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アファンの森は今


2008年8月

雨の降り方が異常で、各地で大きな被害が出ております。謹んでお見舞い申し上げます。皆さんのお住まいの地域は大丈夫でしょうか。
アファンの森も突然の豪雨が降り、用水路や池があふれるなどが起こっていますが、大きな被害なく過ごしております。
 
雨の降る日は家でのんびり、というのが地元の人の過ごし方ではありますが、雨のアファンの森を少し歩いてきました。先日の会員見学会も雨降りでしたが、空気がしっとりし、森のにおいが立つ感じがして、また趣が違います。
今回は雨に濡れる花々が主張していたので集めてみました。

 

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まず、目に入ってきたのはこんなシーンでした。
特に水が流れ込んでいるような場所です。
一番目に付く紫色の花は...

 

 

 

 

 

 

 

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これです。
ツリフネソウ。花のつき方が面白いですね。

 

 

 

 

 

 

 

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こちらはキツリフネ。
黄色いツリフネソウです。
 
どちらもおもしろい花の形をしていますね。この形にもツリフネソウなりの子孫繁栄戦略があるようです。

 

 

 

 

 

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これはツリフネソウの果実なのです。キツリフネもそうですがこの実が熟すと、ちょっと触っただけでホウセンカのようにはじけて、中にある種がばらまかれます。

ちょっと触ってみると...

 

 

 

 

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これが、はじけた後の果実です。
 
ツリフネソウの学名は Impatiens textorii
キツリフネの学名は Impatiens noli-tangere
 
学名はラテン語で示されますが、「Impatiens」は「気短」の意味で、果実に少しでも触れると種をはじきとばすことから名付けられたようです。
そして、キツリフネの「noli-tangere」は「私に触るな!」という意味のようで、全体で「こらえきれないから、触っちゃダメ!」というような意味になるわけです。
 
こんな風にして草花を覚えると楽しいものです。私が、学生の時実習でこれを聞いて以降忘れたことはないです。。。

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こちらはご存知ツユクサですね。
ツリフネソウと混じって咲いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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この時期は紫~青系統の花が多いような気がしますね。
これもその一つ。
 
どこかフジの花に似ていませんか?
その名もクサフジです。

 

 

 

 

 

 

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こちらは、まだこれから色づきますが、イヌタデだと思います。
別名「赤まんま」と言うと「あ~」という方いらっしゃいますでしょうか。
この花をお赤飯に見立ててままごと遊びをしたことから付いた名前のようです。

 

 

 

 

 

 

実はこの花々は、10mほどの範囲で咲いていた花たちです。
傘を片手にしゃがんでみるとこんな花に会える、アファンの森です。

R0015016.jpg 8月の会員見学会は雨のため、午前中のスタートはティピーの中からでした。毎年8月は晴天で天気も安定しているのですが、今年は秋雨前線が例年より早く降りてきたようで、9月のような涼しい陽気でした。
 アファンの森の紙芝居を聞きながら皆で火を囲むと、森も初めて、お互い初対面の方々がすぐに和やかな雰囲気になりました。会員の皆様の雨でも森を楽しもうという気持ちが通じたのか、紙芝居が終わったころには雨も小降りになり、初秋の雰囲気漂う森を満喫していただくことができました。
 午後は会員見学会史上おそらくはじめての降水確率100%(!)でしたが、晴れ女の会員さんのおかげかなんと雨があがり、毎年来てくださる会員さんのお孫さんがオタマジャクシから変わりたての小さなヤマアカガエルを追いかけて森を駆け回っていました。

6月に実施されました「英国の旅」にご参加いただいた方から感想文をいただけましたのでここにご紹介します。
 
 
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地球環境を考える英国の旅
 
アファンの森財団より「英国の旅」の案内を頂いた時、(確かな記憶ではないけれども)2007年夏黒姫アファンの森でリコー親子自然教室にて、ニコルさんから「アファンの姉妹森であるウエールズのアファンの森に行こうよ」と言われ「行きたい」と即答したことをおもいだし、早々に申し込みをしました。産業革命の発展と共に良質な石炭を採掘する為、森の木が切られ禿山になり、その後荒れた山に苗木を植え甦った森、自然保護と人とのかかわりの話を聞いており、その現場に立って見たい思いがありました。
今回のツアーには福岡県直方市の直方川づくりの会のメンバーや、自宅の近くで遊んでいた平地林が無くなったことの口惜しい思いを綴ってニコルさんに訴えた9歳の少年と祖母、大学の先生や学生、財団の理事を勤めておられる方など職業も年齢も幅広い参加者でしたが、皆さん森や水辺の保全活動を通じて地球環境に高い関心を持つ人達が参加していました。
 
