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アファンの森は今


2014年4月

140510~11.jpg5月10日(土)、11日(日)はアファンの森にてベーシックツリークライマー講習が開催されます。

主催は信濃町のNPO法人 山壮辿子盛(やまもりてんこもり)。
ツリークライミングの講習場所として、アファンの森をお使いいただきます。

ベーシックツリークライマー講習」とは…
「ツリークライミング®ジャパン」公式の講習会です。ツリークライミングをご自身で安全に楽しまれたい方を対象に最も基本的なツリークライミング技術を学びます。主に広葉樹に向けてのクライミング技術(DRT)を学び、講習内で行われる実技講習及び講義を修了することにより「ベーシックツリークライマー」の資格を取得できます。

ご興味のある方は是非この機会にチャレンジしてみてください。

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 ベーシックツリークライマー講習  
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■日時: 2014年 5月10日(土)~11日(日)日帰り
     1日目 9:30集合 10:00開始~21:00終了予定
     2日目 9:00開始 18:10解散予定

■会場: 「アファンの森」(一般財団法人 C.W.ニコル・アファンの森財団 管理地)
     (住所 : 長野県上水内郡信濃町大井富ヶ原地区)
■講師: 平木 順【TREE CLIMBING®JAPAN公認インストラクター(J-00684)】
■定員: 20名(最少催行人数1名)
■対象: 16歳以上
■受講料:一般¥36,000-(学生割引20%OFF:¥28,800-)
      ・学生の方はお申込みの際に学生証のコピーをFAXにてお送り下さい。
      ・講習料・ギアレンタル料・保険料・メンバー登録料込み
■宿泊: ご希望がありましたら、事前に主催者までご相談ください。
     宿泊料は別途必要となります。

※講習会会場までの交通費・食費実費・入浴料など別途必要となります。
※講習期間中の飲酒はご遠慮ください。

■締切: 5月6日(火)(定員になり次第締め切り)
■申込方法:申し込み用紙にご記入の上、FAX・郵送・E-mailにてお申込みください。
        受付後、詳しい資料をお送りします。

講習会要項、申込書はこちらから、チラシはこちらからご覧いただけます。

<お申し込み先・お問合せ先>
NPO法人 山壮辿子盛(やまもりてんこもり) 担当:平木 順
メール: yamamoritenkomori@gmail.com
FAX: 026-255-5649
郵送: 〒389-1316長野県上水内郡信濃町大井2742-467
電話: 026-255-5649
facebook: https://www.facebook.com/yamamoritenkomori
HP: http://yamaten.web.fc2.com/

(黒姫事務局)




0425_kiroku0.jpgまだ緑の少ないこの時期、春の訪れを知らせるかのように、春植物たちがひと足早く森に彩りを添えます。

地上に姿を見せてくれるのは、葉を落とした落葉広葉樹林に再び葉が生い茂るまでのわずかな期間。

林床にさしこむ春の光を利用して花を咲かせると、夏頃には早々に葉を落とし、次の春まで地中で眠ってしまいます。
 
姿が美しく注目されやすい花々ですが、アファンの森では森の管理と深く関係するものとして、毎年春植物の生息状況を記録しています。

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アズマイチゲ                 キクザキイチゲ

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フクジュソウ                 カタクリ

整備による光環境の変化が彼らにどんな影響を与えているか―。
1年の変化はわずかでも、継続することで何か見えてくるかもしれません。

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また、春の湿地を彩るリュウキンカやミズバショウも花開いていました。

(黒姫事務局 嶋本)


0424_kouza1.jpg東京オフィスより、5月の講座のお知らせです。

学校や公共施設にも多く造られている“水辺ビオトープ”
人の手で造られたビオトープは維持管理をしていくことがとても大切です。

今回の講座では、人間の視点だけではなく、生きものの視点にも立って水辺ビオトープを維持管理する方法をお伝えしていきます。

本講座は、シュミレーションということではなく、実際に実習地に暮らす生きものたちの生育・生息環境へ反映される作業でもあります。これらの生きものの暮らせる環境を一緒に守っていってもらえると嬉しいです。

また、今回は参加者の皆さんとの親睦をかねて、同じ施設内にある広場でバーベキューをおこないたいと思っています!!
BBQでは、田んぼもビオトープとして捉え、様々な生きものたちと共存できる、環境に配慮したお米作りをおこなっている雁音農産開発有限会社さんの“雁音米”をご用意いたします☆

