはまだやってきていないので、しばらく待たねばなりませんが。。。

 

 

そうそう、9月5日のニコルの番組もどうぞお楽しみに。

 

(事務局 河西)

 

今月アファンの森でおこなう企業様向けの事業や、「心の森」にやってくるこどもたちに使ってもらう
アファンフィールドノートを用意しました。


アファンの森 フィールドノート

 

 

 

 

 

 

 

 

このフィールドノート、なかなか使えます。
アファンの森の全容がわかる地形図には、環境別に設定した調査区が載っていたり、アファンの森
で見られる主要な樹木、野鳥など動植物のわかりやすいイラストと生態。
それらの動植物が一覧表になったリストも載っています。

 

主要な動植物のリストもあります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしながらこの作業、種類別のノートを1冊のフィールドノートに組み上げていくのですが・・・
テーブルの上に置いたノートを一枚づつ2人でぐるぐる時計まわりに取っていきます。
ぐるぐるぐるぐる・・・・
100セット組んだので2人で100回転。
下を見ながら回るので、目もまわってきます。
(往年の名力士"舞の海関"の秘技「くるくる舞の海」というはなれ技を思い出してしまいました)

ただそれだけなんですが、準備からファイルにセットするまで2人で3時間もかかってしまいました。


 

これで全ページ!

 

 

 

 

 

 

 

 

アファンの森をもっと知りたい方におススメの「アファンフィールドノート」。

欲しい!という方はこのホームページ「アファンの森グッズ」をご覧ください。

 

(事務局 堤)

 

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