アファン森林公園のこと

 

 

wales183.jpg  旅の第一目的地、ウェールズのアファン森林公園は、1966年、かつての石炭採掘現場の地盤が緩み大規模な崩落事故が発生し地元の学校を直撃、130名もの教員、児童が犠牲になったことをきっかけに、一杯の土と一本の苗木を持って植樹を始めたことから森の再生が始まり、見事な緑の森が再生し清流を取り戻した、と伺いました。アファン森林公園の広さは約30,000haもあり教育、レジャー、文化、国際交流などの森へと変身していました。日本ではコンクリートのダムを作り、コンクリートで砂防し、経済と効率を優先してしまうだろうなと考えてしまったのは私だけでしょうか。姉妹森の記念に造成されたカンジウッドの森で人・森・生のモニュメントを見学し、地元の小学生と現地に暮らす日本人ボランテイアメンバー、森林を管理するアファン森林公園管理活動センターのリチャードさん、スタッフ、旅行参加メンバーでナラやカシなど15種類40本の苗木の植樹を実施した。何年か後に、大きく育った林に再会したいという思いを強くしていました。

 

水辺の環境保全の話

 

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 1800年代ロンドンの急激な人口増加「悪臭のテムズ」と言われた川。その後下水道の整備で浄化が進んだが1900年代前半人口増加、工業発展と共に汚染のピークを向かえ生物学的に川死状態に。1964年以降水質改善の研究技術の導入が始まり1980年代には鮭が遡上するまで回復。現在では125種の魚群が観測される大都市を流れる川のうち世界で最もクリーン度の高い河??といわれるまで回復した、とのこと。長野県の川底まで透けて見える清流の中で育った私としては素直に受け取れませんが...。
テムズ川の再生については日本のアファンの森財団の理事でもある英国環境庁のアリスター・ドライバーさんの案内で①テムズ河の再生:ボートトリップによるテムズ河体験、②ロンドン・ウエットランド・センター:野鳥保護環境とバードウオッチング、③ジュビリー川見学:洪水対策と河川公園のあり方、の三箇所を案内していただき、護岸工事や水生野生動物の保護実績・活動内容、テムズ川ビジネスパーク開発に当たっての環境保護の考え方とその取り組み、など説明を聞くことができました。
一度自然破壊した河川の自然回復のために35兆円もかけて下水道を整備する計画や、整備を通じて毎年野生動物の保護に100億円をかけていること、生活基盤やスポーツ、環境教育、地域湿原の回復、生物多様性への配慮、年間1400万人の観光客の誘致と人と自然のかかわりを大切にした活動に驚かされました。


 
食事の話

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 旅先での食事は特に楽しみの一つです。カーディフの波止場のレストラン「ハリー・ラムンゼン」で英国の有名な人気食フィッシュ&チップスは、30㎝以上もあるヒラメのフライにポテトフライが出てきました。実に大きい!女性人は1/3くらい食べてお腹が一杯の様子でしたが、「食べ物は残してはいけない」と教えられ育った私は完食。味は何か物足りない...。後から教えられたことは、塩・胡椒・酢などで自分好みの味付けをして食べるのが流儀とか。

 

 

wales092.jpg  ウエールズを代表するワイン畑のランナフヴィンヤードではミシェラン3星シェフをアドバイサーに迎えたレウトランで、ウエールズの中世音楽の演奏と歌を聴いての食事、ホテルでの食事、1500年代の古民家を改造したレストラン行く先々で、美味しい食事に出会えました。

 

 

 

 

 

観光の話


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 ウエールズの首都カーディフの町では、ラガーマンなら一度は訪れてみたいミレニアムスタジアムの目の前にあるカーディフ城や、ドラキュラ伯爵のロケが行われたコッホ城を見学。カーディフは実に緑が多い!カーディフの人々は冠婚葬祭など折に触れ気楽に植樹をし、樹木を市役所に寄付して緑化に勤めていて植樹を行えば植樹後の管理は市役所の公園維持管理化が責任を持って管理してくれるシステムがあるそうです。

