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ウェールズの森から

日本の「アファンの森」は英国ウェールズの「アファン森林公園」と姉妹森です。
ニコルは毎年ウェールズを訪れていますが、2008年のツアーでは職員同士も交流する機会がありました。また、イラストレーターの神戸宇孝さんは2011年に滞在しフィールドワークをするなど、交流をしています。

ここでは、ウェールズ在住で英国での連絡窓口であるクリスチャン&奈都世さんから、お姉さんの森(姉妹森)である「アファン森林公園」の様子を始め、英国人の自然感や社会意識、暮らしぶりなどをご紹介いただきます。


姉妹森締結式



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2012.1
『RICOH presents
 アファンの森の物語
       ウエールズ編』
撮影手記&後記

  • 始めに
  • 1章‐1
  • 1章‐2
  • 1章‐3
  • 2章‐1
  • 2章‐2
  • 2章‐3
  • 2章‐4
  • 3章‐1
  • 3章‐2
  • 3章‐3
  • 3章‐4(準備中)
  • 協力・リンク



  • ウェールズの森から トップ

    『RICOH presents アファンの森の物語 ウエールズ編』 撮影手記&後記
    〜 Sessile Oak セサイルオークの国で思ったこと 〜

    ルイスサール奈都世 Natsuyo Lewis-Searle

    始めに

    この秋、BS朝日『RICOH presents アファンの森の物語 ウエールズ編』により、英国ウエールズのアファン森林公園が大きく紹介された。株式会社リコーの一社提供によるこの番組は、長野県黒姫のアファンの森を取り上げたシリーズで、既に4人のプレゼンター諸氏により紹介・放映されている。

    ニースの町の丘の上で

    今回の2番組は英国編であり、一連のシリーズのまとめでもあった。英国人の夫のクリスチャンと私は撮影のコーディネーターとしてのみならず、ニコルさんの親友「日本と英国のアファンの森を良く知っている人」としてもお手伝いをさせていただいた。番組2本を自宅の居間で観たのは、11月も半ば過ぎだった。2つの番組からは、人と自然を巡る共生メッセージが的確に伝わり、制作スタッフとしてのみならず、日英2つのアファンの森を知る者としてこの上ない満足感を味あわせてくれた。『RICOH presents アファンの森の物語 ウエールズ編』(以下『番組』)は、自分の日常と自然との関係を振り返ってみる機会を投げかけてくれる、上質な番組だ。



    残念なことには、素材がいかに素晴らしくても、すべてを編集に組み込む事は出来ない。だが、日の目にあたれなかった素材、現場にいたのみが知りえた秘話や逸話は捨て難い。ニコルさんは、撮影後の1週間を取材と静養を兼ねて我が家でくつろがれたのだが、この間折に触れて今回の撮影や姉妹森締結からのこの10年間を一緒に振り返った。

    豪快な雲

    ある夜、「ナツヨ、番組で僕が紹介しきれなかった事もあるし、アファンの今までの事でも今回の撮影の事でも、財団のサイトに書いてみたらどうかなあ。」と優しい青い目で見つめられた。「ええっ?」といいながらも、ちょっと書いてみたくなった。ついでに笑顔で「楽しみにしてるよ」と念まで押されたから、一気にその気になってしまった。

    遡って2011年6月。帰省中の故郷は酷暑の広島に、BS朝日の佐藤研プロデューサーと、番組担当坂本尚子プロデューサーにはわざわざ東京からお越し下さり、三者で制作コンセプトを大いに語り合った。その後は、リサーチ・ロケハンと撮影・編集・放映・後片付けの波に乗って、季節は変わり、今は11月も終りだ。



    2002年の日英二つのアファンの森の姉妹森締結以来、私はアファン近郊に赴任在住する日本人ご家族に声をかけて、姉妹森記念事業で造園されたカンジウッドのボランティア清掃と、森の理解のためのささやかな活動をまとめて来た。この集まりを「アファンウッッドぺッカーズ」と名付けた。殆どのご家族は2、3年で日本に帰っていく。だから5年程も続けばそれでいいか、と内心は思っていた。ところが、入れ替わりはあるものの、熱心な森好きな人々のサポートのお陰で、ここまで10年も続き、延べ約1,000人近い参加があった。「アファンウッッドぺッカーズ」は静かに継続している。

    ウエールズの丘 晩夏は農作業たけなわ

    嬉しいことには、『番組』を観た一部のメンバーが家族ぐるみで感想や所感をまとめてくれた。こういう方々の熱意が、私の筆の後押しをしてくれた。ニコルさんとの約束を今果たしている。










    1章‐1