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アファンの森は今


2011年4月

今日、事務所にひとつ荷物が届きました。

長くご支援いただいている会員の方からでした。

 

開けてみると・・・

 

届いたタケノコ筍でした。

みずみずしく、

採ってすぐお送りいただいた事が分かります。

 

会員のM.K様、ありがとうございます。

ニコルや職員で美味しくいただきます。

 

 

アファンの森周辺では竹が生えていません。

つまり、このような筍はスーパーでしか見ることができないのです。

アファンセンターの入口には大きな木が二本あります。

一本はクリ。

 

センターの入り口付近に咲くコブシもう一本はコブシです。

枝先に白い花が見えるようになりました。

 

今日は朝から暖かかったので開き始めたのでしょう。

 

ただ、午後からは風が強まり、太い枝も揺れています。

花びらが飛んでしまいそう。。。

 

 

 

アファンセンターの横を通ってアファンの森に入ることができるわけですが、

(私達は通称「裏口」と呼んでいます。)

カッコウ(Cuckoo)

 

 

 

 

 

 

 

 

カッコウ
Cuckoo

 

 

南からやってくる鳥たちの中で、時期を遅くしてやってくる(彼らにしてみれば別に遅いわけではないのですが)ものが、24日に到着しました。

カッコウです。

今、こうしてウェールズにいられる喜びの一つに、実際の鳥の生息地に滞在しながら鳥を描けるということがあります。

これは、とても貴重な経験だと思っています。自分の目で観察した色ならば、パレットの上で再現色を作るのも比較的簡単ですし、自信が持てます。

一日森を歩いて夜に観察した内容を再現しながら鳥を描いていく時間は、大変ではありますがとても楽しいです。

 

上からモリムシクイ(wood warbler)、キタヤナギムシクイ(willow warbler)、チフチャフ(chiffchaff)しかし、3月以降に順次飛来しているムシクイ類と呼ばれるウグイスに近いグループの野鳥は、どの種類もよく似ていて見分けが難しく、イラストはすぐにはできません。

 

左の画像は、上から

 

モリムシクイ (wood warbler)

キタヤナギムシクイ (willow warbler)

チフチャフ (chiffchaff)

 

という鳥です。

 

ウェールズでの滞在も、折り返し地点になりました。

地面の草が本当に毎日伸びているのがわかるくらいに、緑の深みが日々増しています。

 

実はこのところ、きちんとフィールドを歩けていませんでした。

4月15日に英国で出版されている野鳥の絵と写真の雑誌BIRD ART & PHOTOGRAPHY(バードアート&フォトグラフィー)の取材を受けることになり、宿舎で描いた絵の解説をするための文章や質問されそうなことを説明するための事前のテキストの準備をしていました。

しかし、自分の絵のことを説明する原稿の準備をしていて、黒姫のアファンとウェールズ・アファンのことを正確に説明する英語力の不安を感じてしまい、私の滞在のバックアップをしてくださっているCELT21のクリスチャンさん(第14回参照)にお願いしたところ、忙しい仕事の中で時間を作って来てくださいました。

 

黒姫アファンと姉妹森締結で整備された「漢字の森」の前で野鳥観察をするデービッドさん(左)とクリスチャンさん取材中、クリスチャンさんはこの雑誌の編集長のデービッドさんと多岐にわたって話が盛り上がっていて、今回の出会いを楽しんでいる様子だったのが、私は何よりうれしかったです。

 

(写真:黒姫アファンと姉妹森締結で整備された「漢字の森」の前で野鳥観察をするデービッドさん(左)とクリスチャンさん) 

 

つい10日ほど前に森を覆っていた雪が、今日は北向きの斜面に残る程度までになっています。

明るい日差し、枯れ葉色の穴が空いた雪面。

 

春ですね。

 

 

北向きの斜面に残る雪

 

 

 

 

 

 

今週は良い天気が続いています。

しかし、まだアファンの森は雪が覆っている部分は半分ほど。

例年より雪解けが遅い様子です。

 

