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アファンの森は今


2011年5月

 

5月後半から南エリア(未整備のトラスト地)での手入れが始まりました。

昨年一年かけて動植物の基礎調査をおこなっていた場所です。

広さは12ヘクタール。

これまで25年にわたり手を入れてきたエリアがほぼ18ヘクタールですが

森に入った感覚では、なぜかこちらの方が広く感じられます。

 

 

手入れの様子

今日は森番の松木さんが、生い茂った低灌木

(ほとんどアブラチャン)と木に絡みついたフジヅルを

刈り払い機で刈り取る作業をしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

低灌木とツル絡まった木々

写真を撮影した場所はこのエリアのほぼ中央部。

コナラやミズナラにはフジヅルが絡みつき

成長できずに枯れています。

刈ったアブラチャン(樹種名)は時間とともに

分解され土に還ります。

 

 

 

 

これからどんなふうに変わっていくのか。

希望が湧いてくる場所の一つです。

 

 

 

(事務局 堤)

 

昨年10月から滞在(個人的事情により、途中一時帰国をしておりますが)して野鳥を実際に観察しながら描きためたスケッチを基に作成している図鑑掲載用のファイナルワークも、今まさにラストスパートというところです。

 

図鑑掲載用のファイナルワーク 

この一ヶ月のアファンの森やアファンセンターでの動きをご紹介します。

 

4/27~29 : 鳥の調査員の方が、早朝のアファンの森でラインセンサス。

GW : 「のへら隊」(グリーンセイバー有志の方々)が松木と一緒に植樹などの森での作業。

5/1 : 森の花暦をチェック。ニコルの取材、共働舎さん来訪。

5/3~4 : ヤマネの調査員の方々が、ヤマネ巣箱のセット。

5/10 : 地元の役場の方と打ち合わせ。

5/7~9 : 麻布大学の野生動物学研究室高槻先生と院生、新3年生がフィールドワーク。

5/8~9 : アムウェイのディストリビューターさんと共にチップ敷きのボランティア作業

5/10 : リコーグループ企業の皆さまから寄付を頂戴しました。

5/10~12 : 植物の調査員がの方が、北エリアの植物相のチェック

5/12 : 緊急提言シンポジウム「森と海をつなぐ日本の再出発」

5/13 : 5/21の信濃町の「癒しの森」のツアーの打ち合わせ、ニコルの取材

5/15 : イオングループの皆様来訪。
     会員見学会を実施。浜美枝さんが会員のお一方として参加いただきました。
     (ブログでその様子を書いていただいております。こちら

 

5月22日(日)

アファンの森財団の活動にご支援をいただいているスポンサー企業の株式会社ディー・エヌ・エー

から12名の社員の方が新入社員研修の一環でアファンの森を訪れました。

 

この日はあいにくの雨模様。

はじめに雨合羽を着て森の散策路にウッドチップを敷く作業をしていただきました。

ウッドチップは昨年伐採したミズキやコブシなど。

チップの山を、手箕(てみ)という道具ですくうようにして軽トラックと一輪車に積み込みます。

チップにしてから数日しかたっていませんが、すでに醗酵が始まっており

「わあ、温かい」、「いい匂い」などと歓声があがります。

 

                            

110522_DeNAKensyuu_01.JPG合羽を着ているととても蒸し暑いのですが、雨にあたりながらの

作業もなかなか気持ちのいいもので、9名の新人さんも

とても元気に作業してくれました。

 

チップの山は着々と減っていき、山が無くなった頃にちょうど

終了の時間。

 

 

 

 

  

ティピーの中で雨宿りをしながら地元のおばちゃん弁当の昼食。

 

 

そしていよいよ森番の松木さんの案内で森を散策。

 

110522_DeNAKensyuu_02.JPG

ここで松木さんの話にみんな興味津々。

松木さんものってきて大盛り上がり。

タラの芽をみんなでとったのですが、途中で松木さんがナタで

木を切り出すと「カッコイイー」の歓声。

ナタでこんなに盛り上がったのはじめてかな・・・。

 

 

 

 

 

アファンセンターで生態系についての講義を聞き、

再び森に出るころには雨があがっていました。

最後は森のブランコと山菜のテンプラ。

「うまい、うまい」とテンプラをぜんぶたいらげてくれました。

 

ディー・エヌ・エーのみなさん、お疲れさまでした。

 

110522_DeNAKensyuu_03.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(事務局 堤)

 

 

 

