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アファンの森は今


【財団の活動】大正大学のフィールド学習

7月25・26日、今年度からオフィシャルスポンサーとしてご支援いただいている大正大学から、学生さんと先生方がいらっしゃいました。
学生さんは1年生13名。皆それぞれ専攻が違うようですが、大正大学の特設科目「森・里・海 連環学」として、アファンの森でフィールド学習をおこないます。

アファンセンターに到着後、まずは昼食です。

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メニューは、ニコルが2日かけて煮込んだ鹿肉のシチュー。
ジャガイモなどの野菜やキノコ、ハーブがたくさん入り、香りも味も豊かでした。

0731_nicolkougi.jpgシカの増加と食肉への活用の話を聞きながら、皆さん何杯もおかわりをしました。
昼食後はニコルから、今まで経験してきたことや、アファンの森、財団の活動について話がありました。

座学が終われば、森へ。
アファンの森の中を歩き、フィールド学習をおこないます。

0731_mori.jpg京都大学名誉教授の竹内先生や、川の専門家の天野先生の講義はじめ、私達財団スタッフも森の整備や生き物の戦略についてレクチャーしました。

もちろん話ばかりではなく、木の香りを嗅いだり、生きものを触ったりもして、五感で森を味わってもらいました。

サワグルミの木の根元から上を見上げてもらった時は、立派な枝ぶりに学生の皆さんから「うわー」と声が上がりました。

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0731_matome.jpgセンターに戻った後は、天野先生からフィールドに出る時の装備や心構えについてのお話。

森には危険な生物がいること。自分の体は自分で守らなければいけないこと。今日の準備は充分だったかどうか。
学生さん達は皆、真剣な表情で聞いていました。

2日目はアファンの森財団と協定を結んでいる国有林で野外実習です。

午前中は前年間伐を行なった林と未間伐の林にそれぞれ100㎡のプロットを5箇所作り、胸高直径を計って木の込み具合を調べます。竹内先生から適切な本数と管理方法の解説を聞き、間伐の重要性を実感しました。

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午後は整備作業です。
国有林内には昭和30年頃まで「林用馬車軌道」が通っていて、黒姫駅まで続いていました。木材を運ぶ空の馬車を森まで運び上げるのに馬を使い、帰りは木材を積んでブレーキを上手に使いながら下って行ったそうです。

0731_kokuyuurinn3.jpg今回実習を行なった場所には、その馬車軌道のあとがはっきりと残っている所があります。この軌道跡を歩道として活用できるように枯れ枝や倒木を片付ける作業を行ないました。

邪魔になる長い倒木は腰ノコを使って運べる長さに玉切ります。細い立木の伐採も行いました。皆汗びっしょりになっての作業でしたが、学生さんたちからは「楽しかった」「木を切り倒したときは感激した」などの声が聞かれました。
 
0731_kannsou.jpg最後のまとめの時間には、学生さんから「森の見方が変わった」「森の仕事の重要性を知った」などの感想が多くありました。
何より、活き活きとした表情が印象的で、一日前とは別人のようでした。

このフィールド学習は来年も開講する予定です。
大正大学の皆様、ありがとうございました。

(黒姫事務局 石井・嶋本)


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