太い枝も雪で折れています

左はサウンドシェルターから少し斜面上へ行ったところです。

 

まだ10cmほどの厚みで雪が残っています。

 

右の木(枯れかかっていました)は、幹から折れてしまっています。

雪と風の力で、このように少しづつ森は更新していきます。

余震と言いがたいほどの大きな揺れが続き、原発も予断を許さない状況がつついております。

現場で活動なさっている方々には、心から敬意を表し、良い方向へ向かうことをお祈りしております。

 

被災地で暮らす会員の方もいらっしゃり、お手紙で連絡を取らせていただきました。

その文面からは、現地の大変さと不安感、踏ん張っている強さを感じ、こちらが涙してしまいます。

 

 

今回の震災に寄せて当財団で何が出来るだろうか、検討してきました。

 

「豊かな森の持つ、心を癒す力」をお届けする

 

と考えています。

今年もアースデイ東京にブース出展します。

 

4月23~24日、代々木公園で行われます。

時間は10:00~17:00

 

と、ここまでは例年と一緒ですが、ブースの場所が変わります。

 

出展場所は並木通り

NHKと代々木競技場の間を通っているケヤキ並木のまっすぐな通りです。

 

向かい側には「フォレストキッチン」のブースがあります。

 

普段、黒姫の事務所で仕事をし、アファンの森にお越しいただく際におむかえしている職員が、代々木公園におります。 不安定な日々ですが、普段どおり動ける私たちは、例年通りブースで多くの方と接しようと考えています。

 

アースデイ東京HP

 

(事務局 河西)

 

今日の7:26に長野県北部で大きな地震がありましたが、

アファンの森や周辺地域は揺れも小さく、問題なく過ごしております。

 

アファンの森から車で1時間少しで行ける「栄村」を中心とした地域が大きく揺れました。

現地の情報は下記サイトから確認できます。

 

栄村ネットワーク

栄村復興支援機構「結い」

スマイルレタープロジェクト

長野県栄村

 

長野県 社会福祉協議会 災害救援ボランティア本部

 

(事務局 河西)

 

一部のブログやツイッターで流れている、「原子力安全PRに協力した文化人のリストの中にC・Wニコルの名前があった」という情報についてですが、

 

まったくの事実誤認です!

 

ニコルの過去20年間の仕事の中で、誤解を生んだと推測されるものは2件。

いずれも環境問題の一つとしてCO2削減など原発に有利になるような話はしていません。

また、これまでに各電力会社主催の講演会への依頼はありましたが、いつも

「原発関係はダメです」とはっきりお断わりをしておりました。

 

何卒、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

 

詳しくはこちら(PDF)(ニコルの公式サイト)をご覧ください。

http://www.cwnicol.com/pdf/110410_gonin.pdf

 

(事務局)

 

 

『ナラの木』という英語の詩を日本語に訳して、

山形、八戸、津軽など東北出身の人たちが

お国言葉で表現して紹介しているブログがあります。

 日本語に訳したのは、アファンの森で〝花と虫″や

〝フクロウとネズミ″など、生き物と生き物の関係を

調べている麻布大学の高槻先生。

 

この日本語訳を読んで、私も自宅のパソコンに向かい

お国言葉で打ち込んでみました。

読み終えると、思いがけず暖かいものが頬をつたって流れました。

そして熱いものが胸にこみ上げてきました。

 

 

『がんばれナラの木』  のブログ

 

 

 

  【どんぐりから発芽したコナラ】

 

コナラの実生 

 

 

 



 

 

(事務局 堤)

 

 

今週に入り、晴天が続いています。

日中の森の気温は6℃~7℃くらいまであがります。

 

根開け

 

森に積もった雪もどんどんとけて、木の幹の周りの

雪がとける「根開け」も大きくなってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

雪と風で落ちた小枝や種がとけた雪の中から出てきました。

 

小枝と木の種

 