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 5日目には英国王室ゆかりの城下町ウインザー、イートンの見学、英国王室の農園で作られた作物、食料品を販売するウインザーファームショップでは、ローヤルファームのロゴの入ったエコバックを沢山買い込みお土産にするとか、さすが何時でもどこでも環境を意識しているツアー参加者に脱帽でした。

 

 

 

 

 

 

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 今回の旅では企画していただいたのがニコルさんだからこそのすばらしいスタッフで案内をしていただく事ができました、ウエールズアファンの皆さん、ニコルさんの旧友ルイスサール夫妻、アファンの森財団の理事でもある英国環境庁のアリスター・ドライバーさん、ANAの皆さん、黒姫のアファンの森財団の皆さん、旅行参加者の皆さんには素晴らしい地球環境を考える旅をありがとう、と感謝申しあげます。
地球環境保全に対する英国の人々の知恵を学び、自然を破壊した後からかかる保護のためにかかる時間と、コストの大きさ、知恵と工夫により失った自然環境が取り戻せること、今できることを一人一人が今すぐ行動に移すことなど多くを学んだ素晴らしい旅でした。
サイクリストの私としては、アファン森林公園のマウンテンバイクトレイル120Kmを走りたかったな~(欲張りかな?)素晴らしい旅をありがとうございました。

 

 

 千葉、埼玉、神奈川、東京の6つの児童養護施設から19人の子ども達を招待しての心の森が8月6~8日の2泊3日で行なわれました。
 今回は全体が大きな家族のような雰囲気で、素直で暖かく、それぞれがよく遊んでいろんな人と関わった3日間に感じました。。

 電車で黒姫駅まで到着し、バスでアファンの森へ。まずは、アファンの森といろんな人と出会う初日は、ニコル&松木の出迎えでアファンに入場することから始まりました。森の中で印象に残ったことを絵にしたり、自己紹介、グループ分けして、グループごとにアファンの森へ出かけます。
 グループそれぞれに森で遊び、そのまま日が暮れて暗くなるアファンの森で時間を過ごしました。自分たちで夕食を準備し食べた後、全員で火を囲みオカリナの音色に耳を傾けつつ今日を振り返ります。暗い夜の森をゆっくり散策すると、地面そばにはまだホタルの仲間が光を放っていました。

 あけて2日目。子ども達の本来の様子が出てくるのが2日目です。思い思いに森の興味を惹かれるものに没頭することもあれば、大人に甘える子、助け合うことを発揮してこれまでグループにまとまりがなかったのが、まとまりが出てきたり...。全身ずぶぬれになるほど遊びながら、関わりが重要に思える時間です。
 ツリークライミングは代表のジョンさんの話から始まります。聴いている子ども達の姿は真剣そのもの。一方、ギアをつけて登っている姿はむじゃきでエネルギーが放たれている感じがします。このメリハリの大きさは誠実さと素直さを感じます。

 最終日、アートセラピーでは、みんなが書いた絵を見て感じたことがたくさん表現されていました。子ども達の表現には心に響くものも多く、感性の豊かさを感じます。
 夏空の下、約30分の道のりをのんびり川まで歩き、川では追い込み漁をしたり、大人も子供も関係なく笑い合っているシーンは大家族の夏休みを思わせるシーンでした。振り返りでは「楽しかった」「嬉しかった」「参加をやめようと思ってたけど来てよかった」「友達ができた」などの声が聞け、涙をいっぱいためている人もいました。

協働 : 日本アムウェイ株式会社 One by One こども基金
協力 : 株式会社インテージ

心の森プロジェクトの8月が無事に終了し、ホッとしている事務局です。

明日8月12日(火)から17日(日)まで、事務局はお休みを頂戴いたします。メールやFAXは受付しており、アファンの森で作業をしていたり、事務所に出入りしていることはありますが、原則的に18日(月)以降に返信、返答等申し上げることになります。

大変恐れ入りますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
(か)

心の森プロジェクトの8月が無事に終了し、ホッとしている事務局です。

明日8月12日(火)から17日(日)まで、事務局はお休みを頂戴いたします。メールやFAXは受付しており、アファンの森で作業をしていたり、事務所に出入りしていることはありますが、原則的に18日(月)以降に返信、返答等申し上げることになります。

大変恐れ入りますが、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
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