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アファンの森は今


2012年7月

7月21日、22日はオフィシャルスポンサーであるリコーグループのご家族を招いて「リコー親子自然教室」が行われました。

普段、自然に触れ合う時間が少ない、自然どころか、親子で過ごす時間も少ない(ご家族のなかには、子供と会える時間が朝と夕方の1時間くらいしかないというご家族もいらっしゃいました。)ご家族に1泊2日と短い時間でしたが、親子で過ごせる時間を大切にしながら、存分に自然を感じていただきました。

 

初日、

朝から早速、大自然の洗礼を受けました。

前日の大雨の影響で電車が運休しているとの情報が・・・

急遽別の交通手段を用意して事なきを得ましたが、お迎えする準備を万端にしていても自然には勝てませんね。

こうして雨の中、「リコー親子自然教室」が始まりました。

120721_ricoh1.JPGお昼の時間にアファンの森に到着なので気持ちの良い森でお弁当を食べていただこうとしていたのですが、雨の為断念。予定を変更し、昼食をアファンセンターでとり、天気が回復するまで、センターで生きもののお話。

話の中心は、男の子に大人気のカブトムシ。カブトムシの餌は何?その餌はどうやって食べているの?そうするとすみかは?と話は進みどんなところにいててどんなところを探せばいいのか、何となくわかってきます。

はたして見つける事は出来るのか?

今日は朝から鳥の調査に同行しました。

鳥の朝は早い。

夜明けから30分ぐらいの時間がいちばん活発ということでそれに合わせるとなる夜も明けぬ時間から動き出すわけです。

森に葉が茂っているこの時期は目視で鳥を確認する事はなかなか困難です。

もっぱら鳴き声を聞いて鳥を判別していくのですが、鳥の専門でも何でもない私にしてみたら聞き分けるのはほぼ不可能・・・

調査担当の中村さんが何の鳥が鳴いているか解説してくれるのですが、次に聞いた時に、はたして先程鳴いていたのと同じ鳥なのか?違う鳥なのか?

私の場合、集中していても聞き逃す鳥の声に中村さんは反応して次々に鳥の種類を調査票に記録いきます。

こうして、アファンの森の鳥相が記録され森の整備に役立っています。

 

120725_kumahunn.JPG【おまけ】

調査中にクマの糞を見つけました。

新しいものではありませんでしたが、3日~4日くらい前のものではないかと思います。

アファンの森にはクマが出ますよ!

 

(黒姫事務局 大澤)

 

7月20日(金)、地元信濃町との連携の一環として宿泊施設を対象とした森の案内が実施されました。

今回は野尻湖ホテルエルボスコに宿泊のお客様をお招きしました。

 

信濃町にはアファンの森に限らずたくさんの魅力がある町です。

森林セラピー基地に認定され、癒しの森の事業が盛んです。

野尻湖を始め周辺の豊かな自然を利用したアウトドアなどの体験活動やアロマ体験など様々。

年齢、性別に合わせた癒しがあります。

そんな信濃町の魅力をもっと多くの方にも知ってもらい信濃町を好きになってもらいたい。

アファンの森がそのきっかけになってくれたら良いと考えています。

 

内容はアファンの森の概要説明と森の散策です。

森の散策の案内は森林メディカルトレーナー ひとときの会のメンバーにお願いしています。

私たちとはまた一味違う案内を楽しんでいただきました。

  120724_shinanomachitua-1.JPG 120724_shinanomachitsua-2.JPG 

限られた短い時間の中でしたが、みなさんの満足度は高かったと感じました。

 

アファンの森は通常、一般の方の来場はお断りをさせていただいていますが、今後も今回のように地元の宿泊施設を対象とした森の案内を実施していく予定です。

今年度もまだ実施予定はありますので、興味のある方は信濃町観光協会にお問い合わせください。

 

(黒姫事務局 大澤)

 

麻布大学 野生動物学研究室ではアファンの森の色々なポイントに自動撮影装置を設置し、森にやってくる生きものを撮影しています。

その中の一つにニホンジカが写っていたと高槻先生から写真をいただきました。

120723_shika_azabudai.jpg野生生物は夜中に姿を見せる事が多いので、自然と撮影されるものも夜が多いのですが、この写真は午後3時ぐらいだそうです。