長野のテレビ局であるテレビ信州さまと共に、

森と風の教室 in アファンの森」を実施する事になりました。

 

『森と風の教室 in アファンの森』は、

長野県の次の世代である高校生・大学生を対象に、

森は甦ることを伝え、里山つまり「人が手を入れている森」を実体験します。

 

この度の大震災では、湧き水や山菜、薪ストーブなど「里山の恵み」が避難所等での暮らしを助けています。

関わり方次第で身を守ってくれる「森」。

 

『森と風の教室 in アファンの森』は、

人の手で再生している「アファンの森」を教室にして、

全身で体験しながら、暮らしの傍らに「豊かな森」があることの大切さを、次世代を担う地元長野県の若者に実感し学んでもらう取り組みです。

 

申し込み、お問い合わせはこちら

アファンの森のそばに、東京環境工科専門学校黒姫実習地があります。

ニコルは総実習場長として、主に黒姫実習の時に学生と関わっています。

 

このシーズンは、春に入学した1年生が実習を行っています。

最初の実習なので、ニコルの講義があります。

 

アファンセンターのホールが教室に今年はアファンセンターのホールで行われました。

 

まだ折り目が付いている新しい実習服に身を包んだ学生たちがやってきて、

ニコルの話しに耳を傾けました。

 

(事務局 河西)

 

5月12日に東京青山のスパイラルにて行いました

緊急提言シンポジウム「森と海をつなぐ日本の再出発」

は、会場の定員をはるかに上回る400人近い方々にお越しいただきました。

 

ほとんどの方が立ち見となり、ご不便をおかけしてしまいましたが

皆様、熱心に耳を傾けていただきました。

ご来場いただいた皆様には、改めましてお詫びとお礼を申し上げます。

 

当日の様子が、このホームページ上でご覧いただけるようになりました。

配布資料もアップしております。

どうぞご覧ください。

 

・当日の様子はこちら ⇒ http://www.afan.or.jp/iyof2011/110512.html

・「森の連携」ページ ⇒ http://www.afan.or.jp/iyof2011/index.html

 

(事務局 河西)

 

ウェールズ・アファンの森では最近見られなくなってしまった鳥がいます。

マダラヒタキ(Pied Flycatcher)です。

 

スズメより一回り小さい白と黒のまだら模様で、ウェールズを始めとする英国内では、大きなオーク(ナラの木)のある森で子育てをします。冬の間はアフリカで過ごし、オークの木から葉が出る4月下旬頃に英国にやってきます。

近年、ヨーロッパ全体で急激に減少している鳥が生息しているウェールズは、鳥が好きな私にとって魅力ある地域です。

 

マダラヒタキの記録があるウェールズ・アファンに残る数少ないオークの森2010年5月、下見でウェールズ・アファンに来たとき、マダラヒタキの記録がアファンにもあると聞きました。今年はマダラヒタキを見たくて毎日森林公園のオークの森の中を探していましたが、どうしても見つけることができませんでした。

 

(写真)マダラヒタキの記録があるウェールズ・アファンに残る数少ないオークの森

 

 

昨日5月10日(火)。

リコーグループの企業の皆さまよりご寄付をいただきました。

 

    リコーリース株式会社

    リコービジネスエキスパート株式会社

    リコーテクノシステムズ株式会社

    リコージャパン株式会社

 

 上記4社の長野事業所から代表の方々がお越しになり、社内におけるアルミ缶回収活動

 などの収益金を寄付してくださいました。

 

 アファンセンターのホールでリコージャパン株式会社長野支社の

 小澤支社長よりニコルに寄付金が手渡されました。

 

リコーグループ企業様からの寄付

ご協力いただきましたリコーグループの皆様には

心よりお礼申し上げます。

いただきました寄付金は大切に森の再生活動に

使わせていただきます。

 

どうもありがとうございました。

 

 

 

 

 (事務局 堤)

 

みなさま、どのようなGWをお過ごしでしたか?

