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アファンの森は今


フクロウの巣立ち

先週、巣箱から顔を出していたフクロウの巣立ちを確認しました。
そのことをアファンの森で鳥の調査をしていただいている川崎さんに連絡すると、早速確認しに来てくれ、レポートを書いてくれましたので、紹介します。

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先週の月曜日、黒姫のスタッフから「フクロウのヒナが巣立ったよ!」と連絡をもらいました。

フクロウは、巣立ちと言っても飛べるようになった訳ではなく、巣穴から(アファンは巣箱)出て近くの枝に止まり、親フクロウが持ってくる餌を待っている状態です。

巣のある木に、じっと止まっていてくれれば見つけやすいのですが、たいがい近くの別の木に止まってます。まだ飛べないヒナは、地面に飛びおりて… いや…落下して よちよち歩き、丈夫なくちばしと脚を使って垂直の幹を登ります。
 
枝ぶりが広々としたコブシなどの広葉樹に止まっていれば、見つけやすいし写真うつりもいいのに、枝葉の多いスギに止まっていることも多いのです。

翌日の火曜日に、さっそく見にいきました。

まずは巣箱のかけてあるスギを、上から下まで丹念に見ましたが見つかりません。
そして周辺の木を、一本づつ探してみるとスギの高いところから僕を見つめる二つの眼が…
ヒナを見守る母フクロウでした。
170523_fukurou02.jpg
カメラを向けると、僕を一瞥してふわりと森の奥に飛んでいきました。

やはりヒナは近くにいるはずだ。
しかし、30分ぐらい探したけど見つからず、近くにいるだろう母フクロウにも心配かけているので引き上げようと、少し離れて振り返るとスギの中に何かいるような気がしました。
双眼鏡でのぞいてみると… いた!
170523_fukurou03.jpg
スギの枝の隙間から、ちょっとだけ顔が見えました。

今年は2羽が孵化したので、もう1羽も近くにいるかな?
止まっているスギに近づいて下から見上げたけど、よく見えません。
今日は帰ろうと、ふと足元を見ると羽が落ちていました。

それはフクロウの羽でした。
そして、それはヒナの羽でした。

テンか?キツネか?
おそらく、地面に落ちたときに襲われたのでしょう。
170523_fukurou01.jpg
フクロウにとっては残念な事ですが、それは別の生き物の命に引き継がれたということです。

と、わかってますけどね…

もう1羽は無事に育ってほしいです。

(レポート文・写真 川崎公男)

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巣箱の中では2羽の雛を確認していましたが、巣立った段階では2羽の存在を確認できずにいました。巣立つタイミングが同時ではないので、まだ巣箱の中にいるのか?それとも巣立った後見つからないだけなのか?と思っていたら、、、、

自然は厳しいものです。

アファンではフクロウが棲める豊かな森になるようにと、整備はしていますが、フクロウを直接的に保護しているわけではありません。自然の生態系の中では当然こういうことは起こります。
フクロウだけが棲める森ではなく、たくさんの生き物が命の環でつながっている森を目指しています。

(黒姫事務局 大澤)

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