水辺ビオトープの管理方法を学びたい、ヤゴの同定ポイントを知りたい等、ご興味がございましたら、この機会にぜひご参加ください。

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0424_kouza2.jpg<講座名>
水辺ビオトープ管理講座
~生きものの気持ちになって、水辺管理を学ぼう~
~バーベキューも楽しみましょ♪~

<日時>  平成26年5月17日(土) 10:00~14:00
      ※バーベキューの時間も含む
<場所>  埼玉県和光市近郊
<作業内容>・ビオトープ基礎情報調査・水生生物調査・ヤゴの同定ポイント講座・水生植物の間引き
<定員>  10名 (最少催行人数 5名)
<参加費(資料代、保険代、バーベキュー代込み)> ※飲み物は各自ご持参願います
一般:3000円
アファン会員:2500円
<雨天時> 雨天順延(小雨の場合は決行) (順延日は別途設定)
<申込み>
参加希望の方は、下記連絡先e-mailまでご連絡ください。
■お名前
■年齢 
■連絡先(住所、電話番号、メールアドレス) ※保険に入るため必ず
※当日ご連絡がとりやすい電話番号、メールアドレスでお願いいたします
■当講座の参加目的や期待すること
■アファン会員/非会員
をご連絡ください。

先着10名 (最少催行人数5名)
2014年5月12日(月)昼頃締切です。

<連絡先>
 一般財団法人アファンの森財団 東京オフィス
 e-mail : bio@bio-inste.com
   〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-33-11-101
     TEL: 03-6453-4192
     FAX: 03-6453-4193

(東京オフィス)




0422_earth2.jpg先週末はニコルと職員総出でアースデイ東京2014に行ってきました。

ここ2年程アースデイ開催日は天候に恵まれず…
今年も雨の予報が出て心配していたのですが、青空。
気温は低いながら陽の光も差し、気持ち良いスタートをきりました。

トークテント「C.W.ニコルの森の学校」では、2日間様々なゲストと特別授業をおこないました。

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1日目は加藤登紀子さんをお招きし、ニコルと共に被災地の森の学校づくりについてお話いただきました。
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2日目は内容盛りだくさんの5時間授業です。
ニコルズフォレストキッチンのシェフ新納さんとの森の恵みの話。
日頃アファンの森の調査をしていただいている高槻先生、川崎さんとの森づくりと生きもの話。

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同じく調査をしていただいている三森さん、安倍さんからはトンボと鳥たちの視点から見たアファンの森の話。
ホースロギングファニチャー「KURA」を開発していただいた株式会社岡村製作所きづくりラボの佐々木さんとの馬搬の話。
かつてアファンの森に招いた盲学校の子ども達との、森の可能性の話。

どれも想いの込められた授業となり、たくさんのお客様にお越しいただきました。

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ニコルズフォレストキッチンでは鹿肉ときのこのキーマカレー、鹿肉焼き肉丼、森のハンバーガー、フランクソーセージなど、エゾ鹿肉を使ったメニューが振る舞われました。

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お昼時には長蛇の列となり、ニコルもシェフとして大忙し。
お陰様でたくさんの方に鹿肉料理をお楽しみいただけました。フォレストキッチンの皆様、ありがとうございました。

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アファンの森財団のブースでは例年通り、アファンの森の説明や取り組んでいる事業のお話、グッズの紹介などをさせていただきました。
また、お隣の「人と自然の研究所」のブースでは、生きもの展示の中でアファンの森の生きものも一緒に紹介していただきました。

いつもアファンの森を応援してくださっている方をはじめ、森の保全にご関心をお持ちの方、偶然お立ち寄りいただいた方。そしてトークテントやブースをご協力いただいた方々。
皆様のお陰で大変有意義な2日間となりました。本当にありがとうございました。

貴重な出会いをエネルギーとして黒姫に持ち帰らせていただきました。
これからも財団の事業に取り組むと共に、より多くの方の理解を得られますよう努めます!

(黒姫事務局 嶋本)


0416_bana.jpg今週末はアースデイ東京2014です!

