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アファンの森は今


2013年8月

0829_tokyokouza1.jpg先週の金曜日、ブログで告知していました「初級編!昆虫標本作成講座」の第一回目、展足講座を東京オフィスで実施しました。

第一回目の"展足"とは・・・標本にする昆虫(カブトムシ・カミキリムシ等の甲虫類など)の体を専用の板に固定した状態で足や触角などの形を整える。ということを言います。

0829_tokyokouza2.jpg昆虫標本作成というと、興味はあるけどつくり方や使用する道具などがわからない。難しそう……
という印象を持たれるかもしれませんが、今回は、なるべく身近な道具(発砲スチロールのトレ―、マチバリ等)を使用し、ご自宅でも直ぐにおこなうことができる昆虫標本作成を実施しました。
 
標本を作る際は様々なコツがあり、それを学びながら各自で標本を作成していって貰いました。
 皆さん、初の昆虫標本作成の様でしたが、綺麗な形になっていたと思います!

0829_tokyokouza3.jpgこれは、王道のカブトムシ!
後は、乾燥させるだけの状態です。

「標本をつくる」ということは生きものの命をうばってしまうことになりますが、体のつくりなどを詳しく知ることで生きものに興味をもったり、その生きものの暮らしやすみかを学ぶことができます。

この昆虫標本作成講座を通して、アファンの森に暮らす生きものだけでなく、皆さんの身近に暮らす生きものたちにも目をむけてもらえるきっかけづくりになったらいいな…という思いも込めて標本作成講座を初めて開催しました。

今回の第一回目の標本作成講座では、こちらで予想していた以上に評判が良かったので、
また、同じ様な内容の講座を実施することを検討しています。
今回参加できなかった方でも、興味をお持ちになられたら是非ご参加ください。

今後は、その他色々な講座も検討していますので、今後もチェックして頂けたらと思います。
今週の金曜日、第2回は展翅(主にチョウやトンボ等)を実施致します。

 (東京オフィス)


0828_sobanomi.jpg暑さが少し和らいできましたね。

アファンの森では先週後半の大雨を境に、風が変わりました。
明るい陽が差していても涼しい風が通り、さわやかです。

信濃町のそば畑は、そばの花が満開。
その所々には、赤い実が実りはじめています。

秋はもう訪れているようです。

(黒姫事務局 嶋本)


アファンの森では、手入れにより光が差し込んだことで、たくさんのチョウが舞います。
今日も葉っぱの上でひと休みしている子に出会いました。

一見するとチョウだと思いませんか?実はイカリモンガという「ガ」です。
0820_ikarimonnga.jpgガは夜行性のものが多いですが、イカリモンガは昼行性。明るい林の中で、花から花へ、蜜を求めて飛び回ります。

ガに良い印象を持っていない人も多いかと思いますが、チョウとガの境はとても曖昧です。
触覚や鱗粉、活動時間など、見分け方は色々言われていても明確な差があるわけではなく、海外ではチョウとガを同じ言葉で言い表す国も多いようです。

0820_nicoltochou.jpg
別の時ですが、チョウに関連して、良い写真があったのでご紹介。

森でニコルの鼻にチョウがとまりました。
なんだか居心地が良さそうです。

(黒姫事務局 嶋本)


0816_etiopia1.jpgエチオピアの世界自然遺産 シミエン国立公園から副公園長ほか視察団がアファンの森にいらっしゃいました。実はこの国立公園をつくり、初代公園長を務めたのが若き日のC.W.ニコルなのです。彼らにとってニコルはヒーローなのだそうです。

シミエン国立公園は今、地域住民の農地拡大などによる環境悪化の影響で危機遺産に登録されてしまっています。ニコルが公園長であった当時の公園には豊かな森が広がっていましたが、その森も大半が伐採されてしまったようです。

0816_etiopia2.jpgその状況を打開し、昔のような公園にするにはどうしたらいいか?
ニコルの撮りためた貴重な当時の写真を見ながら、会議ではたくさんの話し合いがなされました。
ニコルも当時の苦労話や現在の森林再生の経験を交えてたくさんのアドバイスをし、皆さん本当に真剣に耳を傾けていました。


0816_etiopia3.jpg午後は森をゆっくりと散策して森の再生・森づくりについて学んだ後、ニコルのつくったエチオピア料理でおもてなし。
初代公園長と過ごした1日で、視察団の皆さんはたくさんのものを持ち帰ったのではないでしょうか。

(黒姫事務局 福地)


0816_hyouhonn1.jpg身近な道具(発砲スチロールのトレ―、トレーシングペーパー、マチバリ等)を使用し、ご自宅でも直ぐにおこなうことができる昆虫標本作成講座を、アファンの森財団の東京オフィスでおこないます!

講座は2回に分かれ、
第1回目は、カブトムシや甲虫などの展足講座※1
第2回目は、トンボ・チョウなどの展翅講座※2をおこないます。

この講座で昆虫標本作成のコツを学び、ご自身の活動の幅を広げたり、お子さんと一緒にご自宅でつくってはみませんか?