ここまできれいに写っていると色々な情報が写真から読み取れます。

特に注目するのは頭部。

短い毛に覆われた袋角が15cm程伸びているのがわかります。

ニホンジカのメスには角は有りませんから、写っているシカは立派なオスであるとわかります。

 

各地でシカの増えすぎによる被害が出ていますが、アファンの森ではまだ目立った被害はありません。

しかし、十数年前はこの辺りでニホンジカは見なかったとも聞いています。

分布が広がっている事は間違いないようです。

 

(黒姫事務局 大澤)

 

梅雨が明けたアファンの森を散策してきました。

今日見た花を幾つか紹介します。

0719_hotarubukuro.JPG  0719_kugaisou.JPG

【ホタルブクロ】             【クガイソウ】

0719_okatoranoo.JPG

【オカトラノオ】

0719_hiyodoribana.JPG 0719_tamagawahototogisu.JPG
  【ヒヨドリバナ】           【タマガワホトトギス】

ヒヨドリバナにはミドリヒョウモンが吸蜜に訪れていました。

これからは夏の季節の花です。

 

(黒姫事務局 大澤)

 

気象庁の発表では本日梅雨明けをしたようです。

梅雨が明けたと聞くと、ただの青空が夏に見えてくるから不思議です。

 

梅雨明け前の14日(土)は7月の会員見学会でした。

この時期は常に天気を気にしてしまいます。

予報では午前は曇り、午後は雨。

降らないでほしいと願いながら、会員の皆さんに雨具の用意をご案内。

 

0714_matsuki.JPG今回は松木の案内による森の散策でした。

「地面に落ちている枝1本で2時間は話せる」と、いつもの調子の松木と一緒に森の散策が始まりました。

普通の人にはどれも同じように見える落ちている枝も松木が見れば、自然死なのか事故死(折れた、折られた)なのか、いつ地面に落ちたのか、何年ぐらい経過しているかなど様々な事がわかってしまうのだそうです。

松木に言わせればそんなのは「な~んにも役に立たない話だ。」だそうです。

でも、そんな役に立たない話は毎度一緒に回るスタッフでも飽きないとても面白い話です。

梅雨まっただ中の7月9日、天気を心配しながら地元信濃町小中学校の小学4年生を対象に出前授業が行われました。

120709_教室授業風景.JPGテーマは「生きものとお話をしよう!」

人間の言葉が話せない生きものと一体どのようにお話をすればいいのか?

まずは、教室の中で、生きものと話すためのコツを学びます。

講師の話に耳を傾け一生懸命にノートをとる子供たち。

・・・と、先生達。

自然と接する機会が減ってしまったのは大人たちも一緒です。

子供たちに自然について教えていこうとする先生方にとっても、普段から生きものを相手にしている講師の話には興味津々。

ある意味、子供たちよりも真剣でした。

 

120709_田んぼの生きもの.JPG教室での講義が終わったら、今度は外にでて実際の生きもの観察です。

天気が心配されましたが、太陽も顔を出して外の活動には少し暑いくらいでした。

場所は自分たちで米を育てている田んぼ。

自分たちの田んぼの周りにはいったいどんないきものが住んでいるのでしょう。

 

アファンの森の初期をとらえた写真に、

山頭火の俳句を合わせ、ニコルや南健二さんの文などで構成したユニークな本が出版されます。

 

C・W・ニコル 来日50年記念出版

『けふはここ あすはどこ あさつては  C・W・ニコル × 山頭火の世界』

 

『けふはここ、あすはどこ、あさつては C・W・ニコル×山頭火の世界』

C・W・ニコル、南 健二/著

単行本、128ページ

税込1,680円

清水弘文堂書房より 2012年7月30日発売予定

 

 

ニコルの国内外の私的な珍しい写真も多く、

未発表のショットがたくさんあります。

 

本の題名の俳句には、旅行先から戻り黒姫駅を降りるニコルの写真です。

 

清水弘文堂書房 近刊情報のページ

ノーベル平和賞受賞者ムハマド・ユヌス博士とニコルがシンポジウムで共演します。

 

シンポジウム

7.23 森の再生・復興・自立・ソーシャルビジネス

「新しい日本の創造を目指して」

 

震災から1年数カ月が経過した今も、思うように復興が進んでいない現実もあります。

これからの新しい日本をのために各分野のスペシャリストが雇用創出による自立、復興の可能性と実践について語りあうシンポジウムです。

同時にチャリティーコンサートも開催されます。

お時間がある方はどうぞ足をお運びください。

 

日時 7月23日(月)17:30~21:00

場所 昭和女子大学人見記念講堂

 

詳しくはこちらをご確認ください。

http://www.earth-identity-project.com/723/

PDF版 723reaflet1.4.pdf  , 723reaflet2.3.pdf

 

(黒姫事務局 大澤)

 

少し前にご紹介した、

7月17日(火)の徳川さんのピアノリサイタル

お出かけになりますか?