今年もトークテント「C.W.ニコルの森の学校」を開催します。

内容は森づくりの話から、森の恵み、森の生きもの、馬搬、盲学校の子ども達との活動、そして被災地の森の学校の話まで、盛りだくさんの内容です。
様々なゲストをお招きしながらお送りします!
詳しい時間割は以下をご覧ください。

0416_morinogakkou2.jpg会場は代々木公園内「D 森林・緑化生物多様性」のエリア。

アファンの森財団の出展ブース、ニコルズフォレストキッチンも同じエリアにまとまっていますので、こちらもぜひお立ち寄りください♪

皆様のお越しをお待ちしております!

出展ブース、ニコルズフォレストキッチンについてはこちらをご覧ください。

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トークテント C.W.ニコルの森の学校 時間割
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4月19日(土)
12:45~「被災地に森の学校をつくる」
        加藤登紀子/C.W. ニコル

4月20日(日)
11:00~「森の恵みをいただくということ」
        C.W.ニコル/新納平太(ニコルズフォレストキッチン)ほか

12:00~「森づくりと生きものたち」 
        高槻成紀(麻布大学野生動物学研究室教授)
        川崎公夫(アファン生物調査担当)/石井敦司(アファンの森財団  森林整備担当)

13:00~「生きものの気持ちになって森を見てみよう」
      アファンの森に暮らすトンボや鳥達に森の様子を教えてもらいます
        三森典彰・安部拓也(アファン生物調査担当)

14:00~「馬をつかった懐かしくて新しい林業」
        C.W.ニコル/佐々木英彦(株式会社岡村製作所 きづくりラボ)
        石井敦司(アファンの森財団  森林整備担当)

15:00~「森のチカラと可能性」
        C.W.ニコル/盲学校の卒業生/高力一浩(森林メディカルトレーナー)ほか


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全体マップ             Dエリアのマップ

(画像をクリックしていただくと大きく表示されます)


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地球のことを考えて行動する日 アースデイ東京2014
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日時:2014年4月19日(土)、20日(日)両日10:00~(雨天決行・入場無料)

会場:代々木公園 イベント広場・けやき並木(渋谷区代々木神園町2-1)
    JR「原宿」・千代田線「明治神宮前」駅から徒歩10分
    千代田線「代々木公園」駅から徒歩15分
    各線「渋谷」駅から徒歩15分
    ※会場までのアクセス・地図はこちらからご覧いただけます。
    ※アースデイ東京2014公式HPはこちらからご覧いただけます。

(黒姫事務局 嶋本)

今日も春らしい陽ざしが心地よい黒姫です。

ご報告が少しおそくなってしまいましたが、今年もアファンの森に彼らがきてくれました。
フクロウのご夫婦です。

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外から巣箱に帰ってきて、下を向いたり上を向いたり顔をくるくる回します。

0414_hukurou3.jpgすでに卵を産み、あたためているようでした。
一羽が巣の中に残り、一羽がせっせとエサを運んでいます。

まだフクロウが営巣する樹洞ができるほどの太い木が少ないアファンの森では、森が育つまでの仮住まいとして巣箱をかけています。

そして巣箱の中にはカメラをセットし、営巣状況や産卵・孵化の時期、雛へ与える餌の回数や種類の確認をしています。

今年は何羽のヒナが産まれるのでしょう?
無事に巣立つまでブログでご紹介していきますので、皆さんも一緒に見守っていただけたらと思います。

(黒姫事務局 嶋本)


朝晩は氷点下になる日もありますが、日中のアファンの森は日毎に春めいています。

日差しを浴びて雪はほとんど融け、雪の重みでぺったりとしていた地面からも緑が芽生えだしました。
    
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雪解けを待ちかねていたかのように一斉に花開くアズマイチゲ。水辺にはリュウキンカ。
植物たちが森をあたたかい景色へと変えていきます。

0410_haru9.jpg鳥達もあちらこちらで鳴き交わし、ぐぜりと呼ばれる楽しげな声を聞かせてくれます。

姿を見せてくれたのはカシラダカ。

左上の写真がメスで、右下の写真がオスです。

羽根はもう夏羽へと変わっていました。


0410_haru2.jpgカシラダカは越冬のために日本に飛来する冬鳥。

ここ数日、渡りも多く確認されているそうです。

無事に冬を越した彼らは、春の森で旅立つ準備を整え、もうじき北の繁殖地へと向かうのでしょうか。

(黒姫事務局 嶋本)



来週末の4月19日(土)、20日(日)はニコルが実行委員長を務める「アースデイ東京2014」が代々木公園で開催されます。

アースデイ東京とは、毎年2日間で約10万人が来場する市民による地球フェスティバル。社会的課題に取り組む企画がそろい、NPO・NGO団体、協賛企業のブースなどが多数出展されます。

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アファンの森財団では、ブース出展に加えて今年もトークテント「ニコルの森の学校」を開設します!