今回は入門編ということで、昆虫標本に興味があるけどつくり方や使用する道具などがわからないな…という方向けの講座です。

0816_hyouhonn2.jpgこちらの講座は親子でご参加いただけますので、標本作りに興味があるお子さんがいらっしゃいましたら、ぜひご一緒にご参加ください。

※1 展足・・・標本にする昆虫(カブトムシ・カミキリムシ等の甲虫類など)の体を専用の板に固定した状態で足や触角などの形を整える。
※2 展翅・・・標本にする昆虫(トンボ・チョウなど)の翅の形を整え、固定すること

<日時>
・展足講座 :平成25年8月23日(金) 19:00~21:00
・展翅講座 :平成25年8月30日(金) 19:00~21:00

<場所>
アファンの森財団東京オフィス 事務所2F
住所:東京都渋谷区神山町3-4 i.VILLAGE

<定員> 各回 8名

<対象> 昆虫標本作成初心者の方

<参加費(資料代・材料費込み)>
各2,500円(展足・展翅 両講座受講の場合は、各2,000円)

<持ち物>
・筆記用具 ・ノート ・カメラ(お持ちであれば) ・ピンセット(お持ちであれば)・昆虫(こちらでご用意しておりますが、標本にしたい昆虫がありましたらご持参ください。)

<お申込み・お問い合わせ>
アファンの森財団東京オフィス
TEL : 03-5465-2928
e-mail  bio@bio-inste.com
※お申込みの際は、お名前、ご連絡先、どちらの講座(展足・展翅)をご希望かをご連絡ください。

皆様のご参加、お待ちしております!

(東京オフィス)

全国的な猛暑のようですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

0809_natuyasumi.jpg黒姫では涼しい日が続いていましたが、ようやく昨日から夏の日差しになりました。窓から聞こえるセミの声が、一層賑やかになったように感じます。

アファン事務局は以下のとおり、夏季休業をいただきます。

◆アファンセンター(黒姫)  8月10日(土)~14日(水)
◆東京オフィス         8月10日(土)~18日(日)

休業期間中にいただきましたメール、FAXにつきましては休業明けに順次対応させていただきます。
ご迷惑をお掛けしますが、どうぞご了承くださいますようお願い申し上げます。

 皆さま体調を崩しませんよう、充分にお気を付けください。

(事務局 一同)


0806_moriiku.jpg8月3日(土)はアファンの森育プログラム「夏休み生きもの研究」を開催しました。
小学生の親子を対象にした夏の特別企画。観察コースと標本コースに分かれ、それぞれ生き物の専門家と一緒に森で楽しく学びました。

☆観察コース『水の中に暮らす生きものをみてみよう』

観察コースでは、水の中の生きものを捕まえて調べることで、生きていくのに必要な環境や、どうやったら守ることができるのかを考えます。

森を観察しながら調査地まで移動する途中、池でタカネトンボの抜け殻を発見。池の上に飛んでいたタカネトンボを捕まえて、抜け殻と成虫を一緒に観察しました。「タカネトンボの胸は色がついているわけではなく、体の表面の細かい凸凹に光が反射して緑色に見えるんだよ」「捕まえた生きものは三角紙に入れると傷まないよ」。こんな説明には子どもはもちろんですが、お父さんお母さんがくいついてきます。

0806_kannsatu1.jpg  0806_kannsatu2.jpg

アファンの森にある弥生池にはたくさんのトンボが見られます。
春一番のオツネントンボ、シオヤトンボから、初夏のクロスジギンヤンマ、クロイトトンボ、モノサシトンボと続き、今はオニヤンマやヤブヤンマ、タカネトンボなどが多く見られます。

0806_ooruriboshi.jpgその中でも一番幅をきかせているのがオオルリボシヤンマです。
池の上をぐるぐるとパトロールして、他のトンボがやってくるとすかさずスクランブルを仕掛け、追い出します。

美しい瑠璃色をしたこのヤンマはアファンの森を代表する昆虫の1つです。

(黒姫事務局 福地)


麻布大学 野生動物学研究室では、3年前からアファンの森に自動撮影装置を設置し、森にどんな生きものがやってきているかを調べています。
今年も色々な動物が撮影されていると、高槻先生から写真をいただいたので、ご紹介します。

0801_tanuki.jpg 0801_tanuki2.jpg 0801_kitune.jpg

タヌキ(左・中央)にキツネ(右)。
彼らは夜中に姿を見せることが多いのですが、タヌキは珍しく昼間に撮影されました。
1ヶ月ほど前、職員の石井が森を整備している時にもタヌキとばったり出会い、タヌキは少し固まった後、びっくりした様子で逃げていったそうです。

0801_tukinowaguma.jpg 0801_nihonzika.jpg

そしてツキノワグマに、ニホンジカのオス。
普段はなかなか出会えませんが、この調査によって本州に生息する哺乳類のほとんどがアファンの森で確認されています。

整備や調査、散策など、アファンの森にはほぼ毎日人が入っていますが、夜の森は一変、野生動物たちが活き活きと活動しているようです。

(黒姫事務局 嶋本)


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