 

まだ少しお席があるようですので、ご都合合う方はお出かけください。

 

ニコルが詩の朗読で登場し、

収益金は、私共の震災復興プロジェクトへ支援いただくリサイタルです。

よろしければどうぞ。

 

イープラス(インターネットでチケットが購入できるサイトです)で、

チケットが購入できるようになっています。こちら

 

新聞等でも掲載いただいておりますので、集めてみました。

6月25日 読売新聞・東日本版 「復興掲示板」

 

6月25日 読売新聞・東日本版 「復興掲示板」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7月9日 東京新聞 夕刊 社会面

 

7月9日 東京新聞 夕刊 社会面

 

 

 

 

 

 

 

 

(黒姫事務局 河西)

先日、宮城県東松島市で取り組んでいる震災復興プロジェクトで大きな一歩が踏み出されました。

 

震災復興に向けた連携及び協力に関する協定書 締結

7月6日(金)、

宮城県東松島市と

「震災復興に向けた連携及び協力に向けた協定書」が締結されました。

 

(協定書を手に握手する阿部市長(右)とニコル)

 

 東松島市の

 

・森林再生や自然環境調査

・環境教育、人材育成

・森林文化の保全と森林資源の活用

そして

・「森の学校」

 

 これらに関わることで連携、協力し復興に取り組んでいく、というものです。

三陸河北新報社の記事

 

昨年NHKで放送されたニコル出演の番組が再放送されます。

 

【番組】      

BSプレミアム

「釣って、食べて、生きた! 作家 開高健の世界」

 第1夜 巨大オヒョウを食らう ~アラスカ・ベーリング海~ 

 第2夜 最後の冒険 ~カナダ・バンクーバーアイランド~

 

故 開高健さんを知る1人としてニコルがインタビューに答えています。

※ニコルは第2夜 最後の冒険 に出演しております。

 

【日時】

7月15日(日)

15:00~ 第1夜 巨大オヒョウを食らう

16:30~ 第2夜 最後の冒険

 

【番組概要】

第2夜 最後の冒険 ~カナダ・バンクーバーアイランド~
 開高健の釣魚紀行は、1988年に終止符をうつ。この年、開高は冒険の集大成としてフロリダ オタワ 琵琶湖などをめぐり、ブラックバスを釣ろうと計画していた。それまでの大物ねらいの釣りとは大きく違っていた。この冒険で最初に向かったのが、古くからの友人がすむカナダ バンクーバー島であった。
実は、ブラックバス釣りの冒険を記録するため、開高の姿が映像で記録されていた。しかし冒険は途中で終わってしまったため、その映像は公開されることはなかった。
番組では、この未公開の映像をもとに「最後の冒険」カナダの旅をトレースし、当時を知る人たちの証言とともに、等身大の開高健の姿に描く。

 

どうぞご覧ください。

 

(事務局) 

 

120706_nest material recovery.jpgフクロウの営巣が遅くなりましたが、6月の中旬には無事巣立ったようです。

そこで7月4日に訪問した際、アファンの森財団の大澤さんにご協力いただいて巣に残されたフクロウの食べ物を分析するために巣材を回収しました。

みたところ、あまり骨が見えないようでしたが、これから分析をしてみます。

大澤さん、ありがとうございました。

 

 

昨年から森の掃除屋さんである糞虫と死体分解者のシデムシ類を調べています。

糞虫のことは「いきものしらべ8」で紹介しました。

今回はペットボトルを加工して、そこに大学の実験で出たマウスの死体をつり下げる「マウス・トラップ」を置いてみました。

120706_mousetrap.jpg すると驚くほどたくさんのシデムシが来ていました。

5月のときに死体をおいていたらすぐに分解されてしまい、シデムシが活発に動いていることはわかっていたのですが、それにしてもたくさんいました。

最近、松木の代わりに松木小屋に住みついた者がおりました。

ヤマカガシです。

森の番人がいなくなったので代わりに守ってくれているのか、それとも邪魔ものがいなくなってやっと伸び伸び(ヘビだけに?)出来るとでも思ったのか、小屋の中と外とでよく見かけていました。

森の整備担当 石井が小屋に入る度、座布団の上に鎮座しているそうです。

よっぽど寝心地が良いのでしょうか?