0410_earth4.jpgアファンの森の紹介から、盲学校の子ども達との5センスプロジェクト、被災地での森の学校プロジェクトなどをテーマに様々なゲストとお話させていただきます。
※詳細は後日ご紹介します。

黒姫スタッフも出張し、ブースでお待ちしていますのでお気軽にお立ち寄りください♪

また、ニコル監修“フォレストキッチン”ではおいしい鹿肉料理をお楽しみいただけます。

皆様のお越しをお待ちしております!

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地球のことを考えて行動する日 アースデイ東京2014
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日時:2014年4月19日(土)、20日(日)両日10:00~(雨天決行・入場無料)

会場:代々木公園 イベント広場・けやき並木(渋谷区代々木神園町2-1)
    JR「原宿」・千代田線「明治神宮前」駅から徒歩10分
    千代田線「代々木公園」駅から徒歩15分
    各線「渋谷」駅から徒歩15分
    ※会場までのアクセス・地図はこちらからご覧いただけます。
    ※アースデイ東京2014公式HPはこちらからご覧いただけます。

(黒姫事務局 嶋本)



シミエン山岳国立公園には固有種をはじめたくさんの動物を見ることができます。
そのいくつかを紹介しましょう。

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ゲラダヒヒ                 クリップスプリンガー
 
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オオハシガラス              ヒゲワシ
       
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ズキンハゲワシ             マダラハゲワシ
       
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キバシトビ                 イボトキ

シミエンの主役のひとつでもあるワリアアイバックスは、今回は残念ながら見ることはできませんでした。

(黒姫事務局 福地)


0409_japantimes.jpgC.W.ニコルはThe Japan Timesにて毎月コラムを連載しています。

内容は日本をはじめ世界の自然環境、アファンの森や身の回りの出来事など、様々です。

これまで当財団ブログ内「C.W.ニコルの森からの手紙」にて和訳を紹介させていただいたことがありますが、最新の掲載文(英文)及びバックナンバーはThe Japan Times Onlineの「OLD NIC'S NOTEBOOK」からご覧いただけます。

毎月ニコルが想いを込めて綴っていますので、よろしければぜひお読みください。

(黒姫事務局 嶋本)


シミエン山岳国立公園の中をいろいろ歩きました。リマリモ、チュネック、ミチビニ、ギッチ、チュルクネットなどなど。歩いてみて分かったことは、多くの森が切られたということ。45年前と比較すると約80%の森が消えてしまったとニコルは言っています。

なぜそんなに森が消えてしまったのか? 1つは農地の拡大。人口の増加に伴い耕作地を確保するため多くの木が伐採されてしまったのです。そしてもう1つは放牧。ヤギやウシなどが公園内の至るとことで放牧されています。その影響で下草は食べ尽くされ、土がむき出しになって、土壌が流出してしまっているところもあります。また、幼木や新芽が食べられてしまい、大きな木はあるけど若い木が見られない。つまり更新できずに森が衰退してきているのです。このまま放置すればさらに森は姿を消していくでしょう。

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孤立した木々                土壌流出

森がなくなるとどうなるか? そう、水がなくなるのです。
昔のシミエンは豊かな森があり、豊富な水が至る所から湧き出し、きれいな小川が流れるとても美しい場所だったそうです。現在はというと、土地の乾燥化が進み、所々で泉は涸れ、農業のための水の確保も困難になってきています。地元の人の話によると水は1/3に減ってしまったらしいです。
 
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涸れてしまった泉              今も残る湧水

生活のために森を切り、畑を広げ、放牧をし続けた結果、自然環境が破壊されるだけでなく水が減少して自身の首を絞める結果となっているのです。この悪循環を断ち切らない限りシミエンの復活は成しえないでしょう。そのための対策をレポートにまとめました。もうエチオピア政府にも届いているはずです。

