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アファンの森は今


【財団の活動】アファンの森育!夏休み生きもの研究

0806_moriiku.jpg8月3日(土)はアファンの森育プログラム「夏休み生きもの研究」を開催しました。
小学生の親子を対象にした夏の特別企画。観察コースと標本コースに分かれ、それぞれ生き物の専門家と一緒に森で楽しく学びました。

☆観察コース『水の中に暮らす生きものをみてみよう』

観察コースでは、水の中の生きものを捕まえて調べることで、生きていくのに必要な環境や、どうやったら守ることができるのかを考えます。

森を観察しながら調査地まで移動する途中、池でタカネトンボの抜け殻を発見。池の上に飛んでいたタカネトンボを捕まえて、抜け殻と成虫を一緒に観察しました。「タカネトンボの胸は色がついているわけではなく、体の表面の細かい凸凹に光が反射して緑色に見えるんだよ」「捕まえた生きものは三角紙に入れると傷まないよ」。こんな説明には子どもはもちろんですが、お父さんお母さんがくいついてきます。

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水路と池に到着したら、まず調査地の情報をシートに記入。水温は? 水のにおいは? と、プロの調査と同じように進めていきます。記入が終わったら、早速生きものを探しに。何がとれたかな?

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午後からはアファンセンターで生きもの調べです。捕まえた生きものをスケッチしたり、顕微鏡で観察したりしました。生きものの体のつくりや特徴をつかむのにスケッチはとても効果的です。名前がわかったら次は図鑑で「くらし」と「すみか」を調べ、その生きものを守るためにはどうしたらいいかを考えました。

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調べたことを調査シートに記入すれば夏休みの自由研究の完成!
今日の調査結果はオニヤンマ、オオルリボシヤンマ、コサナエ、クロイトトンボ、ミズカマキリ、コオイムシ、アカハライモリ、ツチガエル、ヤマアカガエルなどなど、たくさん見つけることができました。
みんな立派な生物調査員ですね。

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☆標本コース『植物標本をつくってみよう』

標本コースでは、五感を使って木の葉っぱや枝、生え方などを観察します。葉っぱをヒントに図鑑から木の種類を調べたり、標本にして観察ノートを作ったり、普段何気なくみている木から色んなことを学びました。

まずは植物の標本を見てみます。右の写真にある葉っぱは大きさも形も様々ですが、全てが“一枚の葉っぱ”です。何枚も葉っぱがついているのに、全部で一枚の葉っぱと言われると、最初は「何を言っているの?」と不思議に思いますが、これらの葉っぱは小葉と呼ばれ落葉する時には軸ごと落ちてしまいます。

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葉っぱの違いを学んだら、好きな葉っぱを一枚選びます。どの葉っぱも、アファンの森の中にある木の葉っぱ。特徴を覚えて、同じ葉っぱを探しました。
葉っぱを探しながら歩くと、森に色んな形の葉っぱがあふれていることに気が付きます。

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段々と他の葉っぱにも興味がわいてきます。この大きな葉っぱはなんという木でしょう?長さは30cm以上、縁は大きく波うっていて…図鑑で調べてみると、ホオノキというモクレンの仲間の木でした。

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午後はアファンセンターで調べ学習と標本作りです。持ち帰った葉っぱを顕微鏡で細かく観察し、図鑑で調べます。全て調べ終えたら、葉っぱを新聞紙に挟み、押し花のように押し、葉っぱを広げたまま乾燥させることで、植物標本をつくります。

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0806_hyouhon10.jpg最後に、調べた内容を観察シートに書き込んでいきました。
新聞紙に挟んだ葉っぱは家に持ち帰ってもらいます。乾燥させ、観察シートに貼ったら自由研究の完成です!

プログラム終了後はご家族の皆様から色々と貴重なご意見や感想を聞かせていただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

0806_moriikumatome.jpg今回は初めての取り組みでしたが、今後も森の散策だけでなく、ご家族向けや子ども向け、または大人向けなど、今までとは一味違った森でのプログラムを展開していきたいと考えています。

またお便りやブログなどでご案内いたしますので、その時はよろしくお願いいたします!

(黒姫事務局 福地・嶋本)



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