さすがにそれでは困ると、追い出そうとしていたそうですが捕獲できずに逃がしていたそうです。

そして気がつくと外の積んである薪の上にちゃっかりいたり。

 

120705_yamakagashi.JPGある時ついに、捕獲に成功。

「放り出してやった。」と、追い出しに成功した石井でしたが、気が付けば外の薪の上にヤマカガシが。

一匹が中と外を行ったり来たりしていたと思っていたらどうやら別個体だったみたいです。

今までの事、まるで双子のトリックに引っ掛かったみたいな気持ちです。

 

2匹のヤマカガシに好かれる松木小屋はとても居心地が良い場所なのでしょう。

 

(黒姫事務局 大澤)

 

今、森ではホタルが飛びかっています。0704_hotaru.JPG

(残念ながら写真はイマイチです。。。)

暗闇にふわふわと浮かぶ儚いひかりに目を奪われます。

水路にかかる木の橋に座っていると時間が立つのを忘れてしまうほど。

一晩中そこにいたい!

 

でもクマも出るのでご注意を・・・

 

(黒姫事務局 大澤)

 

何やらモゾモゾとうごめくものをアファンセンター玄関前の石段に見つけました。

なんだろうかと近づいて見てみると・・・

産れて間もない稚グモの群れでした。

群れてうごめく様子はあまり気持ちのいい様子ではありませんが、近づいてよく観察すると1匹1匹はしっかりクモの形をしています。

まだ巣の上からは離れてはませんでしたが、間もなく巣立ち、1匹のクモとして生きて行く事でしょう。

アファンの森では多くの鳥が巣立ちを迎えましたが、ここにも巣立ちを迎えた小さな生きものがいました。

120703_稚グモ.JPG 120703_稚グモのアップ.JPG

 

 

 

 

 

 

(黒姫事務局 大澤)

 

アファン震災復興プロジェクト

~ 今こそ夢を ~

C.W.ニコルが東松島市の小学校で出前授業

 

震災から一年が過ぎ、日常に近い毎日が過ぎようとしています。

しかし、壊滅的な被害にあった地域では、まだまだ復興とうい言葉が虚しいくらい先の見えない状況が続いています。

東松島市では、小中学校14校中3校が使用できなくなり、0702_仮設校舎.JPG現在も仮設の校舎で授業を行っています。

新しい学校を良いものにするために、2月から「森の学校プロジェクト」検討委員会を作り、アファンの森財団として森の再生を含めた森の学校の提案をしていますが、東松島市の動きがどんなに早くても新しい学校ができるまでには3年以上かかってしまいます。

仮設住宅から仮設校舎に通う子ども達は新しい学校ができるころには卒業してしまうという子ども達も沢山います。

私たちは、今こそ子ども達に夢と希望を持ってもらいたいと思い、先週1週間かけて東松島市の小学校5校でニコルの出前授業を行ってきました。 

この土日は、アファンではすっかりお馴染み「のへら隊」の皆さんが森の作業を手伝いに来てくださいました。

森のこの時期の作業はもっぱら下草刈りです。

植樹した木よりも高く草が伸びてしまうために、草刈りをしないと木に光が当たらず枯れてしまいます。

そうならないためにも、ある程度草丈が長くなった段階で刈らなければならないわけです。

120630_kusakari.JPG【草刈り前の状況】

下の左の写真は草を刈る前の状況です。実はここには昨年植樹されてたブナの木があるのです。

分かりますか?周りの草を刈るとブナの木が出てきました。このように木が見えるように周りの草を刈ってあげる作業を坪刈りと言います。

この坪刈りを行う事で刈り払い機での作業が格段に楽になるのです。

なんせ、草が生い茂ると植樹した木も分からないような場所です。そんな状態で刈り払い機を回していたら、誤って植樹した木まで切ってしまいます。

120630_tsubogari1.JPG   120630_tsubogari2.JPG
【坪刈り前】                 【坪刈り後】

  

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