冬の間ずっと雪の中に埋もれていたものが

春先になるとこうして出てきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

炭焼き小屋では屋根にぶら下がった氷柱(つらら)が

途中からぽっきり折れていました。 

 

 

氷柱

 

どうやら松木さんが今年の仕事を始めたようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(事務局 堤)

こちらは3月27日からサマータイムも始まって、とても春らしくなりました。

 

3月中旬までは夜間に宿舎の水道管が凍って朝に水が出なかったり、宿舎からビジターセンターまでの急な下り坂が霜で滑ることもありましたが、その心配ももうありません。

歩いて3分のところにあるトイレやシャワーに行くにも防寒着が要らなくなって、ずいぶん快適になりました。

 

ウェールズ・アファン散策路には牧場の中を通るものがあるのですが、その道では今、生まれたばかりの子羊たちをたくさん見ることができます。 

時には、私を親と間違えてついてきてしまうものもいるのですよ。 

かわいくて、じっと見ていたくなるのですが、母親が心配そうにこちらを見ているので、「お母さんはあっちだよ」と言いながら、ゆっくりその場を立ち去ります。 

散策路で見られる子羊        「お母さんはあっちだよ」

 

 

チフチャフが来ていたヤナギの木

夏鳥たちも少しずつやってきています。

ツバメのほか、チフチャフというウェールズ・アファンでは定番の夏鳥もアファンのヤナギの木々にやってくるようになりました。

 

(写真:チフチャフが来ていたヤナギの木)

 

 

 

2月から描き始めたファイナルワーク

さて、2月から描き始めたファイナルワークは、なんとか26種類を描き上げました(左写真)。

3月いっぱいに30種は描き上げたかったのですが、毎日の山歩きと夜の作画作業のバランスがどうも保てず、目標には届かず(苦笑)。

現地滞在中の最終目標にはまだ遠い道のりですが、残り2ヶ月半でウェールズ・アファンの鳥たちを“現場の色”で描き続けたいと思います。

 

(ヒヨ吉)

..............

ヒヨ吉さん

現在、東京で仕事をする傍ら、アファンの野鳥調査に携わっていただいています。
小学生の頃から野鳥を観察していて、野鳥歴(?)は20年以上。
ニコルの手がけた専門学校の卒業生でもあります。
これまで調査や環境教育などに参画しつつ、野鳥のイラストも描かれていて、
2000年からは英国に留学し、日本では学ぶ場がない「野生生物画」を学んで2003年に帰国。
日本でもイラスト提供や個展など開かれています。
ヒヨドリが大好きなので「ヒヨ吉」。
現在、日英で楽しめる「鳥の本」を製作するために、ウェールズのアファンの森へ出張中。

 

アファンの森の様々なシーンをとらえた写真をアップしています。

豊かな森を眺めていただいて、深呼吸したように落ち着いていただければと思います。

 

写真や映像を見ていただくだけでも、心身のバランスが整うようだ、

という科学的な研究結果もありましたので、いろいろな写真をご紹介させていただきました。

今日で、ひと区切りさせていただきます。

 

テーマは「生きている」です。

多めに写真を集めていますので、どうぞのんびりご覧ください。

 

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としていただくと、高画質を全画面でご覧いただけます。お試しください。

 

これまでのスライドは今後もご覧いただけます。

ホッとしたいな、というときにはどうぞアクセスください。

 

(事務局 河西)

 

2011年3月30日。

この日は私にとって忘れられない日となりました。

 

1974年からこの日までウェールズ・アファン森林公園で仕事をし、ニコルさんの黒姫・アファンとの姉妹森締結で尽力された公園長のリチャードさんの早期退職の日となったからです。 

退職祝い品の贈呈(中央の白い服を来ているのがリチャードさん)

 

 

 

 

写真:退職祝い品の贈呈
(中央の白い服を来ているのがリチャードさん)

 

 

英国在来種のナラの木の苗木も記念樹も贈られました

 

 

 

 

写真:
英国在来種のナラの木の苗木も記念樹も贈られました

 

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