森が消えると水が消え、人々の生活が成り立たなくなる。シミエンでの経験がニコルの「森を守る」ことの原点の1つになっているのです。

森の多くが消えてしまったとはいえ、多くの希少な生きものが住み、1000mを超える高低差の断崖、800mの落差の滝など壮大な景観等々、世界遺産シミエンが今でも素晴らしい場所であることは間違いありません。そこに昔のような豊かな森と水を復活させることができたら・・・。エチオピアが国を挙げ、地域が本気になり、そして国際協力の力を得ながら取り組んでいかなければならない困難な道でしょう。
でも、ニコルはできると確信しています。

※シミエン山岳国立公園へのレポート(C.W.ニコル/英文)はこちらからご覧いただけます。

(黒姫事務局 福地)


0407_kentoukai1.jpg4月5日(土)、生きもの調査と森づくりの検討会をおこないました。

アファンの森では森づくりの評価を生きものにしてもらうために生物調査をおこなっていますが、森林整備との関係をより密接にして、お互いの価値を高めていこうという試みです。

お集まりいただいたのは、植物、チョウ、クモ、水生生物、鳥類、哺乳類、生態学それぞれを専門とした、調査に関わってくださっている皆さんです。

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センターで検討会実施の経緯などお話した後、まだ雪の残る森に向かいます。

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間伐し、馬搬により材を搬出した国有林。ここでは国有林からアファンの森の広葉樹林にかけての植物の変化を調査していただいています。
調査について、今年度の間伐予定地について、未間伐地について、様々な意見がありました。

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移動中にも、アファンの森全体の整備について生きものの視点で指摘や提案をいただきます。

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専門家が揃えば見つけるものも幅広くなります。寒空の下でしたが、生きものの賑わいを感じることができました。

0407_kentoukai11.jpg午後は再びセンターに戻り、意見交換です。
調査者の方からの意見や疑問を数多くいただき、掘り下げた議論にもなりました。

森づくりと生きもの調査はアファンの森の原点であり、アファンの森を応援してくださる方々がいるからこそ長年続けてこれた大切な事業です。これからも見守っていただければ幸いです。

(黒姫事務局 嶋本)


最近急に暖かくなって、色んな生きものが活動を始めました。

日当たりの良い水路沿いにはフキノトウ、石の上にはカナヘビやニホントカゲが日光浴にあらわれました。すっかり春の陽気ですが、週末の天気予報ではまだ雪マークが出たりしています。

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(黒姫事務局 福地)


ニコルは45年前、現在のシミエン山岳国立公園の中のサンカバルというエリアに家を建てて暮らしていました。

そこを久しぶりに訪ねてみると、家はすっかりなくなっていました。エリトリア独立の内戦の時期に壊されたらしいです。でも、家の基礎や庭に咲いていたバラの木が今もそのまま残っていました。

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もうひとつ。当時ニコルが作った泉が今も残り、湧き出すきれいな水が地元の人たちの生活の役に立っていました。

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ニコルは「楽しい思い出の家は失われてしまったが、自然に戻ったからいい。泉も残っていてホッとしている。思い出は書き綴った記録に残っているからよかった。」と。

(黒姫事務局 福地)



1月中旬から3週間ほどニコルはエチオピアを訪問してきました。

なぜエチオピアなのか? それは45年前に当時のハイレ・セラシエ皇帝の命によりシミエン山岳国立公園をつくり、初代の公園長となったのがニコルなのです。ということで45年ぶりのエチオピアです。今回の訪問はJICAのSIMCOTプロジェクトを展開する北海道大学の依頼で、世界遺産シミエン山岳国立公園などを視察しました。

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シミエンといえば1978年にガラパゴス諸島などと同時に世界遺産に登録された最初の12件のうちの1つです。しかし、農地の拡大やエリトリア独立の内戦などの影響により、1996年には危機遺産に登録されてしまいました。
シミエンが危機遺産から脱し、昔のような緑豊かな環境を取り戻すにはどうしたらいいのか? その答えを探すのが今回の旅の目的です。

※シミエン山岳国立公園へのレポート(C.W.ニコル/英文)はこちらからご覧いただけます。

(黒姫事務局 福地)


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