 

アファンの森は、森での作業が本格始動する時季なので、毎年にぎやかなGWです。

 

5月8日と9日の2日間は、日本アムウェイ(合)の会員(ディストリビューター)の方々に手伝っていただいて、散策道にウッドチップを敷き広げました。

このウッドチップは、アファンの森で伐採された材を、チップにしています。

これも、アファンの森での「間伐材の利用」の一つです。

 

ウッドチップを敷くことは、森の未来を守ることになります。

地面が踏み固められて、削られてしまうと、その後生き物が芽生えることは期待できなくなってしまいます。(もちろん、長い時間をかければ期待できるのだとは思いますが。。。)

 

チップが緩衝材となり、地面の状況を変わらず維持しよう、というものです。

(参考)http://www.afan.or.jp/afan_now/2009/05/post-365.html

今、ウェールズ・アファンの森林公園の林床には、ブルーベルという花がたくさん咲いています。

この花の青さには少し紫が入っていますが、なかなか写真では表しきれない微妙な色です。

 

木陰の下で風に揺れているブルーベル木陰の下で風に揺れていると、本当にきれいで、先を急がなくてはいけないときでも、ついつい足を止めて見とれてしまいます。

 

森林公園のレンジャーのニックさんによれば、

今年は例年に比べると花が少なく、色もあまりよくないとのこと。

この花は、つぼみが作られるときに水分がたくさん必要らしいのですが、今年は異常に乾燥しているため(3~4月はほとんど雨が降りませんでした)、花が弱々しいとのことでした。

 

 

 

そんな厳しい時期を乗り越えてやっと花を咲かせているブルーベル。

色が良くなくたって、数が少なくたって、私はかまいません。

 

今、私の目の前で、咲いてくれていること。

そのことだけで、私は十分幸せです。

 

(ヒヨ吉)

※掲載画像を許可なく使用したり、引用することを固くお断りいたします。

 

..............

ヒヨ吉さん

現在、東京で仕事をする傍ら、アファンの野鳥調査に携わっていただいています。
小学生の頃から野鳥を観察していて、野鳥歴(?)は20年以上。
ニコルの手がけた専門学校の卒業生でもあります。
これまで調査や環境教育などに参画しつつ、野鳥のイラストも描かれていて、
2000年からは英国に留学し、日本では学ぶ場がない「野生生物画」を学んで2003年に帰国。
日本でもイラスト提供や個展など開かれています。
ヒヨドリが大好きなので「ヒヨ吉」。
現在、日英で楽しめる「鳥の本」を製作するために、ウェールズのアファンの森へ出張中。

 

気仙沼で牡蠣の養殖と共に、植林活動を20年以上行ってきたNPO法人「森は海の恋人」代表である畠山重篤氏をむかえ、様々な分野の専門家たちが東北地方の復興に限らず、日本の将来について議論するシンポジウムを開催いたします。

 

このシンポジウムの様子が、USTREAMで配信されることになりました。

番組URLはこちら ⇒ http://www.ustream.tv/channel/8133537

2011年5月12日(木) 19:00~ です。 どうぞアクセスしてご覧ください。

 

パネリスト

畠山 重篤 氏 (NPO法人「森は海の恋人」代表)

稲本 正 氏 (オークヴィレッジ代表、NPO法人「ドングリの会」代表)

・高見 裕一 氏 (元衆議院議員)

・大熊 孝 氏 (新潟大学名誉教授(河川工学)、NPO法人「新潟水辺の会」代表)

C・W ニコル

 

司会

・宮林 茂幸 氏 (東京農業大学教授、「美しい森林づくり全国推進会議」事務局長)

 

パネリストのプロフィールはこちら

 

主 催 : 財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団/NPO法人どんぐりの会

協 賛 : 株式会社インテージ、株式会社岡村製作所、バンタン

 

(事務局 河西)

 

雪が溶けて見えなくなると、森での作業が本格スタートします。

 

倒れたスギアファンの森をひと回りすると、

倒木があったり、太い枝が折れて落ちていたり、折れかかってぶら下がっている枝、…。

今年は、スギの木が一本倒れていました。

 

雪や風の影響の大きさを目の当たりにするわけです。

 

 

 

 

折れるまではいってないものの、雪の重みでつぶされて幹ごと傾いていしまっている若い木もあります。根元がずいぶん曲がってしまっているわけです。

その木々をロープなどで引き揚げる作業が「雪起こし」です。

GW、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

アファンの森では、森の花々がようやく咲き始めました。

いわゆる「スプリング・エフェメラル」たちです。

そのいくつかをご紹介。

 

フクジュソウ

フクジュソウです。

 

アファンの森で春に咲く黄色い花というと

真っ先にリュウキンカが思い浮かびますが、

リュウキンカよりも早く、ひっそりと咲きます。 

 

 

 

アブラチャンこちらは木に咲く黄色い花、アブラチャンです。

 

まだ花も葉もほとんど開いていない中で、目の高さで見られる花の一つです。

遠くから見てもよくわかり、きれいです。

 

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