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アファンの森は今


【財団の活動】心の森プロジェクト 2010年9月

少し時間がたってしまいましたが、心の森の活動の様子をお知らせします。

 

9月18日から20日の3連休で、アファン"心の森"プロジェクトが行われました。

今回も8月に続き、ロッジしらかばで宿泊をして、「大家族のちょっと遅い夏休み」という雰囲気でした。

3日目にアファンの森からお別れする時には、これまでにないほど涙々のお別れになりました。

 

やって来てくれたのは東京と千葉の4つの児童養護施設で暮らす、小4~小6の20人。

各学園の職員と共に遠路を参加してくれました。

 

 

初日

長野駅から信越線に乗り換えて黒姫駅までやってきた皆さんは、バスに揺られてアファンの森に到着します。

事前訪問で、数人のスタッフとは会っていますが、森で迎えるスタッフと参加者はほとんどが初対面。朝早く学園を出ているので、眠さや、空腹、疲れ、緊張、さまざまな気持ちを持ちながら、森に入場します。

 

オリエンテーションや絵を描いて、アファンの森でお弁当。地元のおばちゃんが作ってくれたおいしいお弁当です。

その後、この3日間のポイントの一つである「グループ分け」です。

お弁当前に描いた絵を使って参加者が「選ぶ」「選ばれる」時間です。

 

自分が選ぶ、ということは大事なことだと考えています。

「未来の人生は、今のあなたの選択で決まる」などとも言われていますね。

 

こうしてできたグループごとに、森へ出かけていきます。

連れ出すのは、地元で森遊びを楽しんでいる人たち。この人たちも絵で選ばれています。

キャプテンの感性で集まったグループで森遊びへ出かけるわけです。

 

学園の職員だけで森を味わう職員の方々は子どもたちと別れ、のんびりアファンの森を散策です。

日ごろの激務をこの3日間で浄化していただければな、と思うばかりです。

 

そのまま、アファンの森で夕食をとり、夜のアファンの森へも出かけました。

今回は、全体的におとなしい静かなスタートです。

 

 

2日目

アファンの森と関わる人たちとなじむ初日ですが、2日目はその人の本来の姿が出てきます。

今回はツリークライミング(r)を実施しました。

ツリークライミングでの様子はこちらをどうぞ。)

 

このツリークライミングに取り組んだことで、一歩前に踏み出したと感じる参加者は多くいました。

森の中で参加者と接していると、ふっとした一言などから抱えているものの大きさを感じることがあります。

心の森にかかわるスタッフの皆さんは、ニコルがアファンの森へ注ぐのと同じように、目の前にいる子ども達に愛情を注いでくれています。

 

夕方、宿のロッジしらかばに戻り、ロッジの庭でBBQの夕食です。

学園関係なく、スタッフか参加者かも関係なく、同じ時間を過ごします。

先月はふざける男子に一喝入れる場面もありましたが、今回はまた雰囲気が違い、ゆったりとした、でも相当たくさん食べたBBQでした。 

 

 

3日目

予定では川遊びをするはずでしたが、天候や川の様子もあって、

アファンの森の中で最後まで過ごすことにしました。

昨日のツリークライミングがあった分、アファンの森の探検はまだ続いたようです。

 

みんなが帰ってくる頃には、ティピー裏のたき火でトウモロコシがいい具合に焼きあがり、

笹ずしと共にほおばる森の昼食。

 

そして、アートセラピー。

ペアで絵を描き、描いた絵を見せて周りの人が感じたことを伝え合う時間です。

絵にはその人の個性が表れていて、感じたことを描いた人の伝えます。

ニコルもこの場には合流しますが、さすがに感受性豊かで、いろんなことを感じているようです。

 

普段、「何だか調子悪そう」などと葉伝えると思いますが、

「優しい」「アグレッシブな感じがする」「かわいらしい」「芯が強い感じがする」

などと面と向かって話をする機会はありませんね。

絵を利用して本人に伝えていて、それをお土産として持って帰ってくれたらうれしいと思います。

 

全員がこの3日間の感想を分かち合って、各学園へ帰って行きます。

電車の時間ぎりぎりになってしまい、あわただしい最後でしたが、

人目をはばからず、別れを惜しんで泣いてくれている男子がいました。

今回は、他にもたくさん涙を流してくれている子が。

今回の3日間も、参加者の心に響くものはあったんだなと感じています。

 

あるスタッフが

「この3日間、子ども達は自分の居場所があったんだと思う。その居場所から離れてしまう涙だと思う。」

と言っていました。

また、学園の職員からも

「お別れの場面は、もっと丁寧に行いたいです。つらい別れを経験している子どもたちなので。」

とフィードバックを頂きました。

 

単に別れを惜しんでくれた、と感じていた私が恥ずかしくなりました。

アファンの森での別れ、改めてポイントになる時間と感じました。

 
 
協働 日本アムウェイ株式会社 One by Oneこども基金
協力 株式会社インテージ

 

(事務局 河西)

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